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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「グリンピース」

2017年05月01日 | 晴耕雨読

                             
               我が家で採れたグリンピース

5月ついたち。今日初めてグリンピースを収穫した。思えば長い道のりだった。
小さなポットで苗づくりをしてから畑に移そうと、前年の残りのタネを冷蔵庫から出してポットに蒔いた。確か9月終わりごろだった。
あれよあれよと言う間に芽を出して、気候のせいかぐんぐん伸びた。

それは明らかな時期の読み違い。つまりタネを蒔くにしては早すぎたのである。もう1ヶ月後が正解だったようだ。
スナックえんどうとグリンピース。どっちかと言うと栽培がみやすい種類である。しかもこの頃では、誰にでも栽培できるようにどんどん品種改良が進むタネの世界。元気なタネと1ヶ月早い気候で、生育が早いのは当たり前。

早く伸びたのだから早く畑に移してやった。霜が心配される頃にはもうずいぶんと大きく成長していた。当然ながら花も早めに咲き始める。
ところが、花が豆に変わって成長するころに寒さの絶頂がやって来た。豆の姿になってはいるのだが、生育するには気温と日照が足りない。
こんなことの繰り返しで豆の木は大きなダメージを受けた。あれやらこれやらいろいろ手を尽くし苦節7ヶ月、ようやく迎えた5月。
肝煎りの成果が、緑色の真珠の如き輝きの豊富な収穫で何とか報われた。

色んなアクシデントを受け止め、寒さや霜に耐えて見事に成長したグリンピース。
ヘマをした生産者の尻拭いをして余りある。見習うべきところがいっぱいあるようだが、この歳になっては手遅れかな~

今日、部分的に摘んだだけで700グラムはあった。まだまだ残りの方が多い。豆ごはんが楽しみだ。
その豆ごはんの一番の愛好者は、明後日からのGWで帰省する高校生の孫兄ちゃんである。
「ばあちゃんの味」を頬張る彼の笑顔を見ると、来年は時期を違えず、ちゃんと栽培するぞ!と、気合が入るに違いない。

コメント
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