中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

栃ノ木峠分水嶺ルート貫通!

2017-09-29 08:43:19 | トレイル日記

栃ノ木峠から音波山、下谷山へは峠下から送電線巡視路で登っていましたが、冬のスノーシューで使う分水嶺ルートの道をやっと整備することができました。

これで峠のトチノキからの籾ヶ岳への分水嶺ルートとあわせて中央分水嶺歩きを楽しめるようになりました。

淀川の源碑横から尾根に取り付つとけものみちができていてびっくり、寝床や糞から主にシカのようですが、いつの間にかこのあたりにも進出してきているようです。

ということで枝払いや倒木の片づけで余呉の細道は完成で、ブナ林が素晴らしく中央分水嶺トレイルにふさわしいものです。

天気が回復し雲が切れたらという期待で展望ポイントの三角点点標栃ノ木近くの送電線鉄塔ピークやベルクスキー場跡まで足をのばしましたが、残念ながら霧のブナ林でのランチとなってしまいました。

ナナカマドも色を添えてこれも味わい深いものがあり、元気になったところで分水嶺の南隣の昔の山道も下りながら整備します。

掘れた山道は道形がしっかり残っていて藪となっても見失うことはなく、ササや低木を刈り、倒木を片付ければ曲線を描く古道は蘇ってきてほれぼれ。

そして降り立ったお堂裏の小沢が淀川の源、水源の森にふさわしいたたずまいです。

この中央分水嶺ルートと山道は地図で見るとわずかな区間ですが、自然の魅力が凝縮されていてひとまわりするだけでも素晴らしいもので、トレイルクラブ例会下谷山は今後このルートでの入下山となりますので乞うご期待。

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好天の安蔵山へ

2017-09-24 20:35:31 | トレイル日記

先の台風で尾羽梨へは車が入らず田戸からの往復となりましたが、爽やかな秋空の下で左千方三国岳や谷山を望みながら快適に登ることができました。

安蔵山は山上が広く鬱蒼としたブナ林に覆われて、ワンデリングは欠かせません。

胴回りが大人二人がかりのものなどあちこちにあって、立派なものは三人がかりの太さで見上げてばかりで首が疲れるほどです。

三等三角点手前には植えられたと思われるスギが二本あって、ここにも七々頭ヶ岳同様に観音堂があったといわれています。

麓の村も今はありませんが、こうした自然境に山に生きた村の歴史が刻まれていたことは素晴らしいことで、いつ訪れてもここのブナ原生林は心が和みます。

1時間ほどのブナ林ワンデリングの後は往路を下りますが、足取りも軽快です。

林道からの安蔵山の雄姿は淀川水源の森にふさわしく、いい登山ができて気分は上々です。

次回10/8(日)から秋の例会でまずは手軽で歩きがいのある中河内庄野嶺区間から、多くのご参加を。

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紅葉始まる金糞岳白倉岳の稜線

2017-09-11 07:42:08 | トレイル日記

金糞岳スルー例会はお流れとなってしまい、申し込まれた人は残念でした。

一押しのスルーコース、また企画しますから楽しみにしておいてください。

天気もいいので整備の日にし、通行止表示が出ている鳥越林道で法面崩壊の鳥越峠手前まで車を走らせて鳥越峠から小朝ノ頭のササをしっかり刈らしてもらいました。

ブナ林尾根の昔からの登山ルートで以前も少し手を入れたことがありますが背丈を超えるササにすっかり覆われてしまい、今回はルートがわかるようにしました。

峠は金糞岳や美濃近江両側の展望が素晴らしく小朝の頭もいいピークですから、トレイルクラブとしては金糞岳登山は鳥越峠からスタートしたいと考えています。

昼に作業も終わりましたので、ひとっ走り金糞岳から白倉岳まで往復です。

稜線は紅葉が始まっていて足元にはリンドウも咲いていて、雲がかかってアルプス白山は見えませんでしたが奥美濃奥越そして余呉の山並から琵琶湖までの大展望もここならではのものでいつ歩いてもいいものです。

 

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