中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

大黒山から妙理山へ

2010-10-25 08:57:01 | トレイル日記

横山岳、妙理山横断に続いて秋のトレイル歩き三回目は、妙理山から大黒山であるが登りが大変で行程も長いので、標高500メートルの椿坂峠スタートで逆に進む。
ブナ林はやっと色づいてきて秋らしい装いとなり、自然余呉にふさわしい姿を見せる。
森のトレイルは快適で足取りも軽く、時折開ける展望は雄大で歓声があがる。
敦賀湾、琵琶湖、上谷山など高時川源流の山々、そして行市山。
大黒山の登りではクリの木に熊棚があちこちにあり、妙理山では道に糞が落ちていたり、先日の北尾根での遭遇といい、案内杭がかじられたりで、このあたりはクマの活動がなかなか活発なようだ。
大勢で歩くときはいいが、少人数では鈴を鳴らしながら歩いた方がいい。
朝夕の活動の活発な時間帯や、痕跡のある通り道などは特に注意が必要で、一定の距離があれば彼らから避けてくれることから出合いがしらの異常接近を避ける工夫をしたいもの。
マスコミの凶悪犯扱いにはあきれてしまうが、ともかく山に昔から棲息する生きものでありその生態をあまりに知らなさすぎることが問題を大きくしているような気がする。
さらにクリ、ドングリ、ブナの実が今年は少なく、餌を求めて里に下りてしまうその背景ももっと深刻に考える必要がある。
それは山に生きる人たちの声を無視して奥山の伐採、拡大造林を進めた時代からこの問題は繰り返し起こっていて、さらにそれを放置して不良林を大量に作ってしまったり、ナラ枯れでドングリが壊滅状態ということでさらに問題を深刻なものにしている。
奥山の自然が維持されているところではクマが下りてくることは少ない。
中央分水嶺・淀川水源の森トレイルを歩くというのは自然を楽しみながらその状態を知るという効用があり、どんどんこうした機会を利用して歩いていただいて、風評に惑わされず正しく理解したいものだ。
下りでは雨が降り始めるが、幸い本降りとなる前に無事に椿坂桂照院跡へ降り立つことができた。
次回10/30(土)は大黒山から北尾根を経て中河内まで歩きます。評判の新米を使うトレイル弁当もおすすめですから、申し込みの際にあわせてどうぞ。



コメント

横山岳に続いて妙理山へ

2010-10-14 22:25:47 | トレイル日記


秋のクール2回目は妙理山を菅並から椿坂へ横断する。
好天に恵まれ、色づき始めたブナ林を歩くのは楽しい。
何しろ六所神社裏の急坂からすぐにブナが現れるのだから、そのすごさにいつもながら圧倒される。
昔は山仕事で盛んに人の入った山なので、全山ブナ林というわけではないが、断続的に残る森の木の太さは半端ではない。
洞寿院裏山ということもあるのだろう。
さらにこの横断トレイルは淀川水源である高時川源流を歩く貴重な存在である。
今までは断片的にしか知るすべもなかった森の深さを体感することができる。
東妙理山で昼食をとった後は、ネマガリダケの中のか細い道を伝って妙理山山頂に立ち、山頂奥と椿坂側の展望台で横山嶽や上谷山を望み、参加した人からは歓声が上がりっぱなし。


満ち足りた気分で余呉川流域の椿坂へ下った。
登りは六所神社、下りは桂照院跡というとっておきの場所というのも、一日のトレイル歩きの印象を高める。
横山に続き妙理は秋のクールは2回であるが、PR不足もあって参加者は多くはないのが残念。

このブログを見ていただいているみなさんも一緒に歩きませんか。
トレイルは道らしくなり、季節ごとに装いを新たにして、幾度歩いても新鮮な気分にさせられます。
次回第三回目は、10/24(日)椿坂峠から大黒山を経て妙理山まで歩きます。
人数的にウッディパル余呉のマイクロで対応できていますのでバス代は不要で、参加費だけでOK.
うまいと評判の上丹生の新米をつかったトレイル弁当800円もおすすめですので、申し込みの際にいっしょにどうぞ。
コメント

ツアーの合間にトレイルのさらなる整備を

2010-10-07 21:58:10 | トレイル日記

秋のクールが始まったが、できたトレイルを思い浮かべてみると気になる箇所があちらこちら浮かんでくる。
必要最小限な道づくりなのであたりまえだが、やるだけやっておかなければ。
ということでまずは椿坂峠、別荘地を外縁の中央分水嶺を歩けるようにしに行く。
ここで歩く区間が変わるので、別荘地南側から峠、峠から北側へ出て中河内へということで、中央分水嶺を通して歩くことができない状態であったのだ。
地図を見てもらうとわかるのだが、このあたりの地形は複雑で分水嶺がどこなのかさえわかりにくく、さらに分水嶺と県境がちがうのだが敦賀側がスギ植林となっていることから、これを追跡しながらGPSに詳しい人に分水嶺を割り出してもらう。
時間はかかったがテープ付けをし4人で荒狩りもしたので、これからは別荘地に入ることなく通り抜けることができるようになった。
これにこだわったのは山慣れた人にとっては、余呉湖から歩き始めたとしてこちらの設定する行市山や刀根越は中途半端となるようで、椿坂峠は通貨となってしまうことからここの中央分水嶺を通して歩けるようにする必要がでてきたのだ。
迷路のような丘や浅い谷を抜けるのは思いのほか楽しいので、チャレンジしてみてほしい。

敦賀湾展望台で昼食の後は、点標津谷から北国街道脇の採集処分場入口へ下るエスケイプルートが整備しきれてないので、それもかたずけに。
ウッディパルへケータイで下山地点変更の連絡をいれ、疲れた体に鞭打って上から3分の2ほどは道らしくなったが時間切れ。
余呉は高島とちがってベースとなる道すらなく、一から十まで手作りといった感じだがそれもまたやりがいがある。
コメント

まずは横山岳へ

2010-10-02 21:13:12 | トレイル日記

秋のトレイル歩きが始まった。
まずは晴れ渡った秋空のもと菅並から横山岳へ登る。
紅葉のことを考えて、余呉湖からの順路ではなく淀川水源の森から中央分水嶺コースとしたが、さっそく中間点のカタクリ広場でリタイアの人を出してしまった。
山の経験の乏しい人や体力のない人にはこの山は厳しい。
パーティを二分して登山口へ送り届け、その人達にはこれに懲りず次回への参加をお願いして精鋭だけで山頂をめざす。
天狗の森の岩場で昼食をとった後、一気に余呉頂上へ。

杭打ちをし、出来たての展望台も案内した後で三角点山頂へ向うが、グループがいてにぎやかで早々に余呉頂上へ聞き返す。
ブナ林の静かな余呉頂上がトレイルにふさわしい。
記念写真を撮って、往路を下るが精鋭だけだと早いもので、4時前には菅並へ。

次回は10月14日(木)菅並から妙理山を越えて椿坂まで歩きますので、多くのご参加をお待ちしています。
コメント (1)