最近の中国の外交は良くわかりませんね。
韓国とTHAAD配備で仲が悪くなったと思ったら、10月末の中韓合意で韓国は「三不」を約束したので関係改善の方向だとか?
「三不」とは
1. 韓国は米国のミサイル防衛(MD)体制に加わらない
2. 日米韓安保協力が三カ国軍事同盟に発展することはない
3. 韓国はTHAAD(サード)の追加配備を検討しない
韓国は中国には従順ですね。中国に恫喝されたら直ぐに従う。日本に対するように、前の政権の決めたことは知らん!とひっくり返すようなことはしないし、黄海を西海と呼べ!なんて要求はしないだろうな。
一方、中国の習近平主席は、11月11日のベトナム・ダナンでの日中首脳会談で、にこやかに安倍首相と握手した。
この会談では
①習主席から今回の会談は日中関係の新たなスタートとなると発言
②安倍首相は適切な時期に自身の訪中と習主席の来日を提案
③日中韓首脳会談をできる限り早い時期に開催する
を決めたと報道されています。
日本のあるメディアは関係改善の糸口になると書いているが、中国系メディアは「中国は塩対応だった」と書いているので、どっちが本当なんだかよくわからない。
私は、安倍首相と習主席がにこやかに握手するのを見て、中国は日本と関係改善するつもりに見えた。今までこんなことは無かったので、急に仲良くする(と私には見えた)のはなぜ? ただし、②の「安倍首相の訪中と習主席の来日」はまだ早い。とてもそういう時期ではない。①はどういう意味なのかわからない。③は韓国が嫌がっているとか?
ところで、喧嘩している嫁さんが急ににこやかになったり、仲の悪い会社の上司から突然にこやかに握手されたりすると、「何か裏がある」と疑うのは当然です。もしかしたら、離婚を宣告されたり、どっかに飛ばされたりするかも? 計画経済の社会主義ですから、中国に何かの計画(魂胆というべきか)があるはず。
あるいは、中国系メディアが言うように、あれはやはり「中国は塩対応だった」かもしれません。今、日本との関係を急いで改善する必要があるのかな?と思う。習主席は内輪の会合で、尖閣諸島を取りに行くと言ったと報道されているので、安倍首相と習主席の握手は、「隙があたら、尖閣を取りに行くぞ!」という挨拶だったかもしれない。
中国にどういう意図があるのか、あと半年もすれば意図が露わになるはず。もしかして、南シナ海のように、機が熟すのを待って、その時が来たらサッとやってしまって既成事実を作ることになるのか?
2017.12.07
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