ほぼ週二 横浜の山の中通信

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モノマネ中毒の中国は軍事力でも

2024年07月18日 | 国際・政治(中国)

中国人は米国の軍事施設への侵入を試みる

 

2023年9月4日のウォール・ストリート・ジャーナル日本版は「米軍基地への中国人侵入者、スパイ活動の懸念」を報道しています。

 

中国人が時に観光客を装って米国内の軍事基地や機密施設に侵入するケースが、ここ数年で100回にも上っているという内容。例えば、米軍のミサイル発射場への侵入した中国人や、フロリダ州にある米政府のロケット発射施設付近の濁った海を泳いでいたスキューバダイバーらしき人がいるらしい。

 

アメリカでこういう状態なら、日本でもこういうことがあるはず。報道されていないけど。それとも、日本の軍事情報は筒抜けなので、敢えて収集する必要は無いのかな? それでも、沖縄や首都圏にあるアメリカの軍事施設に中国は興味があるはず。

 

米軍横田基地公開

 

2017年9月に米軍横田基地を見に行ったことがある。この日は一般人が中まで入れるので多くの人が来ていたが、途中の道では反対運動も行われていた。入り口で簡単な所持品チェックを受けて中に入ると、滑走路脇に多数の軍用機が並んで展示されていた。この様子は2018年07月21日のブログ「少しは中国を警戒した方が良いんじゃないの」に書いている。

 

会場の入り口で並んでいた時、中国語らしい言葉を話す二人づれがいたが、「スパイがこんなところに来るわけないよな」と思ったものでした。

 

並んだ軍用機の中にプロペラ機が多かったので、「古い機体を何年使っているんだ」とか、「米軍も後方部隊には金が無いな」とか、「だから日本人にも一般公開しているんだ」と思ったものです。一番奥に無人偵察機「グローバルホーク」が展示されていたが、周囲に米軍関係者は誰もいなかった。それで、「グローバルホーク」も古い機体だなと感じた。

中国には、この無人偵察機「グローバルホーク」にそっくりの無人機「雲影」がある。真似したんだろうな。

 

自衛隊は「グローバルホーク」を2023年に三機受け取り、三沢基地で運用するとか?

 

中国の無人機は米軍の無人機そっくり

 

グローバルホークはジェット機ですが、アメリカ軍には後部に単発のプロペラを供えた無人機「MQ-9リーパー」がある。Wikiによると、製造はジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズで、無人攻撃機 (UCAV) ですが偵察機にもなる。

「MQ-9リーパー」は、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地に約1年間配備されていたが、現在は沖縄県の嘉手納基地に移転した。次の動画は鹿屋航空基地から離陸する「MQ-9リーパー」の映像です。

米軍無人偵察機MQ9、初のデモフライト - YouTube

下記の映像は、「MQ-9リーパー」のアメリカでの飛行の様子です。

How Air Force Drone Pilots "Fly" The $32 Million MQ-9 Reaper | Boot Camp | Insider Business - YouTube

 

この機体の説明ではDroneと書いていますが、海外ではこういう軍用無人機もDroneと呼んでいます。ここでは、混同を避けるために無人機にします。

 

この「MQ-9リーパー」にそっくりの中国機が存在する。中国で開催された展示会に展示された機体です。名称は不明です。(Wing Loong-1Eかも?)

 

これは明らかに中国がパクったように見える。中国は認めないだろうけど。パクる方が手っ取り早いしね。しかし、誰がみてもそっくりなものを良く作るよね。

中国の無人機には、トルコ製の有名な無人機バイラクタルTB2のそっくりさんもある。

 

2024年7月17日

 


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