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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「一斉挨拶運動」

2021年07月15日 | 地域活動

  

我が住む町には高校・中学校、そして二つの小学校、計4つの学校がある。
それぞれの校長、教頭先生は地区社会福祉協議会の理事さんであり、校長先生は常任理事という社協の執行役員をお願いしている。そんなつながりもあって、学校と地域の蜜月な良い環境が育っている。

今日は、中小三校による協育ネット協議会の呼びかけで一斉挨拶運動が行われた。学校支援団体や民生委員さん、そして社協の面々、自治会役員、保護者・先生方などが一緒になり、登校時間帯にそれぞれ通学路の要所に立って互いに挨拶を交わす。そんな活動である。

中でも中学校生徒会の委員は、決められた担当場所に立ち、登校する中学生はもとより小学生にも、通りがかるクルマのドライバーにも「おはようございます」の声を掛ける。中学生の彼はその小学校の卒業生であり、後輩たちを優しく見守るという構図が出来上がる。実に爽やかな微笑ましい光景ではある。

世知辛い世の中を反映して「知らない人に声を掛けられたら要注意」などと教えなければならないこともあって、ごく単純な「おはよう」「さようなら」の挨拶さえ出来ない、しない、そんな子が増えているのは確かである。「あそこのおばあちゃんはうるさいから、ちゃんと挨拶して通ろう」とか「あの角の爺さんには大きな声で挨拶せんと叱られる」などといった、世間一般の指導者が少なくなった。と言うか、そういった世間のお師匠さんを排除してしまう世の中に変貌したのかもしれない。ヘタな口出しをすると保護者から逆ねじを食うおそれがある。

それにしてもこんな生活の基本、人間としての原点、とも言える挨拶さえ、地域の人が中心になって教えなければならない子供社会をどう考えるのか。そんな難しいことは「こども庁」を創設しようとしている人たちに訊けば分かるのだろうか。いやいや、やはり地域で生きる、地域で生きてきた人、の知恵を借りるのが大きなハズレはないのかもしれないねー。

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「シーズン到来!」

2021年06月18日 | 地域活動

       
        水泳教室初日 プール開きに合わせて校長挨拶             早速プールに入って水泳の基礎練習を 

いよいよシーズン到来。地元の小学校で水泳教室の開始に合わせて、水泳教室見守り制度がスタートした。ウイークデーの授業時間中に見守りに出られる保護者と、それをバックアップする地域住民の何人かに、児童見守りの依頼が打診された。 

二人の我が子もかつては、どこかの誰かに見守られながらプールに通い、水泳を覚え、命を奪うかも知れない水から自分の命を守る術を教わって大きくなったのだ。そんな恩返しが今の私に出来るのか、とっさの救命などは間に合わないかもしれない。しかし、常に水面から目を離さず、異変を感じたらいち早く大声で助けを呼ぶことは出来る。たったそんな程度でもお役に立てるのなら、孫と同世代の児童を見守り、楽しい水泳教室になるよう顔を出そうと思っている。

プールなどの整備された施設などありはしない私たちの小学校時代は、周りにいっぱいいる先輩やガキ大将に連れられて、川や海で鍛え上げられたものだ。いっときも早く泳ぎを覚えなければ次から連れて行ってもらえない憂き目を見ることになる。潮水を飲み、カキ殻で足を切る。痛い目苦しい目に遭いながらも、必死で仲間入りの資格に挑戦したものだった。そんな昔の話は今の子には伝わらないだろう。だから守る目が手が必要とされる。だから今もって出番が与えられるということなのだろう。

スイミングスクールに通っている子もいる。一目でそれと分かる無駄のない動きをする。
こちらは見守りのベテランになれるよう、熱中症対策グッズを完璧に、フットワークよく効率的な動きで、与えられた時間に問題を起こさない努力をしなければ、と思ってプールサイドに立つのだけど。  

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「自治会の清掃」

2021年06月13日 | 地域活動

         
        3月完成の自治会事務所前の草取り                   自治会公園の草取り

1年に1度、自治会上げての大掃除。78世帯あるうちの75世帯が自治会員。そのほとんどが参加する我が自治会の、年間最大にして唯一の共同行動である。高齢化や単身世帯の増加など、現代社会の大きなうねりをものともしない、活発で有意義な活動が毎年この時期に行われる。

約2週間前に各家庭に土嚢袋が配布される。自宅敷地にに面した道路にある溜枡のヘドロをすくい上げ、土嚢袋に回収して水を切っておく。清掃当日、誰ともなく一輪車に積んで所定の置き場に積み上げる。そして団地内道路や公園、完成して間もない自治会事務所前の草取りなどに約1時間汗を流す。
この団地が出来て27年。毎年1回はやって来た恒例行事なので皆さん手慣れたもので、くどくど説明する必要もない。ただ一つの注意はケガをしないこと。

団地が出来て間もなく組織された自治会、そこで出来上がった会則。ここまでに何回かの改訂もあった。その時々において良かれと思って決めた会則も、時間の経過と共に時代に合わなくなったものもある。そんな会則の改訂をヘタに求めると「藪をつついて蛇を出す」ことになってはまずいのでつい口をつむってしまう。その最たるものが「会長は班長の中から決める」という、1年こっきりの輪番制がまかり通っていることだ。

まあそうは言っても、せめて「1期2年、再任を妨げない」程度の猶予期間を作ってあげるのが、新任会長に対する本当の親切というものではないか。などと本気で考えるのが少数派だとするなら、現行でいくしかない。しかも、年に1回こっきりのイベント自治会大掃除も、なんとか様になっているし、他になにかしようと新企画を立てるわけでもないのなら、現状維持が波風立てなくていいのかもね。
但し、現役時代の「技術開発」という職場では「現状維持は退歩である」と厳しく言われ、尻を叩かれ続けたのを思い出す。

たかが自治会、されど自治会。やがて自分も団地の外に遊びに出られなくなるときが来るのを覚悟している。その時のためにも、団地内で楽しめる方策を何かこしらえておきたい欲望は持っている。

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「活用第1号!!」

2021年05月31日 | 地域活動

               

街区公園以外の公共施設は何にもない78世帯が寄り添う我が住む団地。輪番制で回って来るたった1年の自治会長役。何も語らず、決められた二つ三つの活動をこなせば1年などあっという間に過ぎて役目は終わる。

そんな中で敢えて火中の栗を拾うような役目を買って出た「自治会事務所」という名のミニ集会所建設構想。やるべきかやらざるべきか。考えたのだったか、お役を引き受けた時はすでに「やるべき」と腹をくくっていたのだったか。兎に角1年という月日があっという間に過ぎたような、あれこれ悩み、動き、勉強させられる日々であった。ある意味ではとても充実した1年でもあった。

そうして過去の紆余曲折を踏まえて、自治会館とまでは行かない、わずか14人が集まって会議が出来る「自治会事務所」を完成させたのが今年の3月20日。あれから2カ月。役員会などの事務所として使う以外の「カルチャー教室第1号」が5月末日の今日開かれた。

昨年度の役員として共に1年間を過ごした若い女性が「自宅で作るパン工房」という教室を催したのである。わずか3人の講習会であった。でもこれでいいのだ。というか、この講習会が、カルチャー教室が、徐々に広がって、我が住む自治会の中で生活を楽しむ場を創出すること。これこそが当初の自治会事務所建設の目標の全てなのである。彼女の勇気と努力に敬意と拍手を贈りたい。

本当は、この手で第1号カルチャー教室を立ち上げる準備はしていたのだ。あいにくのコロナに押されて少しの遠慮や躊躇があった。でも目的を理解して先鞭をつけた人がいてくれたことに、苦労の全てが吹っ飛んだ。やっぱり人間の世界は面白いものだ。

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「海のある風景」

2021年05月14日 | 地域活動

        

手がけている地域活動の一つに、広報誌作りがある。
「〇〇社協だより」というA-4版4ページの、地区社会福祉協議会のお報せ的な機関誌を、年間3回発行している。そのトップタイトルの横に、地域を象徴するような小さな写真を載せている。

地区内で見られる四季折々の風景であったり、神社仏閣を追っかけたり、学校の校碑や校舎を撮ってみたり。52号を迎えるうちの半分以上に携わっている身には、そこそこ写真ネタも尽きかけている。
でもそんなことを言ってられない。何か目新しいシリーズを、などとつい普段から欲張りの眼で見渡している自分に気付く。

幸いなことに、山を背負い、JRと国道を挟んで穏やかな瀬戸の海に面する自然は、色んな風景を見せてくれるし被写体も少なくはないはずである。「長年やっているとネタが乏しくなる」そんな言い訳は他でも何度か耳にして来た。写真展に応募するほどの芸術性は置いといて、最も望ましいのは報道性である、といっぱしげに思ってはいる。季節の旬を一瞬先取りして小さな1枚に託す。

今日も小さな所用の帰り道、国道沿いの幾つかある船だまりで、頑丈なクレーンを積んだ工事船が岸壁の補修工事をしているのが目に留まった。取り敢えず撮っておこう。この姿勢が大事なのだ、と半分自分に言い聞かせながら、芸術性とは無縁の現場写真をパチリ。もっとも、いつもデジイチを持ち歩くわけではないので、急遽スマホで。これが意外に、と言っちゃ失礼だが、ちょろいコンデジよりよっぽどきれいに鮮明に撮れる。かくして次号のタイトルスナップは「海のある風景」にでもしようかな。

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「少しずつ」

2021年03月29日 | 地域活動

              

3月も押し迫ってきた、ということは4月間近。つまり年度替わりが目の前と言うこと。
受け持ってきた自治会長のお役目が終わり、次期会長への引き継ぎ、バトンタッチに追われる季節である。手塩に掛けてようやく完成した自治会事務所も、いよいよこの手から離れ、新年度役員さんの手に委ねることになる。工夫して大事に使ってや。

正直なところでは、まだ完成とは言えないと思っている。もう少しお金をかけて手を入れたらもっと使い勝手がよくなる。本当に皆さんに喜んでもらえるという部分が残っている。所詮1年こっきりの任期ではやり通せない部分がある。それはむしろ当然である。我が家の新築だって、一度に何もかも完璧には出来ない。少しずつ、資金の余裕を見ながら、優先順位を付けて完成させていく。ましてや自治会のお金をそれほど使えるわけではない。

それでも、割と安い保険料で建物を保証してくれる保険にも加入した。年間行事や会長宛職の申し送りも少しずつ。どっちもこっちも少しずつである。
申し送られる立場に立てば、一度にあれもこれも言われても「煩わしいな~」と思うのが先で、やりこなす気力が失われがちになる。そうならないよう、出来るだけ短く、アウトラインを説明し、後はその場に及んで自ら対応を考えてもらおう。という方針なのだがさてどうだろう。

ま、どっちにしても前任者はすぐ側にいるわけで、困ったときにはいつでもおいで。と気軽に言えるのはこちらの立場。本当にこまった時、前任者にはなかなか聞けないことも承知している。但し、何かを聞いてきたとき「そういえばこの件についてはちゃんと申し送っていなかったね~」などと言えるように、逃げ場を作っておく。相手は初めての体験なのだから。

一度に何もかも詰め込んだ「欲張り申し送り」をしておいて、「あのとき言ったよね~」などという愚かな問答は避けたいと思うのだが、はてさて親心子知らずにならなければいいのだが。

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「乗り掛かった舟、無事出港!」

2021年03月20日 | 地域活動

                                                        
                   完成・お披露目に向けて、額入り記念写真を!!

自治会長に就任が決まった直後の、昨年3月16日。正式な第1回目の役員会を招集した。ちょうど1年前の話である。
このたびの会長受諾には確固たる信念を持っていた。それが「自治会事務所設置」という一つの挑戦でもある。
最初が肝心とばかりに第1回目の役員会で、自分の思いをテーブルに乗せた。6人の役員さんそれぞれの気持ちを確認しておくために。

一切の公共施設を持たない我が自治会の運営は、自治会長自宅が会議室で、役員会のたびに個人の家に上がり込む状態が27年も続いて来た。
もっとも、ほとんど活動しない自治会なので、役員会も極めて回数が少ない。その状態がまかり通って来た。
「違うな~」「このまま行くと自治会脱退者が増えてやがて機能しなくなる」「人間として最も身近な集団生活の場『自治会組織』なんとかしなければ」などという、どっちでもいいようなことに必死になってしまった。

そんな話を少ししただけで、役員さん全員が「是非やりましょう」の賛同を与えてくれた。あながち間違った提案でもないかな?などと後ろを振り返りながらではあるが兎に角スタートした。つまり、向こう岸の見えない波間に向かって、いつ沈むかもしれない小舟を岸から放した。
市役所の担当部署に足を運び、担当者と顔なじみになるほど色々食いついた。おおまかな仕組みを心得て、地元自治会員に「提案書」配布。

紆余曲折あって、兎に角自らの1年しかない任期の中で結果を出さなければならない。いささかきつい面もあったが、これぞ乗り掛かった舟。
沈まぬように、流されないように舵を取った。なんとか、ぎりぎり3月20日で完成、お披露目まで到達した。

朝から雨、という予報をなんとかひっくり返して「晴れ男の本領発揮」とばかりに、自前のテントと椅子テーブルを前庭に据えて、完成お披露目の見物客を待った。約3時間。そんな気持ちが報われるほど甘い世の中ではない。訪れたのは顔なじみの10人そこそこ。役員合わせて20人弱。まあこんなもんだ。云ってみれば人の手柄みたいなお披露目に簡単に寄っては来ない。

次期会長が最初から来て最後までいてくれたのがせめてもの慰みだ。それでいい。設置の提案に対して92%の賛成を得てやったことだ。間違ったことをしたわけではない。必ず評価される日が来るよ、と役員さん全員にお礼を言って、お披露目セレモニーを終えた。
これ以上ない三枚目を演じた舞台の幕が間もなく閉じる。お疲れさん、有難う役員の皆さん。

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「乗り掛かった舟、その4」

2021年03月14日 | 地域活動

              
                                         

これがいよいよ最後の工事、エアコン取付作業。
かれこれ1年がかりで、あーでもない、こーでもない、悩まぬでもいいことまで少し悩んだり、少しの迷いを生じたり・・・・・・。
色々あった自治会事務所設置の顛末。いよいよ全ての作業を終えて、完成・お披露目の日を待つばかりとなった。

1週間先の3月20日土曜日、春分の日のお披露目案内を流しておいた。合わせて、要した費用の明細も一緒に「自治会の財産として広く活用するために是非一度ご覧下さい・・・」などと。ちょっと他人行儀かなと思いながらも、公共のお金を使っての作業なので、少し引き気味に、ホンの少しだけかっこつけさせてもらって。そしてお披露目が済んだら、文字通り「ご苦労さん」のお役御免。新年度の役員さん達が新たな主となって活用することになる。

色んな思いを秘めて手がけて来ただけに、単なる器が出来たと喜ばれるのもいいが、色んな活用の仕方を工夫してほしい・・・などと考えるところが「アンタは甘いよ」と言われるゆえんなのかもね。「狭いながらも楽しい我が家」ではないが、率先して、〇〇講座でも開いてみたいよ。講師は回りにおられるし、色んなカルチャー教室のセンセー方とも顔なじみだし。

しばし様子を見るか、それとも一気呵成に活用方法を指南するか、また一つ思案である。      

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「乗り掛かった舟、その3」

2021年03月12日 | 地域活動

           

乗りかかった船も目的の港に着々と近づいている。あと数日。そしていよいよ完成のお披露目へ。
紆余曲折あったこの船の航跡。実際にはさほど難儀な瀬戸も灘もなかったはず。あれほど大多数の賛成を追い風に出港したのだから、それこそ大船に乗った気持ちで堂々とやりゃぁよかったものを。
ただそこは、船頭には船頭の思慮もあり、浅瀬に乗り上げたり出来ないプレッシャーも感じたり。なんせ、初めての船出で、経験則の足り無さが不安を増幅させたのかも。

自治会事務所設立というプロジェクト。ユニットハウスを据え付けてから1ヶ月あまり。昨日夕方に待望の電気工事を終えた。元々ブレーカーも電灯も、コンセントも装備されている既製のハウス。電柱から電線を引き、ハウスに電気メーターを取り付け結線すれば終わり。と素人は思うのだが、その手続きや立地条件下見など、世の中の決まり事があって時間を要する。ただ待つだけ。

本日3月12日大安吉日。朝一番に屋外の受電スイッチをON。次いでブレーカースイッチをON。電灯のスイッチをパチリ。灯りが点った。
なんかしらこんなことを書くのは馬鹿げているようだが、我が家を建てたときの感慨とは大いに異なる達成感を感じながら、スイッチに指を触れる。
大袈裟だと笑われるかも知れないが、自治会の皆さんのお金を預かって、全てのシナリオを描き、交渉事の一切を引き受けて来た小心者の船頭にとっては、意外に手強い舵取りではあった。

残された「使用規定」を仕上げ、後任会長への種々申し送りを済ませたら一件落着。
その前に、やはりこの手で、というか1年間一緒に頑張ってもらった役員の皆さんと、お披露目の主役を務めさせてもらおう。そのくらいはええよねー。

灯りが点る、とはこんな気持ちにさせられることなんだねー。久しぶりの感慨である。

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「リハーサル」

2021年02月28日 | 地域活動

   

色んなことを勉強させてもらった今回の自治会事務所建設の一件。
紆余曲折はあったものの、なんとか一応の形を整えた。とは言ってもまだ電気配線工事が残っているしエアコンも設置していない段階なので、会員皆さんへのお披露目も出来てはいない。ただ、備品がおおむね整ったということで、今日初めて本格的な班長会を開いてみた。言うなれば使い勝手のチェックといったところか。

手がけた者としては「オー、上等じゃないか!」と言いたいところだが。
腹の底から聞こえてくるところの本音では「少し狭い」「窮屈感が否めない」といったマイナス面が頭をもたげる。どうせならもう少しお金を掛けて「もう一回り大きいのが良かったかな」などと思わぬことはないが、ここはイチバン「任せ米は食いにくい」という武道の精神?でガマンした、当初の設計段階を思いおこしている。                      

       

でもまあ、今まで全く何もなかったのだから、取り敢えず形にしただけでも半歩前進というところかも。
先ずは何年か使ってみて、必要だと思えばさらに大きなモノにしていけばいい。必要なければ・・・・・・なんてことはあり得ないと思うから、その時その立場の人たちで知恵を出し合って、使い勝手のいいものにしてくれりゃいい。

先鞭を付けるなんてことはもう少しかっこいいものかと思いきや、あれこれ考えさせられることが多すぎる。いっそ、誰が困ろうが悲鳴が聞こえようが、そっぽを向いて知らぬ顔して1年の会長職をやり過ごせていれば、こんな悩みもあるまいに、という嘆き節も出てきそう。
『それを言っちゃお終いよ』。寅さんの言葉を思い出す。そんなリハーサル会合を終えた。

 

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