7時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。
幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。曇っている。
少しずつ犬をリードしていこうと試みている。が、突然の犬の動きに虚を突かれいつの間にか犬の恣に動かされていたりする。犬は連発銃のように矢継ぎ早に動きを変化させるからだ。もとより年寄りの及ぶ所ではない。所期の思いとは別に犬がリードをしているのが現実なのだ。それでも犬が自分のペースで歩き、鼻高々の油断を突いて、こちらがリードしたりした。その時間は短いし回数は少ない。一矢報いたという感じか。兎に角、散歩は100%犬の思うがままではないということが肝心だと思う。
7時25分に帰着。
昨夕の散歩について
4時5分に犬の散歩に出掛ける。
公園、グラウンドを通って海岸に向かう。
海辺のカフェの駐車場の端から浜に下りて南に向かう。行ける所まで行って引き返し、階段を上って海岸道路に出る。
・・・
来客があった。それを最初に教えてくれたのは玄関のチャイムではなく犬の吠え声だった。
犬は奥から玄関に出て来て吠えた。
客は犬は大丈夫と言うので中に入って貰った。犬はその人に向かって大きな声で吠え続けた。こちらは犬を抱いて宥めた。犬は吠える以外攻撃的な姿勢はまったくなく、むしろ尻尾は振るし、相手をしきりに嗅いだりしていた。
犬は自分の用が済めば、普通、また奥の自分の居所に戻るのだが、気になるのか、そこに置いてある赤い赤ちゃん布団に座り込んだ。そして、もう吠えないでじっとこちらを見ていた。
我々が話している間、そこに控えていて、恰も何かあった時にはすぐ行動できるように待機しているようにも思えた。
客が帰ると犬はすぐに自分の居所に戻った。犬に守られていたのだろうか。少なくとも、犬は守ってやっていたと思っているのではないかと思う。
・・・
テニスクラブや手入れの良く行き届いた畑を右手に見て歩く。少し小雨が降っていた。
4時40分に帰着。