今日下見がてら山門水源の森とその周辺を歩いてきました。
よく管理された林内はパスして、その北側の森がトレイルクラブとしては注目の場所。
分水嶺歩きでおなじみの深坂峠道入口手前の林道から山道を伝って谷に入ります。
山田跡に続き炭焼き窯跡が次々と現れ、山道は低い尾根を越えて南隣の谷へ。
この二つの谷の流域は鬱蒼とした森が残され、谷上部は平坦で湿原が広がります。
琵琶湖西岸断層は主に横ずれ断層として活動し、谷がずれた尾根にふさがれて湿原ができたといわれていますが、北側のこれらの谷上流の平坦地も南側の山中牧場跡の平坦地もいっしょに作られたものです。
山道が今も快適に使えることがわかりましたので例会で歩いていただき、炭焼き以降人の手が入っていない小湿原や森を楽しんでいただこうと思います。
水源の森最高点から分水嶺へ出て北側のピーク630から尾根を下りましたが、この尾根が塩津県有林の植林地との境界にあたり、山道を下ると登ったルートと合流です。
山門水源の森とその周辺はいろんな歩き方が楽しめます
例会では水源の森から東ヶ谷山・大浦越を歩いていただきますが、高低差が少なくてどなたでも歩きやすく、琵琶湖と敦賀湾の展望、ブナ林、歴史古道と魅力の多い区間ですのでふるってご参加を。