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大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

韓国ドラマをもっと深く

2009年04月17日 | 旅行
300年から500年ごろに伝わった仏教ですが、三国時代(高句麗、百済、新羅)から統一新羅、その後の高麗までは仏教。その後、14世紀には李氏朝鮮となりますが、李氏朝鮮時代では仏教は排除され、儒教にがらっとかわります。なので、寺は山へとおいやられ、韓国時代劇でも寺といば山奥までみんなでかけます。

儒教は知っての通り男尊女卑、かつ両班制度という厳しい身分制度がありました。
三国時代には女性もいろんな分野で活躍していたそうですが、儒教になってからは全くだめ。「チャングムの誓い」はそういう時代で活躍した珍しい存在みたいです。

韓国の世界遺産

2009年04月17日 | 旅行
世界遺産は佛国寺(プルグッサ)と石窟庵(ソックラム)があるんですが、新羅に仏教が伝来したのは500年ごろです。よって佛国寺(プルグッサ)はその頃に建てられさらに増築を繰り返し、現在の何倍もの敷地をしめていたそうです。佛国寺(プルグッサ)は文字通り寺なんですが、佛国寺(プルグッサ)から少し離れた石窟庵(ソックラム)というのは、山の中に作られた人工の石窟で、その中に如来座像が安置されてます。
石窟庵は韓国に於ける彫刻史の頂点をなす作品として、その重要性は計り知れないそうです。このせりふって、どっかで聞いたことあるな~ そやそや、東照宮でした。あそこは彫刻だらけなんで。

しかし佛国寺(プルグッサ)は1592年文禄の役にて建物は焼失、以後朝鮮時代に再建と修復が行われたが、現在見ることの出来る建物は1970年以降に国が実施した復元工事によるものであるのが残念である。

写真は佛国寺(プルグッサ)の代表的景色

世界遺産よりすごいものとは?

2009年04月17日 | 旅行
慶州にいって一番感動したのは、世界遺産ではなく、意外にも慶州博物館でした。そこには、1000年以上前の古墳(天馬塚チョンマチョン)の中にあった王様(誰かは不明)の冠や帯(金製)がものすごくきれいな状態で保管されてます。その保管状態のよさはどれほどかというと、「えっ、昨日作ったん?!」ぐらいの勢いです。でも、ほんと、1000年以上前に王様がかぶっていたものが飾りの細部までそのままの状態できれいに残っているってすごくないでしょうか!残念ながらフラッシュ撮影禁止なんで、この感動が伝わる写真はとれませんでした・・・ので、ネットから拝借。

この冠が眠っていた天馬塚という古墳は、大陵苑(テヌンウォン)という古墳が何個も点在している古墳公園の中にあります。王様はだれかは未だ謎なんですが、古墳の壁に天馬の絵があったことから天馬塚と呼ばれているそうです。

謎なだけにこの冠、神秘的ですよね~