週刊東洋経済 ダイヤモンド に載っていた話です。京都人(京都市内在住という意味)は住所を書く時、「京都府」から書かないで「京都市」から始めるのは、京都人のプライドのせいだと京都人以外から言われているそうです。
この文を書いた人も、他県で住所を書く機会があった時に「京都市」から書き始めたら「やはりそうなんだ」と言われたとか。
本当にそうなんですかね? これって、姑が嫁に言う文句のように、重箱隅のような感じがする。
私も「京都府」を省いて書きますが、これは単純に「面倒くさい」から。私の実家は下図のような場所にあるとすると
住所表示は
となるので長い。これに「京都府」なんて書けるか!という感じ。住所欄によっては、こんなに書けるスペースが無い。
それに、京都市や大阪市などの政令指定都市の場合、住所に府や県は省略できるというのを昔聞いた覚えがある。大阪市の人も「大阪府」から書き始めないと思う。名古屋の人も「愛知県」から書き始めないのでは?
ここ横浜市の場合も「神奈川県」から書き始めないで、「横浜市」からが一般的です。何の役に立たないのに4文字もかけるか!という感じ。
東京都だけは区部も区部以外も、「東京都」から始めるのが普通なので、これはこれで一種の特権意識を持つかもしれない。
政令指定都市も「府」や「県」、「道」を付け始めたのは、住所録の「くそソフト」が使われるようになってからです。
2017.12.04
関連の「政令指定都市に道府県名は必要か?」も参照してください。