中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

北尾根から大黒山へ登り、トンネル出口へ下る

2014-05-26 09:55:51 | トレイル日記

前回下山した半明から大黒山北尾根へ。

中央分水嶺下谷山から淀川水源の森ルートとなる。

北尾根にはイカ谷から雌鳥越の峠道があって中河内の人たちがかつて焼畑に通ったというが、今はクマが住む鬱蒼とした森が続く自然境だ。

尾根を進むと雄大な下谷山、上谷山が望めて登りがいがある。

藪のなかのか細いトレイルは続き、点標イカ谷のピークの小さな広場は貴重な憩い場。

雌鳥越の森のなかでトレイル弁当を味わった後はひたすら山頂をめざす。

途中には左千方展望台もあって、森の稜線歩きも退屈はしない。

そして美しいブナ林となって山頂到着であり、さっそくパフォーマンス。

みなさん元気で(女性ばかり?)素晴らしい表情となれば、写真も撮りがいがあるというもの。

ここから椿坂峠への予定であったが、今秋開通のトンネル対応で中河内出口へのコースが必要となることから、みなさんの快諾を得て整備がてらそのルートを下る。

それは北峰からの尾根で、スノーシュー例会ではおなじみのコースであり、ブナ林が随所に残り傾斜も緩く境界道も随所に残り、整備されれば峠からの道より快適に歩くことができる。

尾根末端手前で斜面を下ると、植林地内に大きなケヤキの木があってトンネル出口の車道へ出る。

ドンピシャの着地で時間もピッタリで、トレイルクラブのレベルの高さに参加者から拍手喝采。

次回は6月8日(日)だれでもちょっと頑張れば楽しめるパノラマコース大黒妙理スルー、多くのご参加をお待ちしています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日じゅうブナ林の中を歩き続ける下谷山スルー

2014-05-12 07:34:58 | トレイル日記

一週間前は雨の予報であったが、なんと雲一つない快晴に。

若葉が美しい時期に余呉を代表するブナ林コースを歩いてもらおうと、西浅井区間の次はトレイル最北の下谷山区間としたが、願いが通じたのか参加の皆さんの行いがいいのか。

朝日が差し込むこの時期のブナ純林は明るく、若葉色のグラデーションは繊細で感動的だ。

まだ真っ白い白山もきれいに見ることができ、足取りは軽い。

仁王ブナの音波山を越えて岸田ベンチでトレイル弁当に舌鼓を打ち、予定通りに下谷山山頂へ。

いつもながら淀川水源の森の山や谷が大迫力であり、さらにここには登りやすい木もあって続々パフォーマンスで白山や上谷山とご対面。

記念写真のみなさんの表情はいつになく晴れ晴れ。

 

今日は山頂往復ではなくスルーであり、山頂の憩いは早々に切り上げ、南尾根から半明をめざす。

分水嶺鞍部から登り返して南尾根へ出て、ササに隠れがちなふみあと道を伝ってひたすら歩きモードに。

登った下谷山も見届けササをかき分けて独標873へ抜け出ると難関突破であり、再びブナ林散策モードに戻す。

ピースサインの木が出迎えてくれる点標大音波に近づくと、次々と道端に真新しい立派な糞があって、おやおやと思っているとガサガサ。

今日は立派な糞の主が、目の前の笹原でお出迎えだ。

マックスのオスグマであり、後を見ている人にも見せてあげたかったが万が一ということもあり、間髪を入れず「ありがとう」と大声でお引き取り願う。

早期発見、早期対応ができてヤレヤレ。

いやー、今日は盛りだくさんだ。

これで最後の大下りを残すだけだが、この騒動でみなさんすっかり本気モードになったこともあって難なく通過することができ、下谷山スルーは予定時間通りに無事完了。

みなさん、お疲れさまでした。

次回例会は5/25(日)はこの続きの半明から北尾根を登り大黒山へ。

多くのご参加をお待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする