ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

ニュースの隅をつつく その45 元日の能登地震と二日の羽田空港衝突事故

2024年01月13日 | ニュース その2

この知事で良かったのか?

 

2022年3月の石川県知事選挙で馳浩氏が当選した。2023年12月には、「国際オリンピック委員会(IOC)の委員に官房機密費を使って贈答品を渡した」としゃべって評価を下げた。2024年の正月は東京にいて、ヘリで石川県に戻った。

 

馳知事は能登で地震が起きるとは思っていなかったし、議員の時と同じように何事もなく過ごせると思っていたでしょうね。失言さえしなければ。ついていないですね。県民もこの人を知事に選んでよかったと思っているのかな? 今頃後悔していないかな?

 

TVで「対応が遅い」というのは

 

TVで能登地震の「対応が遅い」と言っていました(実際、遅い)。しかし、正月を休んで正月明けから出社し能登に出向いたTV局は、「盗人猛々しい」というべきです。

 

TVを見ていると被害は少ないと思った

 

今年も日本は平和というか、大きな事件は起きないだろうなと思っていたら、元日にいきなり緊急地震速報が鳴った。京都は久しぶりの震度3だった。横浜は最近大きい地震を経験していないので今後何が起きるか怖い。

 

TVでは、地震直後の輪島の市街地を映した無人カメラの画像が出ていたが、大きい揺れの様に見えないし、画像の2階建ての民家を見る限り大きな被害が出たように見えなかった。TVやラジオでは、津波避難を呼びかける放送が流れていたが、大きな津波が来たように見えなかった。それで、今回の地震もそれほど大きな被害が出ないだろうなと思ってしまった。

 

2日と3日は警視庁と神奈川県警の警察官を動員し、箱根駅伝を開催していた。二つの警察は人員を能登に派遣するタイミングが遅れたのでは?

 

それから正月明けくらいから、徐々に被害の大きさが知られるようになってきた。もちろん、東北大震災よりも小さいけど。

 

各地に設置された無人カメラの映像は諸刃の剣ですね。無人カメラの画像は一面から見た真実でも、別の真実がある。

 

羽田の衝突事故

 

2日に能登元日地震をTVで見ていたら、いきなり画像が切り替わり、飛行機が燃えていた。状況が良くわからないので、他のTV局はどうかなと切り替えると、ほとんどが正月番組をやっていたが、フジTVがNHKと同じような画像を放映しており、「海保機と日航機が衝突した」と言っていた。

 

原因は、滑走路への海保機の誤進入と見られている。海保機は、離陸の順番が1番目という「ナンバーワン」という管制塔からの連絡を、滑走路に入って待機すると誤認したのでは?と推測されている。確かに、素人が「ナンバーワン」と聞くと、一番目に離陸すると思うけど、その前に着陸機があることを忘れている。

 

しかし、ここで疑問。「ナンバーワン」という管制塔からの連絡は、海保機だけに用いた言葉ではなく、民間航空機にも海保機にも今まで用いられてきたと思われる。そうであれば、2019年4月から羽田航空基地に勤務し、機長として5年弱の経験のあるこの海保機の機長も今までに「ナンバーワン」という管制塔から連絡を受けた経験があると思う。それを誤認するかなあ?

 

事故というのは、事故を起こす全ての要因が事故を起こす方向に動くので、常識では考えられないことが起きていた可能性があるはずです。

 

2024年1月13日

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿