おいしそうに樹皮を食い荒らす、カブトムシ
近くに住む知り合いから思わぬ電話を頂いた。
「うちの木にカブトムシがいっぱいいるんですが、写真を撮ってもらえないか・・・」と。
カブトムシ?それは孫たちにとって最高の夏のプレゼントになる。こころよく引き受けた。
夕立ではない本格的な夏の雨のやみ間を縫って知人宅を訪問。
まっこと!いるはいるは、大きな木の根っこに大型の雄が3頭。カメラに収めるには格好の標的。
目線を上げると、雄雌なんと7頭も木の肌にへばりついている。その体の下の樹皮は、鋭利な彫刻刀でえぐられたような深い溝が刻まれている。
これは、彼や彼女がせっせせっせと食事をした跡だという。
それはそれは、生木の肌に見事な彫刻を施した紋様を描いている。面白い!カブトムシってこんなに歯が丈夫なのか。
初めて見るカブトムシの集団的安住の地、いや安住の木。今まで、孫にせがまれるままカブトムシを探したことはあるが、これほど簡単に、集団を目の前にするのはまさに初めて。これまでのカブトムシ探しは何だったのだろう。
しっかりカメラに収めて、プリント画像を渡す約束をして帰った。
お土産に、雄雌2頭ずつ計4頭を孫へのプレゼント。そして手作りジャムと取れたて野菜を頂いて。
そこでひとつ知ったかぶりを。カブトムシの数え方は皆さん如何お考えでしょうか。
普通1匹・2匹・・・匹という数え方が常識的です。ところがさにあらず。カブトムシもクワガタも「頭」と数えるのが一般的とのこと。
1匹でも1頭でもまあどっちでもいいようなものの、調べてみてそういう結果なら、それをここに披瀝しておく次第です。
ところで、このカブトムシがこよなく愛する木の名前が分からずに、今日の話題が消化不良に陥りでそうである。
このように、ヒョロヒョロっと伸びた枝が、何本にも分かれて、背丈だけは家の屋根よりはるか上まで伸びている。
葉っぱは普通の広葉樹やりかなり小さめ。間もなく枝の末端一面に小さな黄色い花が咲き、大小のハチが羽音を響かせて群がってくるという。
♪♪ この木何の木 気になる木 カブトムシ喜ぶ木ですから~~ ♪
さてこの木の名前をご存知の方がおられたら、是非ご教示頂きたいものです。
せっかく土産に二つがいもらって帰ったのに、孫にウンチクの一つも述べるときに、この木の名前が分からなくて、ちょっと説得力に欠ける悲哀を味わっているところです。
むしむし暑い中、ムシの写真を撮って、ムシの好む木の名前を無心している暇人に是非お力添えを・・・。
結局名前は判りませんが、またいつかどこかで誰かに・・・。
葉の形がよく分からないので自信ありませんが。
孫ちゃまたちが、目を輝かせたことでしょう。
暑中お見舞い申し上げます。
ご無沙汰しました。
コメントも有り難うございました。ぼちぼちやってます。
80の坂は、思ったより厳しいようです。
80代に上り詰めたとたんに、ガタガタと…でした。
最近では、新築の家に時々植えてあるのを見るようになった、という持ち主さんの話でした。
間違いなくカブトムシが好んで皮をかじるのですから美味しい樹液があるのでしょう。
まだまだ暑さは続きそうなこの夏。
どうぞご自愛あって、お元気にお過ごしください。お大事に。
カブトムシが大量発生する木として有名になりつつありますね(°_°)!
写真でじっくり調べましたら、ご指摘の通り、「シマトネリコ」でした。
小さな葉、数本に分かれて伸びる幹、その皮、
枝ぶり、小花、いずれも間違いなくシマトネリコでした。
一つ木の名前を新しく覚えました。感謝。