公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

夏の大量落車祭

2007-06-08 16:45:21 | 競輪

広島10レース、S級準決勝で、1名失格、6名落車というアクシデントが発生。

mms://prgvod01.digi-c.com/hiroshima/070607_070609/07060810.wmv

このレースでは、2回の落車シーンがあり、最終1センター付近で3番手を取り合う格好となっていた3・石毛克幸(失格)が、併走状態の2・ダミアン・ジェリンスキーを押し上げ、これでジェリンスキーが落車。さらに8・工正信と1・小林豊が乗り上げ。

さらに2センター付近で9・三槻智清が5・三浦稔希の内側をもぐりこもうとしたところ、バランスを崩してまず落ち、三槻と接触した三浦が続いて転倒。その煽りを食って、4・荒木真慈が乗り上げた。

結局捲り切った形の石毛が1着失格となり、都合1名失格、6名落車のレースとなる。

ま、ジェリンスキーの落車については、

「あんな程度の押し上げで落ちるなんて」

という声もでてきそうだが、日本の選手であっても落ちるときは落ちる。したがって落としたらダメなのは明白。

さらに、三槻のバランスを崩した落車というのも、どうして落ちるのかなぁ?と疑いたくなるもの。

広島では昨年、7名失格というとんでもないレースもあったが、今年はこれ。

お客さん離れが一層加速しないか心配である。

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峻ちゃん、何とA1級復帰

2007-06-08 10:56:05 | 競艇

「峻ちゃん」といっても、今の競艇ファンならば、

「加藤御大」

と言ったほうが通ると思うけど、昨日「マンスリーKYOTEI」を見てたら、何と加藤峻二が来月よりA1級復帰となることが書いてあった(来期ランク294位)。

既にサラリーマンでさえ、引退を余儀なくされている年齢(1942年生まれ)で、いまだ現役というだけでも敬服に値するのみだが、65歳にしてA1級復帰とは驚く他ない。当然、過去に65歳におけるA1級選手など、峻ちゃんの他にいまい。

そういえば最近、優参するケースもあり、もちろん優勝すれば競艇界最年長優勝となるわけだが、ひょっとするとそれも実現させてしまうかも。

さらにA1級となれば、G1の斡旋も増える。早速来月、徳山の周年の斡旋が入っている。

同期の北原が去り、年齢は上でも登録番号が下の彦坂ももちろんいない。野中は事実上現役を引退しているという中で、倉田、長瀬の時代から既にトップレーサーだった峻ちゃんが果たしてどこまでトップクラスとして君臨してくれるのか、これはもう舟券がどうとか関係ない興味津々な話。

少なくとも、今村豊が名人戦に出場できる年齢になるまで(あと3年後)は現役を続けたいと以前言っていた峻ちゃんだが、そんな話どころか、今から今村を名人戦で倒すことを考えているのではないか。

いや、A1級に上がった以上、周年あたりでそれを実現するかも?

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ダブルヘッダー

2007-06-08 10:03:37 | 現場レポート

そういえば去年、W記者が私に取材を申し込んできたときに、丁度住之江のナイターオープニング開催だったので、園田と住之江の「ダブルヘッダー」をやったことがあったな。

昨日は昨年以来の、2度目のダブルヘッダー。とはいっても、馬券も舟券も卒業したから、ただ見るだけってことになったが。

したがって競馬キンキも買わなかったし、ヨッチャンの予想ももちろん買わない。

まず園田。兵庫ダービーの開催日ということで行ってきたわけだが、園田では定番のAの3に座ると、隣のAの2に座っていた、バナナマンの何とか(名前忘れた)みたいな顔をしたアンちゃんがいきなり話かけて、以後そのアンちゃんと1日中しゃべっていた。

笠松から来たって言うことだから、

「ああ、あの、「あっはっは~」でおなじみの?大師匠がいるところの?」

というと、

「うん、あの人の弟子のなでしこの予想にはちょくちょく乗る」

だって(これを聞いた大師匠の「何!おう!しばいたろか!なでしこの師匠はワシやぞ!ワシ!」という姿が目に浮かぶ)。

しかしこのアンちゃん、うるさいの何のって。

金沢から騎乗しにきた吉原寛人のことを知らない客がいたので、

「吉原は金沢ではナンバーワンの騎手なんですよ!」

と延々とその客に話しかけてきたり、毎レースごとに

「これで買いました!」

とかいって、逐一私に買った馬券を見せびらかしたりしていた。

でもこれが結構当たっていて、

「あっはっは~!1~5着まで3連複で狙った馬が全部入ってます!」

「園田の指定席に入ってこれだけ調子がいいのは初めてだぁ!」

とかいって大声で叫ぶ始末。

恐らく私が馬券を買っていたら、こんなうるさい(ま、うるさいを通り越して「うざい」だだな)客がいたらズタズタにされていたかもしれない。卒業してよかったわ。

一方でそのアンちゃんから、先ほど書いた園田移転構想とか、はたまた上山と高崎は復活するかもしれない、とかいった話が出てきたりして、よく知っているなとは思ったけど。

しかし昨日の園田。いつものとおり「やってたな」。

アンちゃんの連れのオッサンは確か園田はおろか地方競馬は初めてだとかで、

「ここは馬がどうとか関係あらへんな」

と自信喪失状態。ま、園田といえば、確実に「やる」レースがあるから、いかにしてそれを見抜き(要はそんなレースを買わないこと)、確実に取れそうなところだけを狙って買うやり方が「必勝定番」?だが、案外、馬券を買う側に回ると気づかない。

でも、(以前買ってて)買わないと決めると、

「ほらなぁ!」

と思ったりする次第。アンちゃんもさすがにそのあたりは見抜けなかったみたいだが、

「でも400円しか買ってません!」

とかいって自分で慰めていたから、一方でそうした考え方ができるということは、それ相当に見抜いているのかも。

兵庫ダービーを見終わると、次は住之江のナイターへ。

ま、意外と客の入りは少なく、ひょっとしたら蒲の周年を売っている、BP梅田に客がながれていたのかもしれない。

有名なお好み焼き屋がある2階で見てたり、はたまたこの日は1開催に1日だけしかないライブがあったりしたのでそれを見たりしていたが、笹川賞のときのイン逃げオンパレードとは違って、センターからの捲りがズバズバ決まるケースもあって、8レースから見たけど、荒れ模様といった感じ。

ところで、くだんのお好み焼き屋といえば、W記者にも、

「ここは芸能人が来る有名なところ」

といって勧めたところでもあるが、まぁ、多少冷めていてもおいしかった。

それに、

「そうや、芸人もここへはよう来るで!」

とオバハンは自慢していた。

「これも横山のやっさんのおかげやな」

「おーっ!ワシはな!競艇が仕事で漫才が趣味なんじゃ!」

と(横山やっさん風に)言ったら、そのオバハンは大爆笑していた。


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園田競馬場移転構想

2007-06-08 05:32:35 | 競馬

最初にお断りしておくが、これは園田の関係者から聞いた話ではなく、座っていた指定席の隣にいた人から聞いた話だが、園田競馬場の移転計画があるとか。

というわけで関連した話を検索していたところ、4月13日付の神戸新聞に掲載されていた。園田と姫路を統合し(姫路の競馬開催を廃止。園田は移転という形にして、競馬の開催はしないが、調教馬場として残す方向だとか。)、尼崎臨海部に国際規格の競馬場を建設するプランが持ち上がっているとか。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000300261.shtml

ま、競馬場建設費用に100億円見積もられていることや、それを6年で回収するという根拠が見当たらないので、現実的にどうかな、という点も懸念されるが、確かに今の園田の施設は老朽化しているし、またスタンド、コースともに手狭。まぁ、本当に6年で回収可能になるのであれば、早急に調査・検討してもらいたい気がする。

というか、もしこの競馬場ができれば公営競技場のあり方も変わってくる可能性大。

つまり、事実上の「新設」ができやすくなる可能性があるということ。

さらにナイター開催も視野に入れられているらしいし、また競馬場候補地はJR西日本の遊休土地という話も上がっているみたい。

つまりこれは想像だが、阪急・阪神HDへの対抗策として、JR西日本が一枚かんでいる可能性があるといえる。

尼崎~京橋までは既に東西線を開通させているJR西日本なだけに、尼崎を基点として、尼崎臨港へ向けての新線を開通させれば、大阪市内からも至便なアクセスとなり、ナイターとなれば、当然ビジネスマン客を充てこめる。

また、関連の記事はこちらにもある。

http://blog.so-net.ne.jp/horsephoto/2007-04-23


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