今月上旬の大黒山が雪不足で流れて、今日がこの冬のトレイルスノーシュー始めとなった。
栃ノ木峠からめざしたのは中央分水嶺下谷山。
せっかくの雪が雨で融け冷え込みで固く締り、新雪とはほど遠い雪質で、初めての人もいていきなりの急斜面に四苦八苦。
稜線に出ても歩きにくく、みなさんに頑張ってもらうも仁王ブナが立つ音波山で遅めの昼食となった。
穏やかだった天気も冬型が強まるという予報通り、雪雲が押し寄せてきたことで下谷山は断念し、途中の910メートル峰までとする。
記念写真の後は、雪が舞う中を音波山北斜面の立派なブナ林に立ち寄ってから来た道を戻る。
固い雪で駆け降りもままならず雪降りのなかをもくもくと歩を進めるだけであったが、山頂からの余呉の山のパノラマ、雪のブナ林歩きもでき、今シーズンの幕開けとしては十分満足できるものであった。
次回は新年1月6日、新年にふさわしい七々頭ヶ岳。
スノーシュー初心者からベテランまで楽しめる山であり、とっておきの場所も加えてコースはバージョンアップ。乞うご期待。