卒団式セレモニー。整列して監督から賞賛の言葉を受ける。 前列左、孫君
幼稚園年少のころから、カープ坊やのプラスティックバットを振りまわし、俊敏にボールを追いかける孫三男君にぞっこん。流れる汗もいとわず一緒に公園を走り回った。せがまれるままカープ二軍の本拠地由宇球場に何度も何度も足を運んだ。そうこうするうちに小学生になり、間もなくソフトボールチームに入れてもらった。学校は宿題を追っかけるのが精一杯。完全なアウトドア派にさせてしまったようだ。
5年生以上からなる、地域の選抜チームには特別枠で4年生から入れてもらって、先輩たちに揉まれた。様々な対外試合や遠征にも連れて行ってもらい、監督はもとより、よきコーチよき先輩に可愛がられた。そんな孫君も小学6年生の3月、まさしく大きく成長する春を迎えた。小学校のソフトボールチームを卒業することになり、その卒団式が今日執り行われた。昨年12月ごろから期待を寄せていた小学校生活最後となる公式試合が、ことごとくコロナ禍による中止となり、本人は落胆を口にしないがジジとしては「見たかったな~、声援を贈りたかったな~」と愚痴になる。
卒団式のメインである監督から選手一人一人へのねぎらいの言葉では、「悠雅君とは長い3年間の付き合い。よく頑張った。仲間をまとめてくれてありがとう」と言われて、本人よりもジジが感動した。そして選手一同や保護者から、監督・コーチへの感謝の言葉や記念品が贈られると、子ども達や親御さんに代わって、このジジの感謝の気持ちを監督やコーチに贈りたくなったりする。それほどジジにとって元気と勇気をくれる大切な応援時間であった。
新チーム相手に最後の練習試合 監督・コーチ・スタッフにお別れの挨拶を
セレモニーの後、卒団チームと現在チームとの練習試合が行われた。このバッティング姿もピッチング姿も今日が最後と思うと、感無量。但し、1ヵ月もしたら、今度は中学生として、クラブ活動で一つ成長したユニフォーム姿を見せてくれるだろう。
勝手な言い分だが、まだまだ楽しみは続く。この春をステップにまた色んな成長を見せてくれることだろう。たとえ迷惑がられようと、出来るだけ長く、元気で応援団を勤めたい。