中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

例会で初めて中河内塩買い道新保ルート踏破!

2016-08-21 22:07:42 | トレイル日記

 

猛暑対応で西側の新保スタートとし籾ヶ岳から東側の栃ノ木峠へ。

足並みも揃っていたので尾根道ではなく涼しい谷道を取り、道の消える源流部は尾根に取りつくところを暑さ対策でぎりぎりまで沢通しで登りました。

最後は藪こぎとなりますがわずかの頑張りで涼風が吹き抜ける稜線へ元気に抜け出ることができ、大パノラマに迎えられて笑顔笑顔です。

山田跡、炭焼き窯跡、小滝、深い森と、変化に富む谷コースはまずまず好評で何よりでした。

源流のサワグルミの下でのトレイル弁当はいいものでしたが、その後で藪を分けて立った籾ヶ岳(点標恋谷)山頂では行方不明の三角点をGPS頼りに探しますが今回も見つからなかったのは残念。

スキー場管理道から削り取られてかろうじて残る中央分水嶺尾根の、北斜面をトラバースぎみに下りトチノキ老木の立つ栃ノ木峠へ出ました。

踏破した後だけに水源の源碑脇の地蔵堂奥の渓流の水源の水はとても美味でした。

 

 

 

 

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夏の見まわりが楽しい中河内塩買い道

2016-08-11 08:26:27 | トレイル日記

21日の次回例会は中河内塩買い道のひとつ、栃ノ木峠から余呉高原籾ヶ岳を越えて新保への恋谷越です。

例会では初めて取り上げますので楽しみです。

池河内への庄野嶺越、獺河内への黄金清水越とあわせて3ルートも塩買い道があり、さらに中河内の人たちはこれらを日帰りで往復していたというのですからすごいことですね。

昨日は塩づくりが行われていた敦賀海岸五幡の、その周囲の山をひとまわりしてきました。

 

ウツロギ峠からオオカミ地蔵を経て五幡への古道は林道となっていて歩くたびに両側の山が気になっていましたので、峠から南側の送電線鉄塔で野坂岳や鉢伏山を見た後は点標南イラ谷へ登り尾根を五幡へ、浜で海を眺めた後は廃道となっている挙野の峠へ立って尾根伝いに五幡山へ登り送電線巡視路を峠へ下りました。

期待していた敦賀海岸の展望は五幡山の送電線鉄塔以外からは望めませんでしたが、自然林が多く味わい深いものでした。

五幡集落の裏山や挙野の峠のササや竹林の藪はたいへんでしたが。

特にびっしりと生えている場所が尾根や谷斜面に拓かれていた山田の跡というのは驚きです。

ウツロギ峠や挙野の峠は最古の北陸道鹿蒜道のルートにあたることも興味深い地域ですので、折々足を運び中河内塩買い道とあわせて楽しませてもらおうと思っています。

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中河内の庄野嶺区間を猛暑対応ルートで踏破!

2016-08-08 07:18:55 | トレイル日記

暑い日が続きます。

例会は津谷山から河内山への中河内の庄野嶺区間で、中央分水嶺への登り下りは谷道を使って行いました。

谷という谷に山田を拓き、日当たり斜面には焼畑を、源頭部では炭焼き窯を築いて、たくましく山に生きてきた中河内です。

今はそのほとんどが自然に還っていますが山仕事の道がところどころ残っていて、大きな滝もないことから無理なく歩くことができるのです。

もちろん下見をしてどう歩くか決めておきますから、例会では沢の冷気を受けて一気に分水嶺へ。

さらにこの区間の分水嶺は南北にのびて、西寄りの風が吹き抜けていて標高600m前後のブナ林で覆われた低い山並ですが暑い夏でも快適で、毎年例会で取り上げています。

昨日も津谷山東尾根の南側の谷を登り、山頂往復後に立派なブナ林でトレイル弁当を開き、庄野嶺越の峠を経て河内山へ登り、黄金清水から網谷林道へ、予定通り6時間ちょうどで猛暑をよそに楽々踏破することができました。

トリカブトやナツエビネの花との出会いもあっていいものでした。

次回例会は8月21日(日)は池河内への庄野嶺越、獺河内への黄金清水越と並ぶ中河内塩買い道のひとつ、栃ノ木峠から新保への恋谷越へ。例会新コースにつき多くのご参加を。

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