犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

2013年8月13日(火)

2013-08-13 07:45:17 | 日記


 門を出て、犬があちこちに行く。どうも近くに猫を感じているようだ。最近、猫が増えてきたように感じる。路上にキャットフードを見かけることもある。犬に対する猫の態度もいろいろで、リードで制御されているのが分かっているのか、どうせ大したことは出来やしまいと泰然自若とした仙人もいれば、さっさと難を避ける君子もいれば、対抗する気十分の猛者もいる。その違いは性格によるのか、年齢、経験によるのか。

 散歩の始めは、暗くて路面がよく見えない。国道に出て橋を渡った。渡った所にあるコンビニの前で早くも犬は腹這いになった。まだ10分もたっていない。もう、疲れたはないだろうと、行くぞと声を掛けた。信号が青に変わった。素直に立ち上がって横断歩道を渡った。

 今日は川で山で野原でいろいろな小鳥の鳴き声を聞いた。ここでうまく再現できないのが残念であるが、キュウイとかピイイとか鳴いていた。コオロギ、カエル、セミの鳴き声も聞いた。稲の上をツバメが4,5羽すれすれに飛んでいた。必要だからしている。餌捕りか。遊ぶ暇はない。選択肢はないと考えても良い。設計図に書かれた通りに行動するしかない。ツバメに限らない。させられているのかもしれない。人間にもその観点が大切に思えることがある。

 空気が冷めていず、蒸し暑いことに変わりはないが、昨日までのムッとする耐えられない暑さではなくなっていた。

 昨日と大体同じコースを歩いた。丘陵の頂の手前で左折のチャンスがある所で、わざとゆっくり歩いたが、犬はまっすぐ行こうとしたので、大丈夫なのだろうと判断してまっすぐに行った。そして、川に至る直前で北東の空に飛行機雲らしきものが伸びているのに気が付いた。先端は小さいが、輝きが雲とは違う。形を持った物の強さが感じられた。その形と雲との間にはわずかの切れ目がある。雲は伸びてはいるが、後の方はどんどん消えて行く。歩いていて、また、その方向を見上げたら消えていた。あれっと、上空を見回すと、頭上にあった。飛行機の形がはっきりと分かった。南西に向かっているようだ。間もなく雲間に消えてしまった。北東から南西へ。地図を思い浮かべた。松江から福岡へかな。

 川沿いに下る。チドリだろう、一羽忙しく飛んでは下り飛んでは下りを繰り返していた。駅裏に到着。ここは犬が腹這いになる所である。その場所には人がいたからか、止まらなかった。市の施設の敷地に入り砂利道を歩く。表門の方から出て緩やかな坂を下る。踏切を渡り国道へ。そこで犬は腹這いになった。昨夕は波打ち際で10分以上腹這いになっていた。たっぷり水を吸っているので、砂が落ちない。でも、今は綺麗になっている。家の中で塩気の付いた砂を落としたに違いない。
 腹這いになった時、後ろ足は足裏を表に向けているので肉球を触ってみた。少し硬い感じがした。玄関のタイルなどで足元がよく滑っているのを見る。ツルンツルンと。嫌だろうなと思う。

 1時間強かかって6時20分頃、帰着。