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中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

ラストスノーシュー下谷山例会&春例会案内

2019-03-25 13:55:25 | トレイル日記

今シーズンとどめのスノーシューは南尾根から下谷山をめざします。

残雪は山上だけとなっていましたが、未明に降った雪で南尾根登り口大音波川橋からスノーシューを付けてスタートです。

とはいえカヤやユキバタツバキやササの藪は背を起こして行く手を阻み登りに手間取り、大音波山頂でトレイル弁当を開きます。

ここでも残雪はすべて融けていて新雪だけで、この先も歩きにくい状態が続くことから下谷山は諦めて途中の独標873までとします。

マンサク越しに独標873や下谷山、妙理山、横山岳を眺めながらしばらく進むとやっと残雪が現れて、南尾根でも特にブナ林が見事な独標ピークへは快適スノーシューで到着です。

いつ訪れても広く平坦な尾根上のブナ純林は目が醒めるような美しさで、至福の大休止とします。

天候もこの頃から晴れ間が広がり、帰路も印象がすっかり明るいものとなり登った道も様変わりです。

下山後に中河内に立ち寄るとザゼンソウがちょうど見ごろ、下谷山までは行けませんでしたがいいスノーシュー例会となりました。

次回4月14日から春例会、中央分水嶺東ケ谷山区間からスタートです。

多くのご参加を!


例会は行市山スペシャル

2019-02-25 08:55:38 | トレイル日記

好天に恵まれたものの行市山を見上げると、雪は山上わずかに。

それでもスノーシューをかついでノースフェイスの柳ヶ瀬から意気揚々とスタートです。

点標西柳ヶ瀬への尾根は素晴らしいコナラの森に昔山道今けものみちの細道が続きます。

四等三角点ピークに順調に上がり、中央分水嶺への斜面一面に雪が残っているのを見届けて早めの昼食です。

サンドイッチバージョンのトレイル弁当の味はいつもながら格別です。

元気が出たところでスノーシュー登場、残雪を伝って風格のあるブナが立つ分水嶺へ出て一気に山頂です。

激藪のササ区間もかろうじて残雪が押さえ込んでいて、スノーシューで快適に登ることができました。

コースも山上の残雪も春のような陽気もすべてスペシャルで、いつになく行市山が山らしく思え、登りがいがあったようで歓声が上がります。

皆さんお疲れさまでした。

琵琶湖から伊吹、金糞、余呉の山並の大パノラマを堪能した後は、雪の残る別所山手前まで駆け下りです。

そして別所山からは気分を変え、砦跡めぐりを楽しみながら毛受兄弟墓へ下山です。

次回例会は3月10日(日)妙理山スルー、山上の残雪スノーシューが楽しみです。

 


スノーシュー例会は三方ヶ岳へ

2019-02-11 20:12:13 | トレイル日記

この間の暖冬で雪が融けていてスノーシューを担いで新道野峠下から登り始めましたが、孫持山手前からなんとか履いて登ることができ、三方ヶ岳への稜線は昨日からの新雪もあって快適に進むことができてなによりでした。

久しぶりにトレイル弁当も味わうことができ、元気もりもりです。

冬型の気圧配置ながら時折日差しも出て琵琶湖敦賀湾から余呉の山並、さらに伊吹山も姿を見せていい雪山スノーシューの一日となり皆さんも大満足。

展望台へ出てから三方ヶ岳山頂に立ち、登った尾根の東隣りの尾根を歩いた森の美しい稜線を見ながら下り登山口へ戻りました。

次回例会は2月24日(日)行市山スノーシュー、点標西柳ヶ瀬ピークのある柳ヶ瀬からの自然林尾根から山頂へ立ちたいと考えていますが、雪がどっさり積もることを願うばかりです。

多くのご参加を。

 


山門水源北ピークから駄口山を経て深坂峠へ

2019-01-31 08:59:24 | トレイル日記

来週日曜2月10日の三方ヶ岳スノーシュー例会もあり、近くの東ヶ谷山区間北半を見まわりです。

トレイル歩きの醍醐味はスルー、見まわりはエスケイプルートを使ってループで行います。

三方ヶ岳を見ながら新道野峠下へ、塩津県有林入口からスノーシューを付け、保安林巡視道のある尾根を山門水源の森北ピーク530へ登り,点標駄口を経て深坂峠へ、さらに深坂古道を進みスタート地点へ戻るループコースです。

天気も良くカシとブナが混生するこのあたりならではの森も素晴らしく快適でした。

ユキバタツバキも咲き始めていました。

麓から雪をまとった三方ヶ岳は雄大、中央分水嶺にふさわしい琵琶湖と敦賀湾の展望が楽しめる山だけに来週が楽しみです。

少人数催行の場合はスルーもびっくりのとっておきのループコースを予定していますので、多くのご参加を。

 


新年は山門の森分水嶺ピークから

2019-01-05 20:15:21 | トレイル日記

余呉トレイルウォーカーの皆さん、新年おめでとうございます。

年末寒波で湖北は雪が降りましたので、4日に山門水源の森から中央分水嶺へスノーシューを履いて行ってきました。

アカガシの森あたりから雪の量が増えてブナの森山頂から中央分水嶺は一面真っ白、展望の丘からの琵琶湖敦賀湾と湖北の山並の大パノラマは圧巻でした。

余呉トレイルスノーシューは13日(日)大黒山スタートですが、ここより雪も多く楽しみです。

山は春夏秋冬楽しんでこそのもので、特に冬のどっさり雪の山を手軽に親しめるのは湖北ならではのものです。

だれでもすぐに楽しめるスノーシューで雪山登山にチャレンジしてみませんか。

スノーシューはレンタルがありますから、暖かい服装、雨具、スパッツ、手袋、帽子を用意してお越しください。


余呉はこれからスノーシューの季節です!

2018-12-24 09:53:51 | トレイル日記

23日の例会余呉湖大平良山は残念ながら整備行に。

山道跡の倒木や落枝を片付けながら眺める余呉湖はいつもながらいいものです。

賤ヶ岳の隣の森の美しい山ですが、こちらは歩く人も少なく静かに山をひとりじめです。

新羅崎からのダイレクトルートを登り、権現峠から神明山へ向かう予定でしたが午後前線通過ということでもうひとつのダイレクトルートを早々に下ることにしました。

この冬のスノーシュープランにこの山は入っていませんが、雪がどっさり積もればプランに追加し、余呉湖眼下の自然林の2つのダイレクトルートを使ってスノーシュー登山を楽しみたいと考えています。

年末寒波で雪が積もり始めるようですが、どっさり積もる余呉の雪山やブナ林でスノーシューを大いに楽しみたいものです。

スノーシューレンタルありですから,雨具スパッツ毛糸手袋帽子を用意し暖かい服装で来ていただければOKです。

多くのチャレンジャーをお待ちしています。


中央分水嶺網谷山樹氷ハイキング

2018-12-10 10:12:10 | トレイル日記

網谷黄金清水からブナ混生林の中央分水嶺へ出て網谷山718へ登り、展望の丘へ立ち寄り点標中河内へ下りました。

冬型の気圧配置で予想以上に積雪が多く、終日雪が舞う厳しい天候でしたがみなさん元気に悠々踏破、ブナ混生林の樹氷は素晴らしいものでした。

網谷山では積雪20センチを超え、ツボ足歩きも楽しいかぎりです。

展望の丘ではちょうど雪も止み、歩いた分水嶺尾根の向こうに敦賀湾とか中河内から大黒山という絶景も堪能でき、頑張ったかいがありました。

みなさん大変お疲れさまでした。

次回例会は23日(日)歩き納めは余呉湖の名山大平良山から神明山、新羅崎からのとっておきルートを登ります。もちろんこのまま雪が積もればスノーシュー登場です。どなたでもチャレンジできますから多くのご参加を!

 


例会は椿井嶺区間

2018-11-25 21:08:36 | トレイル日記

例会は整備山行となり、椿坂トンネル椿坂口スタートで北尾根を沓掛山へ登り、分水嶺を北上し津谷山南峰ピーク600まで行き、ここで東尾根を下りトンネル中河内口へ下り、2km近いトンネルウォークということになりました。

頑張っていただきお疲れさまでした。

おかげさまで沓掛山北尾根にルートを拓くことができ、倒木迂回ルート整備や落枝の片づけ、テープの交換といった細道トレイルの手入れができました。

中央分水嶺はすっかり冬枯れ状態でしたが、天気はよく中腹まで紅葉も残り、大黒山や敦賀湾を望みながら快適な山歩きとなって何よりでした。

次回例会は12月9日(日)中央分水嶺栃ノ木峠区間、手軽に楽しめるブナ混生林の網谷から栃ノ木峠まで歩きますので多くのご参加を!

 


大黒山新ルート整備

2018-10-25 21:07:54 | トレイル日記

椿坂峠の東に聳える大黒山は昔から余呉では手軽に登ることができる貴重な山でしたが、椿坂トンネルができてからはアプローチが長くなりちょっと登りにくくなりました。

トレイルクラブではトンネル中河内口からの尾根にルートを拓き、椿坂口からの尾根ルートも整備してきましたが、峠からの送電線巡視路道のように楽ではありませんが、どちらも山頂に立った時には登ったという達成感があります。

ということで次回例会11/11(日)の例会では椿坂口から山頂へ登り北峰を経て中河内口へ下ります。

すでに峠から登った方もぜひチャレンジしていただきたいものです。

まだまだどちらも細道ですしこの間の台風で山も荒れていますので、今日整備しながら歩いてきました。

倒木う回路作りやら落枝の片づけでくたびれましたが、山上のブナ林紅葉や余呉最深部上谷山三国岳などの大パノラマはいいものでした。

中河内口へ下山して車を置く椿坂口への1842メートルのトンネルウォークも乙なものです。

次回例会、多くのご参加を。

▲余呉トレイルマップ

 


秋晴れの下谷山へ

2018-10-15 09:51:50 | トレイル日記

ブナ林が色づいてきて足取りは軽やかです。

栃ノ木峠淀川の源石碑から中央分水嶺尾根を登り、音波山を経て下谷山を往復し、山道古道を峠へ下ります。

ブナの黄葉に加え、リンドウやアキノキリンソウなどの花、さらに季節外れのイワウチワの花まで彩りを添えてくれます。

白山こそ雲に隠れていましたが、琵琶湖から若狭湾越前海岸までの大パノラマも圧巻でした。

遠い下谷山がだんだんと近づいてきて、いつもながら歩きがいのある中央分水嶺です。

この間の台風による倒木や落枝でルート整備をしながらで時間はかかりましたが、復路はみなさんの頑張りで後れを取り戻し余裕で山道古道ルートを下り見事ゴールです。

大変お疲れさまでした。

次回例会は11月11日(日)大黒山、トンネル椿坂口から登り中河内口へ下るとっておきのコースですので多くのご参加を。


見まわりは横山岳桑樹谷ピーク菅並東ルート

2018-09-19 08:37:19 | トレイル日記

すべての集落からトレイルにアプローチということで横山岳北尾根ルートは点標桑樹谷から小原へ下りますが、雪のある時などにこの尾根を歩いています。

山上に残る掘れた山道跡は東菅並へ続いていて、枝払いをしながら桑樹谷ピークまで往復です。

倒木や藪に埋まっているところもありますが可能なかぎり忠実に追うと、その立派な山道は盛んであっただろう昔の山仕事が想像でき感動的です。

林道を横切り最初の尾根頭に出ると植林地がありますが、それより上は美しい二次林が続くことから奥川並へ続く道かもしれません。

山道の歩きにくいところにはけものみちのう回路があり、予想していたよりはやく小原からの道と合流し桑樹谷ピークに立つことができました。

見まわりで整備に時間がかかっても登山の醍醐味は欠かせないもので、台風で木が倒れていて上谷山が望めるようになっていたこともあって至福の山頂の憩いです。

傾斜がゆるいこの山道跡ルートによって西尾根北尾根のスルーが快適に、かつループで楽しめることになるので、ふだんはあまりしないのですが往路を戻り念入りに手を入れて仕上げです。

これで9月30日(日)名峰横山岳スルー例会が楽しみとなってきました。

みなさんもチャレンジしてみませんか。


下谷山大音波に新ルート

2018-09-01 10:19:00 | トレイル日記

下谷山南尾根の三等三角点峰大音波はブナ林の美しいピークですが、急斜面の登り下りは山慣れない人にとってはちょっと厳しいものがあります。

来週日曜は栃ノ木峠からの下谷山スルー、疲れも出るその最後にこの難関が待ち構えていて案内する側としても気が抜けません。

整備に昨日行ったのですが、大音波谷の橋を渡ったところに新しいけものみちを発見したどってみたところ、思いのほか快適に山上へ抜けることができました。

取り付きが今までのルートより急なのですが、彼らはうまくトラバースして早めに小尾根へ出て、カヤやユキツバキの藪もうまくかわしていて見事な道づくりです。

トレイルウォーカーが通るにはしっかりと枝払いをする必要があって汗を流しましたが、地面は安定し森も登るほどに立派になり、下りも仕上げをしながらここを通りましたが素晴らしい新ルート完成です。

山頂のVサインのブナの木も、いつになく身近に感じたものです。

ということで来週日曜の下谷山スルーが楽しみです。

多くのご参加を!


網谷から河内山見まわり

2018-08-24 21:23:59 | トレイル日記

未明に台風通過で天気は曇り、暑い日差しもなく見まわり日和です。

網谷黄金清水の沢沿いの道は両岸から枝がのびてトンネル状態で枝払いに行ってきました。

こうした作業は下りながらの方がしやすいので、登りは懸案の網谷林道終点から河内山へのダイレクト尾根試登です。

河内山へは庄野嶺から分水嶺伝いに登るのが一般的ですが、山慣れた人には暑い夏など特に網谷コースがおすすめです。

ダイレクト尾根が使えると、網谷コースとセットで手軽にブナ林の河内山を楽しむことができます。

ということで尾根に取り付くと、予想通りシカトレイルがあってこれを枝払いをしながら追いますが、まだシカが増えて間がないので彼らも苦労している様子ですぐにトレイスが薄くなります。

不明瞭なところは尾根芯の藪にトンネルをくり抜いて山上のブナ混生林に到着です。

このルートは低木が密集していて、もう一度今度は下りながら整備する必要がありますが、森はすべて二次林で細道ができると存分に楽しめそうです。

河内山は南峰が最高峰、北峰が三角点峰ですが、この尾根は最高峰に出て、低山とは思えない素晴らしいブナ林の稜線を進んで三角点峰ということになります。

ブナ林で至福のランチを済ませた後は、気分を変えて網谷黄金清水の枝払いです。

敦賀五幡への中河内塩買い道が通る谷ですが、谷道は大半が流されてなくほとんど河原を歩きますが、水量が少なく涼しくて夏は特に快適です。

ということでこの日曜の例会ではこの道を登りますが、楽しみです。

栃ノ木峠への分水嶺に続く深い樹林の細道はこの区間ならではのもので、リーダーダンジョー的には特におすすめですから多くのご参加を!


菅山寺の森をひとまわり

2018-08-08 08:59:40 | トレイル日記

余呉トレイルウォーカーのみなさん、残暑お見舞い申し上げます。

猛烈な暑さが続きますが、暦のうえでは立秋、山ではこのところ涼風が吹き抜ける日が多くなってきました。

この日曜の例会は、淀川水源の森の見本園というべき菅山寺の森から一等三角点の山呉枯ノ峰へ。

ということで下見がてら菅山寺の森を歩いてみました。

この間で菅公お手植えのケヤキの一本が倒れてしまいましたが、坂口の方々の努力で境内の森は変わらず歩きやすく緑陰は暑さ知らずです。

参道をひとまわりした後は庫裏の水場から昔の山道を伝って大箕山へ足をのばします。

日曜もこの道から菅山寺へ行きブナ林尾根を登り呉枯ノ峰へ向かいますが、菅山寺の森のとっておきコースです。

折々横山岳、上谷山(写真)、金糞岳の山並や余呉湖(写真)、琵琶湖を望みながらというのもこの区間ならではのもので、トレイルデビューにふさわしいコースです。

多くのご参加を。


中河内から大黒山北尾根イカ谷の頭へ

2018-07-26 13:18:21 | トレイル日記

 

大黒山北尾根は、中央分水嶺下谷山から南尾根を半明へ下り北尾根を登り返して大黒山山頂に至る淀川水源の森ルートにあたり、鬱蒼とした森が続く魅力的な尾根です。

途中からは雄大な南尾根から下谷山や上谷山が望め、つないで歩くトレイルウォーカーにとって感動的です。

取り付きが急斜面で大変でしたが尾根末端から登れるようにルート整備をし、北尾根を登ります。

細道はけものたちがしっかり歩き維持管理をしてくれていて、倒木の手入れだけで展望ポイントを経て難なく山頂到着です。

四等三角点イカ谷のある山頂は高時川側の急斜面から涼風が吹き上がっていて居心地がよく、ここで早めの昼食です。

今日も猛暑日で見まわりはこの先の雌鳥越までとし、イカ谷源頭部で涼を取った後はけものみちを追って北尾根へ戻り、来た道を下りました。

けものみちではイノシシ親子が出迎えてくれ、びっくりして逃げまどう姿はかわいらしいものでした。

雌鳥越はかつて中河内の人たちが山仕事や焼畑に通っていた峠道といわれていますが、道は藪に埋もれて峠が残っているだけです。

帰り道は下るほどに熱気ムンムンといった感じで、暑い夏は特に早めの下山にかぎります。

そして中河内小峠の冷水へ直行です。

次回例会は、8/12()名山・大箕山呉枯ノ峰(8㎞初級)鬱蒼とした菅山寺の森から一等三角点の山へ。

余呉川からの呉枯ノ峰、左端が菅山寺のある大箕山、右が大岩山から木之本です。

涼を取りながら樹林の山並を快適に歩くことができますから、多くのご参加を。