「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

『夏休みの汗」

2014年08月04日 | つれづれ噺


                           

8月の到来とともに、子どもたちの夏休みも佳境に入る。
今日は、子どもが主役のブログではあるが、我が孫の話ではない。
我が住む地区内にある二つの小学校に、地区社会福祉協議会として、竹細工教室の出前を行ったというお話。

『誰もが住み慣れた地域で生き生きと暮らせる社会づくりを目指す』。
この基本理念実現に向けて、地域住民が徒党を組んで、自前の資金でささやかながら様々な活動を行っている。
「地域福祉の担い手の育成」「高齢者の社会参加の促進」「学校と地域の交流」「子供の健全育成の環境づくり」など具体的な目標のもとに、執行部や専門部会が知恵をしぼり、反省しまた新たな知恵をしぼって、少しずつ前進している・・・と思いたい。

そんな活動の一環が、先日の「海の日キャンペーン、瀬戸内海環境保全大作戦」であったり、今回の「夏休み竹細工教室」であったりする。 
いずれも暑さ真っ盛りの行事ゆえに、主催する我々の方が、熱中症対策や急なめまいなどに気配りをしなければならないが、こういった活動に参加される方は、意外に元気であり、やる気満々なファイトに驚かされることがある。

8月1日と4日の2回に分けて、参加した児童数は155人。保護者や教職員、それに我々社協お手伝いなど合わせると、総勢250人を超える一大行事となる。
竹とはどんなものか、切る・割る・削る・曲げる・・・など一つ一つを丁寧に教える。
竹笛、ガリガリトンボ、竹トンボなど、出来上がった自分の作品に歓声を上げて喜ぶ児童の笑顔。
夏休みの工作の一つとして、全員が大事に持って帰る姿は、誇らしげであり何故か左右に大きく揺れている。

そんな中にも、6年生の体格のいい女子等は、最初は「なんで私が竹細工なん?」といった不満な様子をあからさまに見せる人もいる。
無理もない。切る・割る・削るなどは男の子向きではある。
ところが、順番で指導していくうちに竹トンボの形が見えてくると段々目の輝きが変わるのが分かる。
そして出来上がりを飛ばしてみて初めてニッコリ。この時の笑顔がいい。
上手く飛ばない人は、「飛ばんよ」と恨めし気に持ってくる。もう一工夫手を入れて渡す。必死に両手をこすってより遠くへ飛ばそうとする。その時は、最初の迷惑そうなダンマリ顔とは比較にならない真剣さがうかがえる。

よーく考えてみると、竹細工教室などと銘打って子どもたちを喜ばそうとしてはいるが、案外、我々の元気を保つ協力をお願いしているような部分無きにしも非ず。
いずれにしても、学校と地域の交流。子どもの健全育成を助け、お年寄りの住みやすい街にする、という社協の基本理念に叶った行事ではある。

      

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「カブトムシ」

2014年08月02日 | 季節の移ろい・出来事

           
                おいしそうに樹皮を食い荒らす、カブトムシ

近くに住む知り合いから思わぬ電話を頂いた。
「うちの木にカブトムシがいっぱいいるんですが、写真を撮ってもらえないか・・・」と。
カブトムシ?それは孫たちにとって最高の夏のプレゼントになる。こころよく引き受けた。

夕立ではない本格的な夏の雨のやみ間を縫って知人宅を訪問。
まっこと!いるはいるは、大きな木の根っこに大型の雄が3頭。カメラに収めるには格好の標的。
目線を上げると、雄雌なんと7頭も木の肌にへばりついている。その体の下の樹皮は、鋭利な彫刻刀でえぐられたような深い溝が刻まれている。

            

これは、彼や彼女がせっせせっせと食事をした跡だという。
それはそれは、生木の肌に見事な彫刻を施した紋様を描いている。面白い!カブトムシってこんなに歯が丈夫なのか。
初めて見るカブトムシの集団的安住の地、いや安住の木。今まで、孫にせがまれるままカブトムシを探したことはあるが、これほど簡単に、集団を目の前にするのはまさに初めて。これまでのカブトムシ探しは何だったのだろう。

しっかりカメラに収めて、プリント画像を渡す約束をして帰った。
お土産に、雄雌2頭ずつ計4頭を孫へのプレゼント。そして手作りジャムと取れたて野菜を頂いて。

そこでひとつ知ったかぶりを。カブトムシの数え方は皆さん如何お考えでしょうか。
普通1匹・2匹・・・匹という数え方が常識的です。ところがさにあらず。カブトムシもクワガタも「頭」と数えるのが一般的とのこと。
1匹でも1頭でもまあどっちでもいいようなものの、調べてみてそういう結果なら、それをここに披瀝しておく次第です。

ところで、このカブトムシがこよなく愛する木の名前が分からずに、今日の話題が消化不良に陥りでそうである。
      
このように、ヒョロヒョロっと伸びた枝が、何本にも分かれて、背丈だけは家の屋根よりはるか上まで伸びている。
葉っぱは普通の広葉樹やりかなり小さめ。間もなく枝の末端一面に小さな黄色い花が咲き、大小のハチが羽音を響かせて群がってくるという。
  
  ♪♪ この木何の木 気になる木 カブトムシ喜ぶ木ですから~~ ♪

さてこの木の名前をご存知の方がおられたら、是非ご教示頂きたいものです。
せっかく土産に二つがいもらって帰ったのに、孫にウンチクの一つも述べるときに、この木の名前が分からなくて、ちょっと説得力に欠ける悲哀を味わっているところです。

むしむし暑い中、ムシの写真を撮って、ムシの好む木の名前を無心している暇人に是非お力添えを・・・。

コメント (6)
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