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ニュースの重箱の隅をつつく その27 佐野浅夫さんとATM詐欺と日本のセキュリティ

2022年10月07日 | ニュース

佐野浅夫さん追悼

 

8月に佐野浅夫さんが亡くなられた。新聞の記事には今まで出演された劇やドラマが紹介されていたが、NHKラジオ第二の「お話出てこい」も出ていた。平日(現在は月~水)朝の15分番組で、昔話など児童向けの話をしている地味な番組なので意外な感じがした。長くやっていましたけどね。それに最初の語り「出て来た、出て来た、出て来たよ!そうら出て来た!」はなかなか良い味がある。「お話出てこい」では、今も時々佐野浅夫さんが出ています。

 

ATM詐欺は無くならない訳だ!

 

TVでやっていた話。詐欺にだまされない自信があったという70代の女性。還付金の名目でATMに行かされて、ケータイの指示で振り込みをさせられてしまった。なんで信用したかというと、詐欺グループが使用した電話は03で始まる固定電話だったから。ホントかいな? 

 

だいたい「還付金」と「ATM」と「ケータイ」のどれか二つでも詐欺を疑う必要があるのに、三つが揃っていると完全に詐欺でしょう! これで詐欺にだまされない自信があったというのは、首をひねって捻挫しそう。これで不審に思わなかったのは、「ボーと生きて来た」と言わざるを得ない。だいたい固定電話だから信用したなんて、根本から間違っている。これでは、日本に詐欺は無くならない。

 

ここで思い出すのが、旧統一教会。旧統一教会に虐められて貶されて、中年から高齢の女性は金を巻き上げられる。若い女性は合同結婚式で肉体労働させられる。それでも気付かないなんて、日本の女性の従順なこと! こういう人はたまにいるけど、滅多にいない。韓国に嫁いだ日本人女性は数千人いるらしいから、従順な日本人女性はみんな韓国に行ってしまったので、従順な女性は日本にいなくなったかもしれない。(この話は内緒にしてください)

 

日本のセキュリティは見かけだけ

 

偽の国会議員バッジを着け、厚生労働省などが入る霞が関の中央合同庁舎5号館に正門から入った男が9月20日に逮捕された。この男は「国会議事堂や国土交通省、経済産業省、警視庁丸の内庁舎などにも侵入した」と話しているという。

 

国会議員は、議員バッジを付けているだけで、役所の正面から堂々と入れるのなら、こういうことが起きても驚かないし、起きるべくして起きた事件です。日本のセキュリティのレベルは見掛け倒しのこんな程度です。

 

(日本の会社のセキュリティの悪い例について、2019年05月06日のブログ「日本のセキュリティってこんなもんや ~お茶の水女子大学附属中学校の机にナイフが置かれていた事件に関して~」にも書いています)

 

2022年10月7日

 

 


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