大黒山北尾根は、中央分水嶺下谷山から南尾根を半明へ下り北尾根を登り返して大黒山山頂に至る淀川水源の森ルートにあたり、鬱蒼とした森が続く魅力的な尾根です。
途中からは雄大な南尾根から下谷山や上谷山が望め、つないで歩くトレイルウォーカーにとって感動的です。
取り付きが急斜面で大変でしたが尾根末端から登れるようにルート整備をし、北尾根を登ります。
細道はけものたちがしっかり歩き維持管理をしてくれていて、倒木の手入れだけで展望ポイントを経て難なく山頂到着です。
四等三角点イカ谷のある山頂は高時川側の急斜面から涼風が吹き上がっていて居心地がよく、ここで早めの昼食です。
今日も猛暑日で見まわりはこの先の雌鳥越までとし、イカ谷源頭部で涼を取った後はけものみちを追って北尾根へ戻り、来た道を下りました。
けものみちではイノシシ親子が出迎えてくれ、びっくりして逃げまどう姿はかわいらしいものでした。
雌鳥越はかつて中河内の人たちが山仕事や焼畑に通っていた峠道といわれていますが、道は藪に埋もれて峠が残っているだけです。
帰り道は下るほどに熱気ムンムンといった感じで、暑い夏は特に早めの下山にかぎります。
そして中河内小峠の冷水へ直行です。
次回例会は、8/12(日)名山・大箕山呉枯ノ峰(8㎞初級)鬱蒼とした菅山寺の森から一等三角点の山へ。
余呉川からの呉枯ノ峰、左端が菅山寺のある大箕山、右が大岩山から木之本です。
涼を取りながら樹林の山並を快適に歩くことができますから、多くのご参加を。