ほぼ週二 横浜の山の中通信

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ニュースの重箱の隅をつつく その21 旧統一教会(中)

2022年08月30日 | ニュース

二重瞼

 

一重の人の中には、二重にしたいと思っている人が多いようで、S美容外科は盛んにTV・CMを行っている。価格は両目で約3万円とお手頃。

 

最近のTVを見ていると「この人の二重は違和感があるなあ!」と思う時がある。一人目は、旧統一教会の創立者の文鮮明。広い額の下の小っちゃい目ん玉に二重は不釣り合い。二人目は山際経済再生担当相。表情が無い顔に二重は違和感がある。(個人的見解です)

 

「勝共」の旧統一教会が北朝鮮と仲よくする不思議

 

旧統一教会の創立者は、北朝鮮の金日成と仲良くしていたり、北朝鮮に投資をしていたり。これって、旧統一教会傘下の「国際勝共連合」の考え方と相反するのでは?という当然の疑問がある。

 

この疑問に対して、旧統一教会を長年取材している人が、「旧統一教会は『勝共』なのであって『反共』ではない。共産主義に勝てればよい」と言っていた。これって、言葉の遊びでしかない。私はこんな言葉の遊びでは納得できない。

 

もしかしたら、「国際勝共連合」は旧統一教会が岸元首相に近づくための方便だったのかな? しかし、日本の「国際勝共連合」関係者(どちらかと言えば右翼ですよね)は、旧統一教会の教えに違和感を持たなかったのかな? 日本の右翼の人たちの考えと旧統一教会の教えは水と油のような気がするけど?

 

北朝鮮が「勝共」の旧統一教会を重宝する理由

 

金かな? 日本から集めた金を持ってきてくれる。それに情報。韓国の情報が取れるし、アメリカの保守層からの情報も取れる。しかし、旧統一教会傘下の「国際勝共連合」をどう見ていたのか? 旧統一教会は、金日成に「『国際勝共連合』は日本の自民党に取り入るための組織であって、対北朝鮮の活動はしない」とでも言ったのかな?

 

安倍元首相の狙撃事件のもう一つの見方

 

週刊ダイヤモンドの2022年8月27日号には、元検事の郷原信郎氏が興味深いことを書いていた。その一部を引用すると「(安倍元首相は)大声で反対してくる人には徹底的な敵視と排除という形で対処してきたが、見えないところに『無言の敵』がいることを認識していなかった」

 

きっとそうだと思う。狙撃事件が起きたかどうかは別にして、長期政権であり、無理を押し通す安倍政権の「澱(おり)」が日本国内に溜まっていたはず。それに安倍元首相は気が付ていなかったし、警察も気が付いていなかった。

 

街頭演説で完璧な警護など出来ない

 

安倍元首相が近鉄の大和西大寺駅前で行っていた街頭演説中に狙撃された事件において、元首相の後方の警備に穴があったのは確かだけど、そもそも街頭演説で完璧な警護は出来ないのは明らか。

 

街頭演説は、開放的な空間で、不特定多数の人たちを聴衆にしているし、聴衆の手荷物検査をするわけにいかない。こういう状況で警護の人をいくら増やしたところで、完璧な警護が出来るわけがない。変なところに金をかけないで欲しい。街頭演説で警備を厳しくすると、その政党の決起集会と変わらなくなり、街頭演説でなくなる。

 

首相の街頭演説の様子については、2022年07月10日のブログ「ニュースの重箱の隅をつつく その17  安倍元首相銃撃事件とロシアの肩を持つ佐藤優氏」の中の項「警備が厳重になると街頭演説する意味が無い」を参照。

または2017年10月05日の「日本人は控えめでとても礼儀正しい。しかし、それは国際政治では役に立たない」の冒頭部分を参照。

 

2022年8月30日

 


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