6時半に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。
連日の好天で高温になりその熱が体に溜まってきた。だから、ちょっと歩くと汗だくになる。勿論、犬の引っ張りに抗するため力を出す度に汗は噴き出す。
Tシャツはびっしょりになった。風呂に入っているようなものだ。汗が垂れて眼鏡の玉に当たった。ズボンの膝の部分が汗で黒くなった。道路を渡るかすかな風だけが私の推進力だ。
犬はハアハア言う割にはあちこち行きたがった。が、1回も休まなかった所からすると気温が少し下がっているのかも知れない。
坂道の途中にある公園の真ん中に小さな櫓が組まれてあった。盆踊りでもあるのだろうか。
神社の方から煙火の音が聞こえてきた。今日は夏祭りだ。
7時5分に帰着。
昨夕の散歩について
6時10分に犬の散歩に出掛ける。
いつものコースである。公園、グラウンドを通って海岸に向かい海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りて北に向かい大きな川に至り突堤の先端まで行って戻ってきた。
・・・
午後、市立考古博物館のボランティア活動をする。
すべてが終わってトイレに行った時、考えたら12時から15時30分まで立ちっぱなしであったことに気付いた。
世界スカウトジャンボリーの関連行事で日本、スウェーデン、イタリア、ペルー、フィンランド、香港から中学生と高校生が考古博物館にやってきた。全員で80名。
学習室で語学ボランティアと博物館ボランティアに対してブリーフィングがあった。
ホールで入ってくる子供たちを職員、語学ボランティア、博物館ボランティア(例によって黄色のエプロンを着用し首からIDカードを垂らし、この度は勾玉も垂らしている)が拍手で歓迎する。入ってくる子供たちは外国人という感じではなく若者だという感覚が強くある。外国人の同世代の方が日本の若者より通じ合えるとの感覚もある。
実際、顔を見ても何人か分からない。日本人は分かった。香港も分かった。
彼らの昼食はファストフード風のものだった。昼食後、展示室の自由見学となる。
自分の役割分担が外に出ようとする子供を止めるということだったのでホールで立っていた。トイレの場所を聞かれた。Over thereとかThis wayとか手で示したりちょっと一緒に歩いたりする。
外に出ることは禁じられている。どうしてもという時は、同行してということだ。それは既に一行の中に熱中症で倒れた子がいるからだそうだ。
出ようとした子がいたらどう言うんだっけと考えた。
You are not allowed to go out of this house now.か。その前にExcuse me butを付けるか。
日本人が出ようとしたので止めたら携帯をかけたいのでと言うので中で良いと言う。
香港の人が外に出ようとしたのでExcuse me but you are not allowed to go out of this house right now.と言ったのだが、通じなかったようだ。後で聞くと、全員が英語が分かるわけではなくグループの中、何人かが分かるそうだ。そして彼らが仲間に対して通訳をするらしい。スカウトの公用語は英語とフランス語と語学ボランティアの人に聞いた。今の時代、フランス語が付いているのがご愛敬のように感じた。創立年代が古いのだろう。
話す口調や態度から見て外に出るわけではないというような感じがした。兎に角、付いて行こうと一緒に外に出た。暑い。彼らは正面玄関の写真を撮ると中に入った。
また、バスに忘れ物をしたという日本人がいた。よし行こうと一緒に行くが、この子が走る走る。それでこちらも追っかけて走る走る。
眼鏡のようなものを手にして戻って来た。帰りも走りに走る。
交流行事として勾玉作りが始まった。私は手がかぶれているので勾玉作りをしたことがない。丁寧に教えるボランティアもいるし積極的に関わって自分がやっている人もいた。が、昔からその当人がやるべきだし、手出しは無用だと思っている私は丸くなったねとか、もうちょっとよなどという助言に留めた。
勾玉作りは小学生用のプログラムなので時間的に早く終わった。そのことは分かっていたとある所員は言った。また、早く仕上げるグループについてその民族性とからめて解釈した。そういう見解を述べることが何か重大な意味があるかのように。
見送りに外に出る。歓迎の時と同じ面々である。2台のバスを手を振って見送る。きらら浜に戻るとのこと。
勾玉作りの後片付けをして学習室で労いの言葉を貰った。次回は月曜日で休館なので通用口から入ることになるそうだ。
赤米のプランターの横にミニトマトが生えてきて青い実を付けていると聞いたので見た。一緒に田植えをした人たちも感心して見ていた。
・・・
犬は浜に下りて波打ち際に行ってすぐに腹這いになった。今回、何度腹這いになったことだろう。突堤から下りてからは頻繁になった。しばらく待ってから行こうかと声を掛けると犬は立ち上がってすぐに同じ所に腹這いになったり、4,5m行って腹這いになったりした。暑いから仕方のないことだ。
7時5分に帰着。