中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

トレイルスノーシューの醍醐味、妙理山スルー

2013-01-20 09:25:48 | トレイル日記

トレイルの前から道のなかった妙理山へ、藪が埋もれる積雪期に距離の短い椿坂から向かったものだが、往復がやっとで菅並へ通り抜けることは至難の技であった。

それがトレイル整備を通じて、地形を熟知することで無理なく行えるようになり、ウッディパル余呉の送迎サポートもあって今年もまた大勢の参加を得て楽しむことができたことはすばらしいことにちがいない。

椿坂からみなさんの調子や雪の状態、天候を見極めて山頂でスルー決行か往復か判断する瞬間は、安全第一であり特に判断が鈍らないよう注意している。

そして決行とあればみなさんのモチベーションを上げて、東妙理までのブナ林のプロムナードは一気に進むのだ。

昨日の雪が樹氷となり幻想的であり、ゆっくりと楽しみたいところだが。

山頂は奥まったところにあり、当然ながらテープは埋もれ、トレイスなしであり、視界不良であれば引き返すというなかで、菅並を眼下に望む場所まで下ることができれば第一関門突破ということになる。

さらに広い尾根を進み洞寿院裏のブナ林まで下ると、後は六所神社裏への急な小尾根を残すだけ。

最後の最後までスノーシューワークで慣れない人には大変だが、余呉の山では確実に急斜面下りをマスターする必要があることからこの下りでしっかりと汗を流してもらって、ゴールとなる。

昨日は10時から登り、大黒山南尾根合流点下で冬バージョンのサンドイッチトレイル弁当に舌鼓を打ち、山頂で恒例の記念写真を撮り、本降りの雪に追い立てられたこともあり3時には下山することができた。

皆さんのパーティシップに感謝するとともに、またお会いできることを楽しみにしています。

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新春は七々頭ヶ岳スノーシューから

2013-01-06 20:05:14 | トレイル日記

年末年始は寒い日が続くものの雪が降らずやきもきさせられたが、直前に降って今日はめでたく登山口から下山口までスノーシューで歩くことができた。

大勢の参加でウッディパルの送迎バスが満員御礼となり、トレイルクラブとしてはうれしいかぎり。

初めての参加の人が多くちょっと心配したが、菅並のブナ林の急な尾根も難なく登る。

稜線手前からは元気な人にラッセルも手伝ってもらって、予定通り昼には山頂へ。

西林寺観音堂で一年の祈願をして、楽しい昼食タイム。

トレイル弁当は前回から冬バージョンのサンドイッチ弁当は、寒くても食べやすい。

山頂周辺で下りのトレーニングをしてから、上丹生へ小走りで下る。

斜面ごとにうまく走れない人を待つが、駆け降りは楽しみであるばかりか雪山での登りに時間がかかる分だけ下りで取り返す必要があることから余呉の山では必須であり、可能な範囲で練習してもらうことにしている。

小雪が時折降るなかをあっという間に夏道分岐まで下るが、これを下らず上丹生まで尾根伝いに進む。

道のない尾根を下ることができるのがスノーシュー登山の素晴らしいところであり、これには読図が不可欠であり楽しみながら折々地図を広げてもらう。

そして最後の尾根頭で雪雲から顔を出した七々頭ヶ岳を見とどけると最後の下りとなるものの、これからが余呉の山ならではの急斜面が待っている。

木立を持ちながらの安全な下り方のトレーニングでゴール。

低山の雪山といえどもあなどれない、とみなさん納得。

お疲れさまでした。

次の1/19(土)妙理山でまたお会いしましょう。

 

 

 

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