中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

今年も下谷山スルー

2013-05-26 23:03:38 | トレイル日記

多くのご参加をいただき、新たな顔ぶれで今年もまた新緑の季節に下谷山スルーをすることができた。

上谷山から三国岳が深い藪とアプローチの遠さで、中央分水嶺余呉トレイルは下谷山が終点であり、半明からの南尾根は大黒山、妙理山、横山岳と続く淀川水源の森ルートとなることから、南尾根からこの山に登り栃ノ木峠へ抜けるブナ林が続くコースはとても意義深いものであって、距離も図上では15㎞となるが実際はもっと距離がある難コースといえるだろう。

余呉トレイルでは奥川並からの左千方往復、横山岳の西尾根から登り北尾根を下るコースとともに三大チャレンジであり、南尾根を大音波へ登ったら最後エスケイプもなく抜けるしかない。大音波への激登りも予想に反してみなさんスイスイで、Vサインの木でのパフォーマンスも余裕ででき、トレイル弁当はピーク873手前で味わうことができるにいたってスルーの手ごたえ十分で、原生エリアの藪もなんのそのでブナ原生林の山頂へ。

今日は標識設置も兼ねていて、みなさんのご協力もいただいてぶら下げ標識を大音波とピーク873へ、第二マスコットふくろうくんの標識杭を下谷山へ設置することもでき、喜ばしいかぎり。スルー隊も意気揚々と、その後ペースを上げて音波山を経て栃ノ木峠へ無事下山することができた。大音波から下谷山の山並みを見ながらスルーの手ごたえを感じながら。かつては前夜泊早朝スタートで実施していたが、通常スタートで一日目いっぱいであったができたことはすごいことだ。

トレイルクラブ例会はじっくり味わうコースありチャレンジコースありで、余呉トレイルを存分に味わっていただけるようチャンネルをいくつか用意していていて、これをうまく利用しておひとりおひとりのペースでスキルを上げていただければと願っています。次回6/9は大黒山・妙理山スルーで、どなたでもチャレンジしていただけますので、多くのご参加をお待ちしています。

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トレイルスルー2回目行市山から玄蕃尾城跡&菅山寺ハイキング

2013-05-18 22:14:23 | トレイル日記

一週間前から雨予報で心配したが、結果はよく晴れて、さわやかな5月の青空のもとでトレイル歩きを楽しむことができた。

サンケイ旅行社余呉トレイルスルー第2回目は行市山から刀根越であったが、みなさん快調に登って山頂でトレイル弁当を味わってもらい、刀根越も予定より早く着き、玄蕃尾城跡往復のおまけつき。

これも背丈を超えるササを、古くからこの区間を整備している方々によって刈っていただいていたおかげであり、この場を借りてお礼申し上げます。

ブナ新緑に加えて木々の花が花を咲かせていて、特にアオダモは見事であり、大いに楽しませてもらった。

次回はいよいよ余呉トレイルにふさわしい中央分水嶺の核心部を歩いてもらうことでもあり、さらに多くの方々の参加を期待したいものだ。

あわせて今日はウッディパルハイキングの日で、ブナ新緑が美しい大箕山菅山寺へ。こちらも坂口から登り林道ではなくトレイルコースを下り、レストランでコーヒー&ケーキ付で大いに盛りあがったようだ。

余呉トレイルのチャンネルも増えて、足の調子や楽しみ方にあわせて選んでいただけるようにぼちぼちですがなってゆきますので、みなさん乞うご期待です。

トレイルクラブ次回は5/26(日)ブナ林が続く南尾根から下谷山、ふるってご参加を。

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新緑の中央分水嶺を28000歩

2013-05-12 21:40:00 | トレイル日記

淀川水源の森の山々より標高の低い中央分水嶺では、長い登り下りはなく歩き主体の森のトレイル。

古い丘陵地が隆起でそのまま持ち上げられてできていて、地形が複雑で読図の楽しみや奥深さが感じられて、他では味わえない魅力となっている。

個人的には余呉トレイルはこの低い中央分水嶺にあり、と思っているくらいだ。

こうした区間のトレイル歩きは、横山岳へ登る時のような体力差は出にくく、だれでも気軽に参加できるのがいい。

といってもゆっくりは登りや急な下りだけで、平坦な場所や緩やかな下りはその人なりにリズミカルに歩けるようチャレンジしてもらっている。

今日の区間はアオダモの花が咲く刀根越・玄蕃尾城跡から北上し、トレイル弁当を水場近くの「ユキツバキ広場」で味わってもらい、沓掛山、椿井嶺を越え、歩けるところまでということでスタートし、津谷山まで行くことができた。

通常は椿井嶺・椿坂峠までであり、よく歩けてよかった。

歩き方をちょっと注意してもらい修正できれば、無理なくこれくらいは歩を進めることができ、なにより歩く楽しさを感じてもらえるのは素晴らしいことだ。

同じような森の風景が続くコースであるが、歩きなれてくるとこれがまた心地いい。

時折木立の切れ間から東に妙理山や大黒山、西に野坂岳や岩篭山が望め、椿井嶺を過ぎたところにある展望台からの敦賀湾など、ことのほか新鮮に見えるから不思議だ。

出会う人もなく、貸切で楽しめるとっておきの区間といえるだろう。

津谷山からのエスケイプルートは長らく使ってなく、藪に戻っていてみなさんの目を点にさせてしまいましたが、みなさん、お疲れさまでした。

懸案の標識も、ここでも必要最小限精神が発揮されて?かわいいものだが三ヶ所(ユキツバキ広場、沓掛山、津谷山)付けることができた。

次回は5/26(日)半明から南尾根経由で下谷山へ。余呉トレイル屈指のブナ新緑が美しい区間です。ふるってご参加を。

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