goo blog サービス終了のお知らせ 

「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夏はやっぱり盆踊り」

2010年08月02日 | 思い出話
あつうてあつうてたまりませんな~・・・がご挨拶。いよいよ夏本番の8月!
広島・長崎原爆の日に続いて、終戦記念日を迎える8月!
愚かな戦争の悲劇を思い起こし、復興に燃えたエネルギッシュな日々を振り返る8月!

色んな思いの交錯する8月で真っ先に頭に浮かぶのが「慰霊」の二文字である。
二十歳前後の若かりし頃、各地域では青年団の盆踊りの夕べが盛んであった。
「戦没者慰霊盆踊り大会」という冠のついた、真夏8月の恒例行事であった。

私の生まれ育った地区の青年団活動は結構活発であった。そんな伝統を絶やしてはならないと、必死になった時代をふと思い出した。
全員が揃いの浴衣をあつらえ盆踊りそのものも、その道の講師を招いて色々工夫する努力もした。単に「手踊り」だけでなく、日本手ぬぐいを駆使する「手ぬぐい踊り」「うちわ踊り」男女ひと組になる「ペア踊り」などなど、色んなバリーションで大きな反響を呼んだ。

いつしかあっちこっちから招待の声が掛かり始める。クルマなど全くない時代。女性を後ろに乗せて自転車で移動。一晩に3会場廻ったこともある。
もちろん全員独身。今日は誰が乗ってくれるのだろう・・・ちょっと楽しみに。
そんな経験をするうちに、今の錦帯橋花火大会の前身「近県盆踊り芸能大会」というとてつもない大舞台を踏むチャンスに恵まれた。頂いた優勝旗に「第十一回近県盆踊芸能大会」と記されている。半世紀近い昔の話である。その当時の天然色写真は貴重品である。
             

一方白黒の一枚は、天然色写真の2年くらい前。地元の盆踊り記念写真。
こんな写真を見ていると、暑い夏はやはり慰霊の盆踊りをつい思い出す。
忌まわしい戦没者慰霊などという言葉が死語となるような、平和な世の中を目指さなければ・・・。
それにしても最近は、この一年間に亡くなられた方々の慰霊盆踊りさえ滅多に見かけなくなったな~。

  (写真はもう少し鮮明に残されているが、敢えて少しぼやけさせていただいた)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい