東大の地盤沈下
最近、東大の地盤沈下をつくづく感じる。新型コロナウイルスでは目立たなかったし、ワクチン開発でも何も出てこない。東大の地盤沈下を感じる理由として、TVに出てくる東大の人が以前と比べて少ない。(残念ながら、数値的なデータをもちあわせていない。感覚的な印象です)
東大のそもそもの創立の目的は、役人の養成です。それに国家プロジェクトの推進というのが付け加わった。あとは、私の個人的意見ですが、新しい技術や世界情勢の解説が出来れば良い。
ところが、東大生にとって役人の人気はダダ下がりになり、役人志望の東大生は減ってきている。国家プロジェクトも最近は減っているし、その成果も芳しくない。それで最近の東大はコンサルタントの養成学校みたいになっている。
東大の実力が低下したように見えるのは、他大学の実力が上昇したのであれば喜ばしいが、そう言い切るのも憚れる。
TVに出て来る東大の人は「特任」が多い
最近、TVを見ていると、東大の「特任」という名前の付いた教授・准教授・助教・講師が良く出て来る。「特任」という名前が付くのは有期雇用の人たちで、「特任」が付かない人がなんで出て来ないのかと不思議に思う。その分野に詳しい、「特任」ではない人がいないので、「特任」の人を急いで雇ったのかなと思う。そうではないと思いたいのだけど。
TVに「特任」の人が出て来る理由
昔から東大にいる「特任」でない人は、昔からの技術に浸っていて新しい技術の波に乗れないのかなと想像している。それで、「特任」の人たちを急いで雇って見栄えを良くしているのかな?
東大に有期雇用の人は多い?
そこで、東大には有期雇用の人が実際に多いのかなと、京大、東北大と比較してみた。下の表は、ホームページで探した数字です。
(注)東北大は有期とそうでない教員を分けていない
東北大は、有期の人の数字が出ていないので、京大との比較だけになるが、これで見ると東大が特に「特任」すなわち「有期」の人が多い訳では無さそうです。じゃあ、なんでTVに出て来る人に「特任」が多いのかな? 比率は同じでも、絶対数は多いからかなあ?
データが少ないので明確なことは言えなかったけど、今後も継続して調べていきたい。
2024年6月9日
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