中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

今シーズンラストのスノーシュー

2012-03-25 21:41:28 | トレイル日記

 

有意義な前泊をということで前回に続き懇親会「楽しいトレイルカルチャー」も開かせていただき、万全を期してとっておきの下谷山にのぞむ。

激しい雨も朝には上がり喜んだのもつかの間、早朝出発して栃ノ木峠へ向かうと雪が舞っていて、風もある。

西高東低の気圧配置が強まってるようで冬山そのもので、春山の快適な残雪スノーシューという期待は吹っ飛ぶ。

ともかくブナ林の下谷山への期待を胸に出発し、予定通り11時には雪化粧した仁王立ちするブナ巨樹の音波山へ到着。

風がだんだんきつくなっていて、次々に通り過ぎる雪雲も本格的なものになってくる。

下谷山山頂部は終始雲の中で姿を隠したままだ。

北風、南風と交互に強い風が吹くのが複数の低気圧を予感させ、さらに雨に近い雪であり手袋や服が冬とちがってよく濡れるのも気がかりで、残念ながらここまでとする。

そうと決まれば、音波山北斜面の立派なブナ林をひとまわりし、雪が止んだタイミングで風の当たらない稜線南側で名物カツサンドのトレイル弁当を開く。

帰りは例によって小走り、駆け下りを楽しむが、吹雪を避け、ガスが濃くなりホワイトアウト状態の合間、合間でどうにもしまりがないが、ここでも安全第一。

それでも栃ノ木峠への急な尾根の下りは今シーズンラストランにふさわしいものであった。

多くのご参加をいただき、こうして冬のシーズンを無事故で克雪的に楽しめたことは喜びに絶えません。

ありがとうございました。引き続きまして花トレイル例会、そして前夜の山・自然・旅のトレイルカルチャー親睦会もよろしくお願いしします。

というわけで遠方の方ばかりか近所の人も、ウッディパル余呉トレイル格安宿泊プランを使っての楽しい前泊がおすすめです。

次回例会は4/7(土)中河内ザゼンソウと花の谷網谷です。今年は残雪が多く、スノーシューがまだ楽しめそうですので、ぜひご持参下さい。

春の例会ですが、回数が少ないというご意見が多いので増やすよう調整中です。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴れのち吹雪の横山岳スルー

2012-03-11 21:22:21 | トレイル日記

今年も横山岳にスノーシューで登ることができた。

だれもが登りたいと思う素晴らしい山であり、西尾根ルートを拓いてからというもの幾度となく登ってきたが、今年は今まででいちばん多くの参加があっただけに印象深いものになった。

予想以上に午前中はよく晴れ、みなさんにちょぅと頑張ってもらって天気が崩れる前にドンピシャで山頂へ登ることができ、大観もほしいままに。

北尾根では少し待つと天気が一時的に回復して、左千方や上谷山が姿をみせてくれもした。

 

横山とならんで余呉トレイルの看板であり、これらの山の雄姿は欠かせない。

下りの途中からは一気に吹雪となり、春山モードから冬山モードに切りかえを余儀なくされたが、みなさんの冷静沈着な対応、頑張りでほぼ予定どおり下山することができた。

これはクラブの熱心な人たちの強力なサポートによって、大勢でありながらひとつのパーティとして動けた結果であり、すばらしいことだと思う。

雪の横山岳は、求められる雪山の登山技術の高さは余呉トレイル屈指であり、参加された方は大いに自信を持っていただきたいものだ。

おつかれさまでした。

そして今シーズンの余呉トレイルスノーシューのラストを飾る「下谷山」は3/25(日)です。前夜はまたまた懇親会、別名トレイルカルチャーミーティングがありますので、前泊がおすすめです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする