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大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

死体からの移植

2009年07月08日 | 学会
2年前にアテネで開催された国際マイクロサージャリー学会ですが、今回は日本の沖縄で開催されました。

マイクロサージャリー学会なので、普段あまり目にしない形成外科領域の発表も多く、そのなかでも驚いたのでは、「顔面移植」でした。

アメリカでは死体から手をもらって、手のない患者さんに移植をしているんですが、最近では顔面の皮膚も死体からもらって、やけどや腫瘍などで顔にひどい損傷をうけた患者さんに移植しているそうです。日本のテレビでも放送されたそうですが、チームのトップはきれいな女医さんで、確かにマスコミうけしそうです。でも、死体から皮膚を剥ぎとるという行為から、世論の反感も多い中、自分の信じた道を貫く姿がかっこよかったです。確かに、移植をうけた患者さんの顔の損傷はかわいそうなもので、私個人としては、やってあげてほしいと思いました。

学会の夜には学会主催のパーティがあり、沖縄民謡を聞きながら(写真)沖縄そばを堪能してしまいました。

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