犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

時間の各点各点が生きている証

2016-03-28 08:06:24 | 日記


 7時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 国道を渡り大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上し市の施設の敷地を通るコースを歩く。晴れ。

 8時10分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時5分前に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 公園まで犬は殆ど突進。公園に上がる階段もリードを緩めたので犬は安心して跳び上がった。自分の安全には万全の配慮をしているようだ。注意深いというか臆病というか、兎に角、この犬の賢さを示している。

 公園に至る前に中道の枝道の向こうに若い柴犬を連れた人を見掛けたが殆ど一瞬だった。僅かの差が邂逅を決める。が、僅かの差でなくてもそういうことはある。問題は人間の感覚である。僅かの差を感じたい人は、つまり刹那感を覚えたい人はそういう種類の体験を重視する。

 突堤の先端まで行って戻る。

 帰路、グラウンドの回りの桜の木を見て回ると花の開いたものもあった。2つ3つだが。ここは海より遙かに暖かい。桜は蕾は濃いピンクだが開くとほんのりピンクになる。開いちゃうと薄まっちゃうということだ。何かアナロジーがありそうだ。
 チューブから出した絵の具を水で紙の上に広げるようなものだ。

 犬は最後までペースが落ちずに快調に駆けた。
 おまえもそんなに若くはないのだから無理することはないんだよと言いたい所だが犬にとってはその時、その時の点が生きている証なので各点でベストを尽くすのだ。余り前後のことは考えているようには見えない。それをこちらが無理をしないように良いように操らねばならないのだろう。

 4時半に帰着。