中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

次回例会の行市山見まわり

2018-04-25 20:42:36 | トレイル日記

トレイルウォーカーの皆さん、例会がキャンセル続きでご迷惑をおかけしております。

見まわりや整備をする者にとりましても残念至極ですが、自然な余呉の山が好きですからやっていて大勢のご参加をただただ楽しみにして頑張っています。

今日は小雨のなか行市山見まわりです。

西浅井から続く中央分水嶺は行市山で余呉になり、余呉湖からの尾根と合流です。

賤ヶ岳合戦の砦跡が山上にあることもあって登山道がよく整備されていて昔から手軽に登られてきましたが、山頂から北側は深いササに覆われていて659.7メートルの山の自然の凄さを教えてくれます。

5月

余呉は冬の積雪の多さから例えばブナなどびっくりするほど低い場所に森を作っていて、行市山でもあちこちにあって他の場所の1000メートルクラスの山の雰囲気です。

林床にササがある山に道を拓くのは容易ではありませんが、あちらこちらから昔の山道やけものみちをつないで登れるようにしてきました。

今日は林道太田谷線から道無き尾根を登って山頂へ立ち、ササをかき分けて分水嶺を北上し点標西柳ヶ瀬を経て林道へ戻るコースを歩いてきました。

登りは藪で多少苦労はしましたが自然林の尾根には境界道やけものみち、中腹の林道から上は山道があっていいものでした。

下りの点標西柳ヶ瀬のある尾根も自然林が続き、特にブナ林が多く残っていて奥山の雰囲気で、ここから太田谷林道への尾根もナラ林が続き、行市山のイメージ一新です。

次回例会5月13日(日)は柳ヶ瀬からこの尾根を登りますのでご期待下さい。

道が整備途上ですので中級としていますが、だれでも無理なく登ることができます。

分水嶺歩きは変わりませんが、分水嶺へのアプローチはいいコースがあれば変えて進化させていますので、もう歩いたという人にも楽しんでいただけると思います。

そして天空の砦跡玄蕃尾城跡がゴールです。

多くのご参加を。

 

 

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七々頭ヶ岳から新谷山の下見をしてきました

2018-04-12 20:26:35 | トレイル日記

 

次回例会22日(日)は七々頭ヶ岳から新谷山です。

余呉は丹生川と片岡と余呉からなります。

菅並から七々頭ヶ岳へ登り尾根を伝って新谷山へ歩くということは高時川流域から余呉川流域へスルーということになります。

妙理山や大黒山などにくらべて標高も高くないので、だれでも手軽に通り抜けが楽しめるコースです。

山頂の観音堂や伝説のるり池、ブナ林やクリ林、山上の池があって昔から親しまれてきた七々頭ヶ岳であり、新谷山は三等三角点があるものの登る人はほとんどいない山ですが、山上は広く最高峰は710メートルあり柳ヶ瀬断層でできた登りがいのある山です。

新谷山には登山道がなかったのですが、余呉トレイルクラブによって柳ヶ瀬からルートが拓かれてスルーが可能となりました。

今日はその柳ヶ瀬からの最高峰へのルートを登り、三角点峰から下るルート下ってみました。

どちらも細道で手を入れながら歩きましたが、快適に歩を進めることができましたので22日が楽しみです。

余呉の真ん中にあたり展望ポイントもあちらこちらにあって、琵琶湖淀川水源の奥山から余呉湖まで望めて余呉入門コースにふさわしいものです。

多くのご参加を。

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