栃ノ木峠から音波山、下谷山へは峠下から送電線巡視路で登っていましたが、冬のスノーシューで使う分水嶺ルートの道をやっと整備することができました。
これで峠のトチノキからの籾ヶ岳への分水嶺ルートとあわせて中央分水嶺歩きを楽しめるようになりました。
淀川の源碑横から尾根に取り付つとけものみちができていてびっくり、寝床や糞から主にシカのようですが、いつの間にかこのあたりにも進出してきているようです。
ということで枝払いや倒木の片づけで余呉の細道は完成で、ブナ林が素晴らしく中央分水嶺トレイルにふさわしいものです。
天気が回復し雲が切れたらという期待で展望ポイントの三角点点標栃ノ木近くの送電線鉄塔ピークやベルクスキー場跡まで足をのばしましたが、残念ながら霧のブナ林でのランチとなってしまいました。
ナナカマドも色を添えてこれも味わい深いものがあり、元気になったところで分水嶺の南隣の昔の山道も下りながら整備します。
掘れた山道は道形がしっかり残っていて藪となっても見失うことはなく、ササや低木を刈り、倒木を片付ければ曲線を描く古道は蘇ってきてほれぼれ。
そして降り立ったお堂裏の小沢が淀川の源、水源の森にふさわしいたたずまいです。
この中央分水嶺ルートと山道は地図で見るとわずかな区間ですが、自然の魅力が凝縮されていてひとまわりするだけでも素晴らしいもので、トレイルクラブ例会下谷山は今後このルートでの入下山となりますので乞うご期待。
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