中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

好天の墓谷山は盛り沢山

2017-02-26 21:04:50 | トレイル日記

余呉ではアルペンムードが濃厚な山として貴重な存在の墓谷山。

菅並からの小市谷ルートは雪解け水で増水し渡渉が大変でつきあいきれないので、山頂ダイレクト尾根を予定変更して手前のノコ尾根へ突き上げる尾根を登りました。

上部は急峻ですが大きな木があって難なく登り切ることができました。

さらに稜線の細尾根も皆さんスイスィで余呉湖竹生島を眺めながら山頂へ、頼もしいかぎりです。

雄大な横山岳と金糞岳に向かって腰を下ろし、トレイル弁当に舌鼓を打ち記念写真を撮り、引き返して上丹生へ下りました。

雪質がクラストあり踏み抜きありで大変でしたが、振り返って見る墓谷山の雄姿を楽しみながらトラブルもなく予定時間より早く降り立ちました。

神経を使うシーンがあちらこちらにあって楽ではないのですが、踏破した後の達成感はこの山ならではのもので、皆さんの表情はいいものでした。

お疲れさまでした。

次回例会は3月12日(日)横山岳、西尾根から登り北尾根を下るという登りがいのある素晴らしいコースです。

多くのチャレンジャーをお待ちしています。

 

 

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この日曜は雪たっぷりの墓谷山スノーシューです!

2017-02-22 21:00:47 | トレイル日記

上の写真は22日夕方の墓谷山です。

山頂から延びるのがノコ尾根で、雪がたっぷりですから余呉では珍しい雪稜歩きが楽しめます。

日曜は天気もまずまずの予報ですからおすすめです。

多くのご参加をお待ちしています。

今日は余呉中央分水嶺の福井側まぼろしの北陸道探しということで、16日の菅谷からホノケ山に続き元比田から山中山へ行ってきました。

湖北から越前への北陸道は難所続きで古代からいくつもルートが拓かれています。

余呉関連では北国街道栃ノ木峠越、西浅井では愛発越深坂峠越新道野越、敦賀から今庄の山中峠鹿蒜道、木の芽峠越。

中河内塩買い道の3ルートもそうした街道の間道ということができます。

まぼろしの北陸道といわれているのは敦賀最北の元比田から山中峠を越えずに山中山とホノケ山菅谷峠を越えて府中武生へ直接抜けるもので古代からよく使われていたようです。

菅谷(廃村)と元比田の間のルートが不明なのですが、敦賀海岸で古くから作られていた塩が武生へ運ばれる道でもあったといわれています。

ホノケ山は雄大な展望が魅力で余呉の中央分水嶺上谷山下谷山なども圧巻です。

山中山は山中峠の北側の山で、元比田のあちらこちらから登ってみましたら掘れた古い道が見つかりました。

眼下に日本海敦賀湾の古道歩きです。

その先の確認が必要ですが、ルート的にはぴったりです。

余呉湖北の中央分水嶺とその周辺は素晴らしい自然境であるばかりか北陸道の歴史も魅力がいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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中河内塩買い道谷口から池河内越へ

2017-02-08 21:37:22 | トレイル日記

池河内湿原西側の峠へ敦賀側から雪を蹴散らしながら登ってみました。

西谷入口は北陸トンネル入口のある集落谷口で、西谷林道の静地蔵先の二股からスタートです。

自然林の苔むした谷は味わい深いものでしたが、古道は次第に不鮮明となり藪の谷登りとなり、雪も増えてきます。

スノーシューを置いてきたのが悔やまれますが、ツボ足で頑張ります。

何とか池河内側からお馴染みの峠へ登り切って、湿原と背後の河内山から大黒山までの絶景を楽しむことができました。

湿原と自然林の山並の雪景色は何度見てもいいものです。

帰路は尾根伝いに岳山へ登り送電線巡視路を下りましたが、稜線からの女牛房の山並は高さ以上に迫力があり、野坂岳芦原岳もいいもので、下る途中からは敦賀湾と市街地の風景も楽しむことができました。

中河内から敦賀海岸への塩買い道は三ルートあったといわれています。

庄野嶺越・池河内越と獺河内への網谷黄金清水越と栃ノ木峠下から新保への恋谷越ですが、やっとすべてを踏破することができました。

いずれも素晴らしい自然林を抜けるルートです。

この庄野嶺越・池河内越もぜひ例会で取り上げたいと思いますので、お楽しみに。

今週日曜のスノーシュー例会は三方ヶ岳、雪もたっぷりあって楽しみです。多くのご参加を。冬型の気圧配置が続くようで集福寺からの北風があたらず登りやすいダイレクトルートで楽しみたいと思いますので多くのご参加を。

 

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