犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

散歩に連れて行ってくれる犬

2016-02-27 07:41:59 | 日記


 7時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。曇り。

 ある家の庭にアセビのピンクの花が咲いていた。可憐だが全身毒なのだそうだ。

 小学校を過ぎて真っ直ぐの坂道を下っていると右手の公園の金網にジョウビタキがいた。さっと4,5m離れた木に移った。警戒はしているが遠くには逃げない。何時もここにいるジョウビタキのようである。だから我々をさほど危険視していないのかも知れない。

 7時35分に帰着。犬は庭を巡検する。そしてイヌムギの葉を少し食べた。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 暖かくなった。グラウンドの公園側に若い柴犬とポメラニアンが3匹、それぞれの飼い主が3人いた。
 柴犬がさっとやってきたので頭を撫でてやる。我が犬は柴犬の飼い主に撫でて貰っていた。私が何をしても怒らんのよと言って尻尾を何度も絞った。
 ポメラニアンがやって来ると我が犬は避けて先に行きたがった。仕方がないので、それで分かれる。

 ・・・
 午前10時前に奥の部屋で寝ている犬の所に散歩の時に何時も持っている小さな手提げを持って行って散歩に行くかねと言うと犬はゆっくり立ち上がった。この手提げに誘われたのか散歩という言葉を理解したのか、どちらかは分からないが、どちらも判断材料になったのかも知れないが、兎に角、犬は立ち上がり私の所にやってきた。
 駐車場に連れて行き助手席のドアを開けると犬は乗るのに少し嫌がる素振りを見せた。入りと言うと犬は勢いを付けてフロアに飛び上がりそれから助手席に上がって座った。
 犬はどこに行くのかまったく知らない。私の犬に対する行動に信頼を置いているのだろう。そうするしかないのかも知れない。



 12ヶ月点検で近くのディーラーに行く。
 メカニックに少し傾斜のある所に駐車する時、サイドブレーキをかけブレーキペダルから足を離すと少し動くことがあることを言う。それからバックのハッチの開くのに時間を要することがあることを指摘する。
 営業担当者が来た時に、我が犬はその人に向かって吠えた。

 点検は1時間かかるということなので犬を連れて散歩する。所が車のキーを渡すのを忘れたので戻る。少し行って手提げを忘れたので戻る。敷地を出る時、犬は目を剝いてリードを噛んだ。腹を立てている証拠だ。一体、何をやっているんだと責めているようである。確かにその通りである。



 命豊かな川の河口に行く。以前の散歩コースである。果たして犬は覚えているのだろうか。
 風で川はゆっくり逆流していた。空にはトビが集まっていた。カラスもいる。ウも海の方に飛んで行った。ヘリコプターが爆音を響かせて飛んでいた。

 約45分間、散歩をして戻る。

 隣のテーブルに座っている人が触って良いですかと言うのでどうぞと答える。
 以前、犬を飼っていたが死んだそうだ。それからは犬を飼えなくなったとのこと。ご主人を亡くしてしばらくして犬が死んだそうだ。主人の時はそうでもなかったのに、犬が死んだ時は本当に悲しかったとのこと。

 犬は人のことや言葉が分からないで生きているので、それは不憫だなあと思うことがあることを言う。

 また、別の人も触って良いですかと言うのでどうぞと答える。犬はさっきの人に飽きて、この新しい人に興味津々の態度だったからだ。

 メカニックが来て説明する。
 駐車後、車が少し動くことに関してはサイドブレーキの効きを強くしたとのこと。
 ハッチの方は接触するゴムにシリコンを塗って離れやすくしたとのこと。

 担当者が飼っていた犬の話をした。もう何年か前に死んだそうだが、犬を散歩に連れてやっていたつもりだったが、実は自分が散歩に連れて行って貰っていたことに気付いたそうだ。犬がいるから散歩に行くが犬がいないと雨が降っているから止めよう、少し寒いから止めようで結局、散歩を止めたそうだ。それは大変良く分かる。
 話が続いていると助手席の犬がワンと吠えた。あっ、早く帰りたがっとると言って私も車に乗り帰る。
 ・・・

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。
 上空をトビが舞っていた。上昇気流を捉えているのだろう。

 カモメが南西の風を受けて滑空していた。そうか、ぽっかりと宙に浮いていると楽しいだけではなく安全なのだと思い至った。

 突堤の先端まで行って戻る。犬は糞をしなかったが、午前の散歩でしたからだろうと思う。深夜や未明は勘弁して欲しいと思う。

 4時半に帰着。