「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「子どもは宝もの!」

2023年12月07日 | 地域活動

           
                                窓辺のカニラン

地域活動の幅広い項目の中に「小学生の宿題サポート」というのがある。社会福祉協議会の活動ということではなく、学校運営協議会という学校運営の補助的な地域活動で、宿題など家庭における学習がうまく行かない児童を対象に、放課後の30~40分間をコミュニティルームで宿題や予習など、児童の自発的な学習を見守っている。およそ週に2日、午後4時から35分~40分の間。音読による教科書を読み上げるのを聞いて、声は大きいか、はっきりしているかなどの評価をする。これは聞く側も読む側も、出来不出来の評価はまあまあ一致する。「ちょっと聞き取りにくかったね~」というとニコッと笑ったりする。

問題は算数の自主勉。答えが明らかに違えばちゃんと指摘をする。自分の答えが正しいと主張して答えを隠す子もいる。そんな時は少し間を置く。
国語の宿題は困るねー。書き順なんてものはあって無いがごとしという始末。へたに指摘したり指導したりはしない方がいいと言われている。見逃すのが辛い時もある。でもこれも愛嬌かと忘れることにしている。それでも、家庭で宿題が出来る環境にない子にとっては、一つの救いの場になっているのかもしれない。

宿題が終わっていないために翌日の登校が気後れする、そんな可哀そうなことをしてはいけない。宿題が出来る環境にないのは児童の責任ではないことが多い。我々地域の老年パワーがそんな児童のお助けマンとなる。我が家の孫と違ってよそ様の大切な孫に対しては許容範囲の大きさが違う。よそ様の孫の心に傷跡を残してはいけない。そこに最大限の気を遣う。たかが40分程度の見守りで肉体的に疲れることはないが、形の違う疲れが残る活動でもある。

私たちの子ども時代と比較すること自体ナンセンスであるが、私たちは子供の時分から世の中もタフだったし、生きている人間もタフだったね~と今さらながら思う。どちらがいいかって?それこそ価値観が違う!と一蹴されそうである。


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