中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

樹林のトレイルは深い雪の中だった

2010-02-21 14:27:57 | トレイル日記
またどっさりと雪が降った。
おかげでマイクロ「ウッディパル号」は椿坂峠を登ることができず、中河内以北のト
レイルを歩く予定を変更。



またまた旧道を登って椿坂峠から中央分水嶺に出て、先に登った大黒山を望みながら
トレイルを南へ進む。
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雪降りの合間には薄日も射し、木々に着いた雪が美しい。


トレイスのない樹林の分水嶺スノーシューを堪能する。
とはいえトレイルでも地形が複雑で、
ましてこんなコンディションではトレイル通りに歩くことは至難のわざだ。


深い雪の中を右往左往しながらもすぐに軌道修正し、
無事椿坂集落裏山の大きなブナの木へ到着。
今日は休憩していると必ず雪が降り出し、昼食時など八甲田状態であり水源コーヒーどころではなかったので、ここで味わうことに。


木立ごしに前々回の妙理山が高い。
水源コーヒーを入れていると、にわかに本降りに。
長いトレイルの道のりでは、まあこういう日もあるだろう。
早々に下山し、暖かいウッディパル号へ。

予報では来週は好天続きとなるようで、27日の下谷山が楽しみだ。
雪が多いので栃ノ木峠からの往復とし、延期となっている音波山もあわせて登る。
早朝7:30出発となるので、遠方の方はウッディパルの快適なコテージ(素泊3000円)が利用できる。

ピーク971下谷山は、トレイル随一の深いブナ林の山。
多くのご参加を。
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余呉12山スノーシューもいいが、雪のトレイル歩きもいいものだ。

2010-02-18 15:46:00 | トレイル日記

今日は椿坂峠から中河内まで。
この区間はすぐに中央分水嶺に上がることができ、
木立ごしに敦賀湾を望みながら小さな峰をいくつも越えて、
池河内への庄野嶺越へ抜ける変化に富むコースだ。

標高も低く手軽に楽しめる区間とはいえ、
急斜面が次々と現れて慣れない人にとって
はトレーニングの連続。

庄野嶺越の見晴らし台から歩いてきた名も無い峰の連なりの中央分水嶺を眺め、
余呉12山との違いを語りあいながら、ボブスレーのコースのようになった峠道を中河内へ駈けおりる。
今回は若くて熱心な朝日新聞記者の同行もあり、
その類い稀なパフォーマンスにのせられてしまい、
話はさせられ、悪戦苦闘の様子は激写されて、いったいどんな誌面になるのか戦々恐々。

ともかくいつになく絶叫や笑い声の絶えない一日となった。


20日には栃ノ木峠をめざしてこの続きを歩くが、みなさんもチャレンジしてみませんか。
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聖なる山妙理山を縦断

2010-02-15 12:02:11 | トレイル日記

トレイル12山スノーシューもいよいよ佳境に入ってきた。

七々頭ヶ岳、横山岳、安蔵山、そして今日登った妙理山に囲まれた菅並は、
禅を極めるにふさわしい場所ということで創建された曹洞宗本山洞寿院があって長い歴史を伝えている。

今回は山頂への距離が近い椿坂からスタートし、この菅並へ下る縦断コースとした。
天気もいいので、あとはスノーシュー登山の経験のない人の足取り次第で、無理なら
往復という想定だ。

山裾の桂照院跡から尾根に取り付くが、急で雪も堅くどうかなと心配したが、
多く参加者の方々の足取りは軽快そのもの。


山上では樹氷が出迎えてくれ、日射しでキラキラ輝いて美しく、周囲の山もいつもと
は違って見える。

予定通り山頂へ昼に着くことができ、食後は聖なる山の雪を融かしてコーヒーを入れ
る。
大勢で大変だが水源の森に親しんでもらうためには欠かせない儀式だ。

ウッディパル余呉へ連絡を入れ、さあ東妙理山から菅並への下りだ。

スノーシュー登山は不馴れな人にとっては下りがポイントとなるので、しっかり注意
点を伝える。
距離は長いが、その分傾斜が緩くなるので歩きやすいコースといえるだろう。

雄大な高時川源流の山と谷を眺めながら進み、洞寿院裏山から菅並を見下ろすと長い
尾根歩きは終わりとなり、わずかだが六所神社の杜めがけての急下降が始まる。
安全な転げ方に徹してもらい神社脇へ下る。
下からルートやストックでの確保などを大声でアドバイスさせてもらうのだが、その
下りの光景はいつもながら圧巻だ。

その一方で、二度三度と参加する人の上達ぶりは自分ごとのようにうれしくなる。
今は離村した村々が護ってきた六所神社に無事下山のお参りしてウッディパル余呉
へ。

次は音波山・下谷山であり、奥山シリーズが始まる。

みなさんもチャレンジしてみませんか?
慣れない方は手軽なコースでのトレーニングツアーを随時開催していますので、ご相談下さい。
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冬のトレイル-大黒山-

2010-02-10 11:39:32 | トレイル日記

音波山・下谷山は大雪のため大黒山へ
前日までの寒波とはうってかわって朝から青空が広がる。
どっさり雪が積もった椿坂峠をマイクロバスが越えるのはやっかいなので、
安全第一ということでコースを峠下から旧道を経て大黒山に変更する。

大勢の参加者は元気いっぱいで、
深雪の旧道や峠からの急な尾根も難なく登り樹氷が美しい山頂へ。


昼食の後は水源コーヒーを味わい、昨年登山道を拓いた南尾根を下る。
ブナの大木の前で記念写真を撮り、雪の尾根を進む。

左右が開けて大パノラマが広がり、歓声が上がる。
西側は行市山から栃ノ木峠までの中央分水嶺尾根、敦賀湾から敦賀三山、
高島トレイルの山々から琵琶湖。
東側はブナ林の高時川源流に聳える上谷山、三国岳、安蔵山、横山岳、
さらに金糞岳、伊吹山も。

初参加の人にも、冬の余呉12山の素晴らしさをわかってもらえたことだろう。
その後は長い尾根の楽しい下りだが、進むごとに傾斜がきつくなりスノーシューに慣
れない人には試練は続く。

雪山は往復が原則だが、足並みがそろったことで好天の下でループ(周回)コースを
楽しむことができた。
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