大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

第30回肘関節学会のアスリート講演 

2018年03月05日 | 学会
東京の先生は有名人とのかかわりが凄いんですね~
元プロ野球選手の桑田真澄さんが学会中、1時間の講演をされました。

話も上手で、聴いている人の集中力を下げない工夫(サプライズで
客席指名して答えさせたり、それに対してサイン色紙を渡したり)
もこらしていたりで。
幼い頃から世界的に有名な投手のフォームを研究したり、
高校時代は5時間以上練習しない、とか、甲子園が終わった後は1か月
投球を休む、など、その当時から自分のコンディションを考え
プロで活躍するためには今すべきことと、肘を守ることも含めた
練習をしてきたことに驚きました。

実際、肘を痛めて外来にくるリトルリーグの子供たちは、監督、親も含め
今すぐ完治したい思いで通院する人が多い印象です。
でも、なんで肘を痛めたかを考えて、例えば体が硬すぎるとか、
投球フォームがおかしいとか、投球数が多すぎるとか、そういったことも含め
治療していかなとだめなんですが、なかなかこれができない環境が多いですね。

学会2日目にはプロボクサーの村田諒太さんの講演でしたが、
話はいまいちですが、やはり男前です。あれだけ顔殴られているのに、
崩れないんですね~

この二人に共通していたのは、自分がどれだけ努力したかについては
一切話しません。才能ももちろんあっただろうけど、努力もおしまなかったはず。
一流の人っていうのはこういうことなんかな~

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