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中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

見まわりは山門水源の森分水嶺ピークへ

2018-01-17 11:21:36 | トレイル日記

やっと寒波もすぎてひと段落、琵琶湖地方では寒いと北雪、暖かいと南雪といいますが、今年は超北雪なのか柳ヶ瀬以北中河内周辺に集中しているようです。

それでは西浅井はどうだろうかと車を山門水源の森に走らせます。

入口の駐車場は50センチ前後で除雪されない状態で森へのトレースなし、人気の場所でこれは珍しいことで勇んで見まわり開始です。

車道峠からスノーシューを付け尾根伝いに直接アカガシの森へ抜け出てブナの森ピークへ、メジャーポールを見ると積雪110センチ。

ノートレースは感動的ですが新雪で膝近くまで沈むこともあってひとりラッセル行は時間がかかり、あわよくば東ヶ谷山までと考えていましたが中央分水嶺ジャンクションの雪のドームまでがやっとでした。

ともあれこの雪のドームは標高540メートルながら素晴らしい場所で、北は岩籠山ごしに敦賀湾日本海、南は琵琶湖から鈴鹿の山並、東は西浅井から余呉の中央分水嶺・淀川水源の山々と伊吹山地、そして西は間近に東ヶ谷山(最初の写真)という中央分水嶺ピークにふさわしい大パノラマが広がります。

帰路はブナの森ピークから湿原を見下ろしヒノキの森を経て南湿原へ下り、湿原展望台往復の後は中央湿原から北湿原脇の森歩きをして車道峠へ戻りました。

琵琶湖西岸断層でできた山間の湿原は雪に埋もれ森や山の配置も絶妙で、大いなる自然の庭を回遊しているような素晴らしさでした。

次回の余呉トレイルクラブ例会は1月28日(日)七々頭ヶ岳・新谷山スノーシュー、観音堂や山上の池がブナ林にあって展望も楽しめ手軽で快適なスルーコースです。

 

 


新春の津谷山椿坂トンネルループ

2018-01-05 10:15:26 | トレイル日記

トレイルウォーカーのみなさん、新年明けましておめでとうございます。

本年も余呉トレイルクラブ例会をよろしくお願い致します。

長いトンネルを抜けると中河内は雪国です。

旧道分岐から尾根に取り付きますが、どっさり雪でスノーシューも喜んでいます。

急斜面をすぎるとブナ混生林のなだらかな尾根となり深い藪はすっかり埋まり快適に登ることができます。

そして広い津谷山山頂へ立ち、分水嶺を南下してピーク600へ登り返します。

ここから東尾根へ入り、こちらも混生林の快適な尾根で、谷ごしに登った尾根や津谷山や正面に大黒山が望めて圧巻です。

椿坂トンネルが眼下に見えてくると後は急斜面を駆け下りるだけ、登りのトレースと合流してゴールです。

このループコースは昨年秋に細道整備したもので藪が深いのですが、さすがにどっさり雪スノーシューになるとあっという間で、手軽に楽しんでいただける素晴らしいコース完成です。

大黒山スノーシュー例会14日(日)、多くのご参加を。

スノーシューデビューの人も大歓迎、ウッディパルにレンタルがありますのでレインウエア、ロングスパッツ、手袋、毛糸帽子をご用意ください。


この日曜例会は素晴らしい新雪ウォーク!

2017-12-19 20:10:38 | トレイル日記

クリスマス前の寒波で余呉湖のまわりもすっかり雪景色、感動的な風景が広がります。

ということで例会はスノーシューウォークとなります。

賤ヶ岳隣の大平良山から神明山は傾斜もなだらかで、スノーシュー初めての人でも快適に歩けますから多くのご参加を。

それにしても雪の余呉湖は詩情あふれていいものです。

大平良山や賤ヶ岳もいつになく立派に見えます。

下見はこうなると新羅崎からの尾根ルート、シカが雪の中を走り回って出迎えてくれましたが自然林が残る貴重な尾根で登りがいがあります。

山頂では積雪40センチ前後でしょうか、一面真っ白でいいものです。

午後は冬型の気圧配置となってしぐれるようなので、早々に樹氷となった自然林が素晴らしいダイレクト尾根を下ります。

植林地となったところで隣の尾根へトラバースし朝登った尾根末端へ、大平良山登山の醍醐味にあふれひとり喜んでいます。

例会では飯浦切通から登り神明山の稜線歩きとなり、さらに感動的ですから皆さんクリスマスチャレンジです。

スノーシューはレンタルOKですから、防寒対策と雨具、スパッツを用意してお越しください、

お待ちしています。

 


行市山区間スノーシュー

2017-12-10 20:16:02 | トレイル日記

見まわりの後に雪が降り、ツボ足でも歩けるくらいでしたがせっかくなので衆議一決、無理やりスノーシューです。

コースはもちろん柳ケ瀬ループ新コースです。

スパイクが効いて滑らなくていいのですが、ユキツバキの藪はスノーシューがひっかかって決してらくではありません。

ともかくダイレクトで登っての雪の玄蕃尾城跡は素晴らしいものでした。

刀根越の峠を横切り登り返した尾根で昼食、トレイル弁当はサンドイッチの冬バージョンに。

元気が出たところでピーク630を越えてブナ林を西柳ケ瀬山分岐へ着きましたが、何やかやで時間も限られてきて行市山山頂往復はまたの機会にして、自然林の西柳ケ瀬の尾根を下ることにします。

雪の上にけものみちが続くものの、人間にとっては枝を避けたり跨いだりで四苦八苦です。

それでも西柳ケ瀬山頂に憩い、頑張って下り朝のスタート地点に無事ゴール。

何やかやでタフなスノーシュー始めになりましたが、大変お疲れさまでした。

次回例会は12月24日(日)今年最後の例会にふさわしい大平良山や神明山の快適な余呉湖西北の尾根をめぐりますので、多くのご参加を。

 


行市山区間見まわり

2017-12-05 09:23:21 | トレイル日記

「見まわりの後で6日に雪が降り柳ヶ瀬で15㎝の積雪、新雪ウォークが楽しめそうです。ロングスパッツや手袋帽子レインウエアは必携です。リーダーダンジョ―はスノーシュー持参で道づくりをします。なくても歩けますがお持ちの方はぜひご持参ください。ない人はレンタルがありますから、むりやりスノーシュー始めとしたいと思います。多くのご参加を。」

行市山は新堂から賤ケ岳合戦の砦跡をたどりながら手軽に登ることができる山ですが、刀根越・玄蕃尾城跡への中央分水嶺はササが茂り道も細く深山の面持ちです。

先の台風の影響も気になりますから10日の例会の下見もかねて、エスケイプルートの柳ヶ瀬から点標西柳ケ瀬のピークのある自然林尾根を探査し、行市山北側北側へ出て中央分水嶺を歩いてみました。

何本かの倒木が道をふさいでいましたが想像したほどではなく、応急処置をして通行に問題なしです。

刀根越から国の史跡玄蕃尾城跡はよく手入れがされていて、いつもながらひとりで訪れると格別の味わいです。

そして敵が北国街道に迫れば攻めおりる自然林尾根を下ります。

今はけものが細道を維持管理してくれていて、こちらは落ちた枝の片づけを手伝うだけで快適です。

例会ではこれまで刀根越の峠道を使ってきましたが、今回はこれを登りますので楽しみにしておいてください。

森の細道を抜け出て直接櫓台に立つとタイムスリップ気分で感動的です。

さらに皆さんの足取りがよければ行市山山頂を往復し、エスケイプルートの西柳ケ瀬山の素晴らしい自然林尾根尾根を下りたいと考えています。

こちらも古い山道をけものたちがよく管理してくれていますから快適です。

多くのご参加を。

中央分水嶺・淀川水源の森トレイル/大崎峯山・菅浦大峰・愛発越・東ヶ谷山・三方ヶ岳・行市山・椿井嶺・庄野嶺・栃ノ木峠・音波山・下谷山・大黒山・妙理山・七々頭ヶ岳・安蔵山・横山岳・墓谷山・呉枯ノ峰・己高山・金糞岳


例会は紅葉盛りの下谷山区間へ

2017-11-04 19:18:12 | トレイル日記

余呉トレイル中央分水嶺のハイライト区間、栃ノ木峠から下谷山は今回から淀川水源の碑からの分水嶺ルートに変更です。

意気揚々と登り白山を望み音波山を越えて下谷山との中間点で予定通りトレイル弁当を開くことができ、登頂の見通しが立ったこともあって格別の味わいです。

お品書きに日付と山名が書き込まれていて、スタッフの方々の熱い思いもいただきました。

ロングコースだけに好天のもとで足並みよく全員頂に立つことができて気分は最高、上谷山や南尾根大黒山など余呉の山大パノラマも圧巻です。

先の台風でさすがのブナ林もあちこちで風でなぎ倒されていて、原生林ウォークはわずかな区間だけにしましたが、他の山では味わえない素晴らしい迫力です。

日本海側日野川源頭の水を味わった後は往路を引き返します。

そして栃ノ木峠へは片づけをしておいたかつての峠集落への山道を下りました。

これまでの巡視路から分水嶺尾根を登り、山道跡を下るだけで、分水嶺下谷山区間の印象が変わっていいものです。

迎えのウッディパル車を待たせてしまいましたが、皆さんよく頑張りました。お疲れさまでした。

余呉トレイルでは登りの横山岳、歩きの下谷山ということで、これを踏破できれば他の区間はこわいものなしですから、ぜひともメルヘンな味わいの全山、全区間チャレンジしていただきたいものです。

 


見まわりは籾ヶ岳、新保から

2017-10-17 20:57:16 | トレイル日記

敦賀側の新保は3ルートあった中河内塩買い道のひとつが通る美しい山村です。

今日は塩買い道があった前ノ谷の右岸尾根を登ってみました。

新保から望むと、すでにルートを拓いている左岸尾根もそうですが鬱蒼とした樹林に覆われていて以前から気になっていた尾根です。

前ノ谷の山田跡から登るとすぐに自然林となり、尾根にははっきりとしたけものみちがのびていて独標629へは枝払いをしながらですが難なく到着です。

途中でイノシシの出迎えがあり広い山頂へ出てみると、真ん中には立派なヌタバもあって納得です。

それにしても想像以上に深い森で籾ヶ岳と鉢伏山を結ぶ稜線に出るまで大自然境は続きます。

稜線へ出て籾ヶ岳へ向かいます。

作業道から急な尾根を登り、ササを漕ぐと余呉高原スキー場上の電波塔脇へ。

ススキ原の向こうには音波山下谷山のブナ林の中央分水嶺が圧巻です。

籾ヶ岳山頂は点標恋谷三角点の場所ですが行方不明でさみしいかぎりですが、敦賀方面の展望を楽しんだ後は早々に下山です。

左岸尾根はルートを拓いたとはいえ時間が経っているので藪や倒木で下りは簡単ではなく、要所要所では整備をしながらで時間がかかります。

今度はシカがあちらこちらで出迎えてくれます。

だれも通らないので警戒心が薄れているのか近くにゆくまで気づかず、あわてふためいて逃げる様は尋常ではありません。

無事に尾根末端の送電線鉄塔へ出て巡視路を下り、ループコース完成です。

スキー場に占拠されている籾ヶ岳ですが、新保からこうした登り方をすると高さ以上に登りがいのある山でした。


大黒山に待望の新ルート

2017-10-05 20:13:22 | トレイル日記

椿坂トンネルができた時から気になっていたのですが、トンネル出口から旧道を歩いて峠へ行くことになり送電線巡視路の登山道を使っての大黒山が簡単ではなくなりました。

中河内側からはルートを拓いていたのですが、今日やっと椿坂側の旧道スノーシェルター脇から登ってみました。

シェルターの上には雪崩止めの柵もある急斜面で取り付きはちょっと大変でしたが、けものみちがあって助かりました。

尾根は植林地で上部になるとユキツバキジャングルとなりますが、ここでもけものみちがあって見事にう回路して登山道へ合流です。

新ルートができて喜んだのもつかの間で登山道にはモノレールがいつのまにかできていてびっくり、送電線巡視路ですから工事が始まればこういうこともあるかもしれませんが。

しばらく脇を歩いてみましたが登山者に配慮した作りではなく何度も跨ぐはめに、稼働した際は脇を歩くのは危険でとても心配です。

巻道となるところから冬ルートの尾根をササをかき分けて歩きましたが、そろそろササを刈って道整備の必要がありそうです。

代替ルートとして中河内出口への北峰ルートを整備しておく必要がありそうですから、点標鯉谷へのプラン変更で鞍部から左千方三国岳から上谷山の山並を見た後は作業開始です。

余呉北部では手軽に楽しめるブナ林の山ですから、ササを刈り倒木枯枝を片付けるだけでなくコースが追えるようテープを多めに付けておきます。

とはいえ余呉の細道であることには変わりはないので、山慣れた人向けのコースですから安全登山を心がけていただきたいものです。

 


栃ノ木峠分水嶺ルート貫通!

2017-09-29 08:43:19 | トレイル日記

栃ノ木峠から音波山、下谷山へは峠下から送電線巡視路で登っていましたが、冬のスノーシューで使う分水嶺ルートの道をやっと整備することができました。

これで峠のトチノキからの籾ヶ岳への分水嶺ルートとあわせて中央分水嶺歩きを楽しめるようになりました。

淀川の源碑横から尾根に取り付つとけものみちができていてびっくり、寝床や糞から主にシカのようですが、いつの間にかこのあたりにも進出してきているようです。

ということで枝払いや倒木の片づけで余呉の細道は完成で、ブナ林が素晴らしく中央分水嶺トレイルにふさわしいものです。

天気が回復し雲が切れたらという期待で展望ポイントの三角点点標栃ノ木近くの送電線鉄塔ピークやベルクスキー場跡まで足をのばしましたが、残念ながら霧のブナ林でのランチとなってしまいました。

ナナカマドも色を添えてこれも味わい深いものがあり、元気になったところで分水嶺の南隣の昔の山道も下りながら整備します。

掘れた山道は道形がしっかり残っていて藪となっても見失うことはなく、ササや低木を刈り、倒木を片付ければ曲線を描く古道は蘇ってきてほれぼれ。

そして降り立ったお堂裏の小沢が淀川の源、水源の森にふさわしいたたずまいです。

この中央分水嶺ルートと山道は地図で見るとわずかな区間ですが、自然の魅力が凝縮されていてひとまわりするだけでも素晴らしいもので、トレイルクラブ例会下谷山は今後このルートでの入下山となりますので乞うご期待。


好天の安蔵山へ

2017-09-24 20:35:31 | トレイル日記

先の台風で尾羽梨へは車が入らず田戸からの往復となりましたが、爽やかな秋空の下で左千方三国岳や谷山を望みながら快適に登ることができました。

安蔵山は山上が広く鬱蒼としたブナ林に覆われて、ワンデリングは欠かせません。

胴回りが大人二人がかりのものなどあちこちにあって、立派なものは三人がかりの太さで見上げてばかりで首が疲れるほどです。

三等三角点手前には植えられたと思われるスギが二本あって、ここにも七々頭ヶ岳同様に観音堂があったといわれています。

麓の村も今はありませんが、こうした自然境に山に生きた村の歴史が刻まれていたことは素晴らしいことで、いつ訪れてもここのブナ原生林は心が和みます。

1時間ほどのブナ林ワンデリングの後は往路を下りますが、足取りも軽快です。

林道からの安蔵山の雄姿は淀川水源の森にふさわしく、いい登山ができて気分は上々です。

次回10/8(日)から秋の例会でまずは手軽で歩きがいのある中河内庄野嶺区間から、多くのご参加を。


紅葉始まる金糞岳白倉岳の稜線

2017-09-11 07:42:08 | トレイル日記

金糞岳スルー例会はお流れとなってしまい、申し込まれた人は残念でした。

一押しのスルーコース、また企画しますから楽しみにしておいてください。

天気もいいので整備の日にし、通行止表示が出ている鳥越林道で法面崩壊の鳥越峠手前まで車を走らせて鳥越峠から小朝ノ頭のササをしっかり刈らしてもらいました。

ブナ林尾根の昔からの登山ルートで以前も少し手を入れたことがありますが背丈を超えるササにすっかり覆われてしまい、今回はルートがわかるようにしました。

峠は金糞岳や美濃近江両側の展望が素晴らしく小朝の頭もいいピークですから、トレイルクラブとしては金糞岳登山は鳥越峠からスタートしたいと考えています。

昼に作業も終わりましたので、ひとっ走り金糞岳から白倉岳まで往復です。

稜線は紅葉が始まっていて足元にはリンドウも咲いていて、雲がかかってアルプス白山は見えませんでしたが奥美濃奥越そして余呉の山並から琵琶湖までの大展望もここならではのものでいつ歩いてもいいものです。

 


残暑のなか大黒妙理スルー!

2017-08-28 09:19:19 | トレイル日記

電車トラブルでスタートが遅れたが皆さんの頑張りで徐々に追い上げて、昼食はいつもの吊尾根中間点とはいきませんでしたが点標網谷先のブナ林峰で取ることができました。

日差しはきついのですが風はさわやかで何より、ナツエビネやヤマジノホトトギスなども咲いていていいものでした。

久しぶりの大黒妙理スルーですが、草が茂って手間取るのではと心配した吊尾根の細道もイノシシやシカがよく歩いてくれていて快適そのもの。

さらに独標795からの琵琶湖展望やその先の貴重な水場は水量も多く元気回復、妙理山西尾根へ登り返し山頂往復も余裕です。

そして西尾根の下りも一気で、予定時間より20分も早く椿坂桂昌院跡へ下山です。

皆さんお疲れさまでした。

トレイル歩きの醍醐味はスルー、ブナ林が素晴らしい二つの山をつないで歩くこのコースは何度歩いてもいいものです。

そして次回例会9月10日(日)はスルーコースの極め付け、金糞岳スルーです。

鳥越峠から金糞岳、白倉岳を越えて音羽へ抜ける素晴らしいコース、ウッディパル7:30集合、多くのチャレンジャーをお待ちしています。

 


念願の沓掛山ダイレクトルート開通

2017-08-15 09:51:26 | トレイル日記

 

北国街道は余呉の中央分水嶺と並走し椿坂峠・中河内を経て栃ノ木峠を越えて越前へ向かいます。

先の例会で取り上げた栃ノ木峠越前側と、椿坂峠の旧道とあわせて歴史街道の核心部分を楽しめるようになったことは素晴らしいことです。

昨日は椿坂峠旧道草刈りとあわせて、懸案の椿井嶺区間のエスケイプルート沓掛山から峠下沓掛へのルート整備を行うべく、先の台風の大雨で土砂に埋まる旧国道から東尾根へ取り付きました。

鬱蒼とした二次林の尾根でけものみちを追って登りますが、ユキツバキやカヤが林床を覆っていて枝払いが大変です。

木立越しに大黒山を望む尾根頭には彼らの寝床があって悠々自適の様子ですが、トレイルクラブのお通りでこれからはそうはいかないでしょう。

ここからは傾斜も緩くなり森歩き気分での整備となり、けものみちもシカからイノシシのものに代わり妙理山を望む沓掛平を経て山頂へ抜け出ることができました。

いつもながらここからの大黒山も雄大です。

山頂の西半分は拡大造林の不良林で愛想がないので、自然林で覆われた沓掛平へ戻り遅い昼食です。

誰も知らないとっておきの場所でくつろぐというのはまさに至福のひと時、整備山行ならではの楽しみといえるでしょう。

椿坂峠へまわり旧道を整備の予定を変更して、登ってきたルートが手ごわかったので下りながら仕上げをすることにしました。

次回例会は来週日曜8月27日大黒山から妙理山へ、手軽なスルーコースでだれでも頑張って通り抜けることができます。

そして自信がついたら9月10日(日)鳥越峠から音羽への金糞岳白倉岳スルーにチャレンジを。

多くのご参加を。


余呉から暑中お見舞い、呉枯ノ峰菅山寺見まわり

2017-08-03 20:05:06 | トレイル日記

トレイルウォーカーの皆さん、暑い日が続きますがいかがおすごしですか。

来週日曜の例会は呉枯ノ峰菅山寺ということで、昨日見まわりに行ってきました。

高時川と余呉川の分水嶺は南北にのびていて西からの涼風が吹き抜け快適、一等三角点呉枯山頂東側の秘密の森の広場をチェックした後はとっておきの菅山寺トレイルルートの整備に汗を流しました。

ウッディパルからの楽しく快適な森のループコース、お楽しみに。

余呉トレイルは中央分水嶺と淀川水源の森を歩きますが、呉枯ノ峰菅山寺のコースは余呉湖から行市山とともにトレイルの原点というべき道です。

夏でも涼しい深いブナ混生林の森を一緒に歩きませんか。


栃ノ木峠区間は午前霧ヶ峰午後屋久島気分で

2017-07-24 08:39:51 | トレイル日記

栃ノ木峠古道から籾ヶ岳へ登り中河内奥ピーク718への栃ノ木峠区間踏破です。

スキー場上部を抜けるコースですが、森の深い余呉にあって草稜歩きができる貴重な区間で、登りに古道歩き、下りに2ケ所の展望の丘を組み入れての新ルートとして再デビューです。

午前中は中央分水嶺の草稜は霧ヶ峰気分で快適でしたが、午後にわか雨の予報通り食後に降り始め素晴らしい樹林のピーク718からは屋久島の雨の様に土砂降り。

雄大な大パノラマが広がる2ケ所の展望の丘からは一瞬敦賀湾が望めただけで残念でしたが、点標中河内への細道は事前に整備のかいあってスムーズに下ることができました。

みなさんずぶ濡れとなり大変でしたが、コース的には好印象を持っていただいたようで何よりでした。

お疲れさまでした。

次回は8月13日(日)お盆にふさわしい菅山寺の森から一等三角点峰呉枯ノ峰をのんびり歩きまわりたいと思いますので多くのご参加を。

トレイル歩きデビューの人も大歓迎です。