トレイルマップ余呉南部に、高時川を挟んで呉枯ノ峰の対岸にあるこの山が入っていて、せっかくだからとコース案内をしたものの、現状が少々気になっていた。
菅山寺の大箕山をおおきくしたような山であり、こちらの山上の古寺鶏足寺は建物はなく石垣などが残るだけだが、境内の輪郭を思い描くことができて味わい深い。
参道である立派な登山道があるので登りやすく、むかしから人気の山だ。
ブナ林のなかにスギやケヤキの大木があって、紅葉の素晴らしさはここならではのもの。
楽しみにして登ると寺跡と紅葉が味わい深くため息が出るくらいであったが、果たして平日とはいえ先客がひとり。
じゃましてはと写真だけ撮って足早にご神体の岩と三角点のある山頂へ。
こちらはだれもいず、こちらはここでゆっくりすることにしよう。
伊吹山と金糞岳が間近で雄大だ。
山頂からは往路を引き返して境内でもゆっくりしたかったが、石道寺への尾根道の確認をしておくのが今日の目的なのでそうはいかない。
こちらも古い道だが長い尾根道であり、お節介だがササがかぶっていないか心配していたが、最近のようだがきれいに刈られていて快適そのものだった。
二つ目の送電線鉄塔からは、いつもながら湖北の平野と竹生島の浮かぶ琵琶湖の景色が絵のように美しい。
道が歩きやすいのでぐんぐんと下り、参道がステキな石道寺へ出て、遊歩道を車を置く外湯己高庵下の駐車場へ。
さすがに歴史の山であり、余呉トレイルとちがい踏み込まれた道を伝っての素晴らしいループコースであった。
あらためて、余呉トレイルへ多くの人に来ていただいて、踏みしめていただきたいものと願わずにはおれなかった。
なお今回登った登山口への林道は、砂防工事で車の乗り入れはできないので、この駐車場から林道を歩くことになっている。
先日、高島トレイルをほぼ完歩しました。
ここのところ、よく余呉トレイル歩いていたので
高島トレイルを久しぶりに歩いて、思った事は、
トレイル自体のテープも余り無くなり、
マーキングの赤テープも多分ほとんど外されてましたが、
道標と踏み跡がしっかりあって、歩きやすくなってる事でした。
余呉トレイルは
ルートファインディングの面白さはありますが、余りにも踏み跡が少ないし、
笹薮はやはり、、一般向けではないですしね。
せっかく整備されてるのですから
もう少し多くに人に歩いてもらって、
踏み跡をつけてもらいたいと思います。
今月は仲間と柳ケ瀬山の先を歩きたいと思ってます。
先日、武奈ヶ嶽~三重嶽を周回しましたが、高島トレイルの稜線はブナ林の散策路です。おまけに黄色のトレイルテープはかなり残っていて、地図を出す必要もないので有り難いやら、面白くないやら…。
逆に余呉のほうは、8月に左千方~夜叉ヶ池のササヤブ稜線で立往生してビバーグやむなしでした。(>_<)
積雪期にはアプローチが大変だし、無雪期はヤブで入れないし…。
もうちょっと体力と気力があれば草刈り機でも担いで笹刈りに行きたいくらいです。(^_-)