椿坂峠の中河内側から除雪の壁を乗り越えひとつ北側の尾根から登り、急斜面の上で正規のルートに合流し、交代で膝までのラッセルで一気に山頂へ。
予報通り今日は厳しい天候で、いつになく季節風が吹き荒れて、大黒山へは登ったものの予定の北尾根は風がもろにあたり、雪もさらに多いことが予想されることから断念し、ウッディパルへ電話連絡して南尾根へ向う。
強力トランシーバーやケータイで交信しながら、無理のない範囲でトレイルスノーシューを行っているが、今日は残念ながら南尾根も思いのほか強風が吹き抜けていて、ホワイトアウトで視界もきかず、風の弱いブナ林をみつけて昼食をとっただけで早々に往路を引き返す。
急斜面では新雪が層になって滑っている箇所をあちこちで見かけていただけに、一日中歩くルートには随分気をつかい、峠へ戻って熱いコーヒーを入れやれやれ。
そして着いた旨交信をすると、国道が中河内付近の雪崩の関係で迎えの車は椿坂集落で足止めをくっているという。
仕方がないので歩いて峠下まで下り、現在地を伝えるとトンネル工事現場入口まで許可をもらって向っているという。
今日はいろいろとトレーニングをさせてもらったが、最後はいい結末となった。
好天の時もあれば今日のような時もあるが、参加されている人たちの安全を第一に考えて対応しているので、安心してご参加を。