「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

QOLって?

2013年03月18日 12時51分13秒 | Weblog
QOLって?

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つい最近「QOL」なる言葉を知った。

英:語の「quality of life」(クオリティ・オブ・ライフ)で一般的には、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念。

QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど様々な観点から計られる。

またQOLには国家の発展、個人の人権・自由が保障されている度合い、居住の快適さとの関連性も指摘される。

「医療上におけるクオリティ・オブ・ライフ」が問題のようで、長期療養を要する疾患、ならびに消耗の激しい疾患や進行性の疾患では、いたずらな延命治療、患者への侵襲が激しい治療を継続することによって、患者が自らの理想とする生き方、もしくは社会的にみて「人間らしい生活」と考える生活が実現できないことが自覚された。
このような状況を「QOL (生活の質)が低下する」と呼んでいる。

以上は「ウィキペディア」からの知識だが、幅広い問題を含んでいる。
毎日を何気なく過ごしてしまっているが、生かされている有り難、命の大切さ、感謝の気持ちを忘れないことが大切と、あらためて思った。

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桜の樹勢回復工事@西の谷

2013年03月18日 08時40分26秒 | 西の谷緑地公園
桜の樹勢回復工事@西の谷

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梅の花が咲きそろった昨日(3月17日)は天候にも恵まれ、偕楽園を訪れるお客さんも多く、周辺道路も車が多かった。
西の谷の臨時駐車場も、他県ナンバーの車が目立った。
この臨時駐車場、出入り口の違いで有料・無料の差が有るのは何故だろう?

西の谷を経由して、京成デパートなどの泉町方面に足を運ぶお客さんも多いようだ。
偕楽園と泉町・南町をつなぐ連絡路として、いくらか認知されつつあるのは嬉しい。

西の谷は6年前に沢山の山桜が植えられた。
造成がされたのは数十年前だが、がれきなどで埋め立て・盛り土されたので極めて土壌が悪い。
従って、植えられた山桜の成長が遅く、中には枯れてしまったものがあった。

昨年あたりから西の谷に関わる予算が増えたのか、維持管理が良くなったのは喜ばしい。

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2月に四本の樹に「樹勢回復工事」が施された。
根の周辺部の土を入れ替え、元気にさせようとの狙い。

山桜の開花は染井吉野等より遅く、4月中旬。
今年の桜の開花が楽しみだ。

『桜川千本桜プロジェクト』が本年からスタートする。
西の谷緑地も千波公園・桜川の一部。
50年~100年後に、桜の名所となることを願っている。

●参考資料【徳川ミュージアム訪問】
見川町の徳川ミュージアムに伺ってきました。水戸徳川家伝来の大名道具・古文書を収蔵する徳川ミュージアムは偕楽園・桜山・護国神社の向かいに位置し、広大な敷地内には、烈公ゆかりの桜や吉子夫人ゆかりの左近の桜の碑文があり、何といっても桜川の旧河道の隣地となっています。これまで述べてきましたように桜川の歴史はまさに水戸徳川家の歴史に他なりません。今回は趣意書を持参し、ご挨拶・植樹に向けてのお願い・ご指導のお願いをしてまいりましたが、ご懇篤なご対応をいただきました。今後の展開についてはミーティングなどでご報告いたします。《水戸桜川千本桜プロジェクトのFBより転載》


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春の彼岸の昼ごはん

2013年03月17日 21時47分32秒 | 生活
春の彼岸の昼ごはん

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「おはぎ」

3月20日の春分の日を中心に、前後3日の7日間が春の彼岸。
春の訪れを寿ぎ、先祖の墓参り
今日17日は彼岸の入り、暑さ寒さも彼岸までと言われる様に季節の変わり目。
先祖の墓参りをするのは仏教行事に由来するが、春の訪れを寿ぎ太陽や祖霊を敬うのは、人間界の共通した気持ちだ。

供え物として「ぼたもち」或いは「おはぎ」
彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われるが、地域や家庭によっても異なるが、今では「おはぎ」が一般的な呼び名のように思う。


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月に数度お訪ねするUさんのお宅でお昼をご馳走になった。
奥様手作りの「おはぎ」「ヒジキと大豆の煮もの」「湯葉」「春菊」「切り干し大根の煮物」「野菜たっぷりの味噌汁」など。

Uさんの博識な話を伺いながらの食事は幸せの一語に尽きる。


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島 利宣・山下 政宏フォト二人 展 @ギャラリーしえる 水戸市見川町

2013年03月16日 21時50分58秒 | 美術展
島 利宣・山下 政宏フォト二人 展 @ギャラリーしえる 水戸市見川町
3月12日~17日


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職場を同じくした写真好きの仲間が、退職後に始めた写真展が10回を迎えた。

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山下 政宏さんは、浅草・新宿・渋谷・銀座・秋葉原などの街と人々。

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たまたま旅した、南の島『鎮魂・サイパン』

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山登りが好きな島 利宣さんは「笠ヶ岳」の迫力ある山岳写真。

リタイア後の人生を楽しむには、在職中から趣味を持ちことが大切、と云う事を実践されている方々の写真は気負いがなく、清々しい。



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BABA ナイト@ビストロ・ババ 水戸市泉町

2013年03月14日 21時14分49秒 | 水戸
BABA ナイト@ビストロ・ババ 水戸市泉町1丁目

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水戸京成百貨店の脇のビストロ・ババは、美味しく・盛りが良く・格安と3拍子揃った店として開店以来の人気店。
マスター、奥様、息子さん家族全員で心からのもてなしてくれる店だけに、頷ける。
月曜は定休業日だが、夜は音楽が好きなマスターの友人が集まってのセッション。毎回、集まるメンバーは異なるが、練習がてら楽しく演奏している。
たまたま、覗いた(闖入)したがよくよく楽しく面白い。
興味のある方は、月曜の夜に訪れマスターに相談して下さい。

福描・「八」の故里。


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今や全国的に有名になった福猫「八」
再三、テレビに登場したが、今回は写真集が発刊されベストセラーに。
飼い主のMさんは今や左団扇。

「福猫・八を辿る旅」も人気上昇中。
当然ここは外せません。

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夜の偕楽園 @偕楽園公園

2013年03月14日 19時42分05秒 | 庭園
夜の偕楽園 @偕楽園公園

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20度を超す日もあれば翌日は10度足らず。
3月は寒暖の差が激しく、昨日は強風が吹き荒れた。
春の魁「水戸の梅まつり」は天候不順な時期に開催される。
開花の遅れていた偕楽園の梅の花が、やっと見頃となった。

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3月10日(日)までの予定だったライトアップが3月11日から24日(日)まで延長に成った
ライトアップ時間は日没から午後9時まで(開園時間を午後9時まで延長。
ライトアップと言っても、好文亭や一部の施設で煌々とした感じではない。
そこが良さなのだが、足元も明るくはないから簡単な照明は持参した方が安全。

梅の花はひっそりとした侘しさも趣がある。
あと、10日間、夜の偕楽園が楽しめます。

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御喜美江・アコーディオンコンサート@水戸芸術館コンサートホール

2013年03月13日 20時53分59秒 | 水戸芸術館
御喜美江・アコーディオンコンサート@水戸芸術館コンサートホール

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水戸芸術館で開催される『ちょっとお昼にクラシック』のシリーズは、午後1時30分から約一時間、多様な演奏者がお話を交えながら演奏するユニークなコンサート。
入場料が1500円と格安な上に、コーヒーラウンジでソフトドリンクが無料で1杯飲める楽しい企画で好評だ。
今月は、世界中のアコーディオン奏者から尊敬を集める「アコーディオンの女王」御喜美江(みきみえ)と愛弟子の大田智美の独奏と二重奏。
解説の中でふれていたが、確かに「知っているようで、知らない楽器」がアコーディオンかもしれない。

J.S.バッハ:幻想曲とフーガ 、林光:〈裸の島〉の主題によるパラフレーズ、ケージ:夢、 ピアソラ:S. V. P.、リベルタンゴなど予定時間を超える熱演で、「呼吸する鍵盤楽器」アコーディオンの深みと楽しさを知ることが出来た。
それぞれの曲の特徴が有ったが、バンドネオンの巨匠ピアソラのタンゴ「リベルタンゴ」やアンコール曲coba作曲の「SARA」が良かった。

アコーディオン奏者については、テレビでよく見るcoba(小林靖宏)しか知らなかった。
御喜美江はcoba と30年来の知り合いだとのこと、今まで知らなくて申し訳ありません。

クラッシックに疎い人間ですが、水戸芸術館が出来てから聴く機会が増えたことは有り難い。

今後も愉しい企画を待ってます。

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梅酒大会2013 @常磐神社

2013年03月08日 19時07分44秒 | 水戸
梅酒大会2013 @常磐神社

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今日と明日(3月8日・9日)水戸の梅まつりの催事の一環として「梅酒大会2013が開催された。
会場は偕楽園に隣接した常磐神社境内の特設テント。
入り口で600円を支払うと、小さなコップを渡され、自分の好みの梅酒を注いでもらう。

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本殿前で,企画されたボランテアのSさんと常磐神社の宮司さんと一緒に。

北海道から沖縄までの酒蔵から出品された157銘柄から、好みの3種を投票する。
別枠で、デザインが優れた1本も選ぶ。

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梅酒と言ってもベースは焼酎・日本酒・ワイン・ブランデー・泡盛と種類は多く、更には梅の実をすりつぶした、ドロドロもある。
マンゴー・ユズ・イチゴ・ショウガ・ヨーグルト味などの多種多様。

壜のデザインお洒落なものが多く、かなり女性客を意識している。

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偕楽園入り口の観光ボランティアさん。

暖かさに誘われた偕楽園の梅見客も多くが参加し、大盛況であった。
今回が初めての企画であったが、来年も継続してほしい催事だ。


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キイトス茶房 @新宿区箪笥町25番地 野吾ビル2F

2013年03月07日 23時15分31秒 | 散歩
キイトス茶房 @新宿区箪笥町25番地 野吾ビル2F

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2月16日・17日に開催された「27回・水戸映画祭」の上映作品を検索していた際に見つけたのが神楽坂の「キイトス茶房」。
今風に云えば《BOOK CAFE》だが、周りを本棚に囲まれた昔ながらの喫茶店で映画や音楽に関心があり、特製カレーなどの簡単な食事も出来て、ビールも飲める。僕にとって、理想的で贅沢な喫茶店。

ホームページの一端には
【“Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”を謳って運営しています】とある。
何れはと思ったが、2月末に実現した。

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ビル2階の店内は大きな本棚や小さな本棚が並び、書斎・図書室・喫茶室と言う感じで、マスターの清水敬生さんが選んだ本やCDが沢山。
クラシックが静かに流れている。

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『散歩の達人』の「おこもりカフェ」にも登場した。

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ライブの演奏会なども開催されているようだ。

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予想通りの寛げる空間、こんな店が水戸にも欲しい。
近々再訪したい場所。

お店のブログは
http://kiitosryo.blog46.fc2.com/
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「西の谷・光の抜け道」@西の谷

2013年03月06日 22時46分24秒 | 西の谷緑地公園
「西の谷・光の抜け道」@西の谷

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2月20日から第117回「水戸の梅まつり」が始まり、3月2日(土)18:00~21:00は第8回「夜・梅・祭」が開催された。
キャンドルディスプレイによるライトアップで、寒さの為に開花の遅れていた梅の花が可憐に映えた。
空模様はあまり良くなかったにも関わらず、夜の偕楽園と常磐神社は昼間以上の人出で賑わった。

3月1日と2日に開催された第4回「バーバ・バル・バール」今回は大工町・泉町エリア限定だったが「夜梅まつり」と連携した企画。

バーバル

僕は、1日に京成百貨店のレストランフロアに特化し、4店を制覇。
其々のお勧めを味わいました。
この様な企画に市外からのお客様が水戸に宿泊して楽しんでほしいですね。
3日の水戸ホーリホックの開幕戦[ザスパクサツ群馬]のサポーターにも参加していただければ、と思いました。


2日の第8回「夜・梅・祭」会場の偕楽園・常磐神社から泉町への抜け道は西の谷の遊歩道で「西の谷光の抜け道」と題するプロジェクトが開催された。

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茨城大学教育学部情報文化課程の学生さんが「美濃和紙・あかりアート」の作品と風船に照明器具を入れ《漂うあかり》を演出。
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輝度が低く、ぼんやりとした灯でしたが新しい試み。
さらなる、進化形を期待しています。


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坂 茂・建築の考え方と作り方 @水戸芸術館 現代美術ギャラリー

2013年03月06日 19時18分16秒 | 水戸芸術館
坂 茂・建築の考え方と作り方 @水戸芸術館 現代美術ギャラリー
       3月2日(土)~ 5月12日(日)

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広場に設置された3階建てのコンテナ仮設住宅の実物大モックアップ(一世帯)。とても住み心地が良さそうです。


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東日本大震災の避難所内に紙製の簡易間仕切りを作った建築家の坂茂さん。
建築界では有名なのだろうが、素人の私は、その様な建築家いるのを知った。

1995年の阪神・淡路大震災から東日本大震災に至るまでの17年間、世界の難民キャンプや被災地で仮設住宅や復興住宅をつくる災害支援活動を続けてきた建築家。
「紙の建築」でも知られ、紙筒のように身近な素材の中に建築の材料としての特性を見出し、それを建築作品として実用化してきたユニークな建築家。

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「紙のログハウス」

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紙製ポールのテント。

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木造7階建ての柱の実物、集成材で作られている。

紙や竹や木の集成材、或いは鉄製の組み立て棚など、身近な安価な材料を使用した建物は国際的に高い評価を受けている。

初期作品から進行中のプロジェクトに至るまでを写真、映像、模型、立体展示で辿る展覧会。

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ジョイントに工夫が凝らされている。

これらの手法でより安価で環境にやさしい住宅が出来そうに思うが、建築に関する多くの法律や法規は難しく、簡単ではなさそうだ。

今回の展示が基となって、より多くの地域や場所でこれらの建物が普及すればと感じた。

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寒蘭の鉢 @中西陶房・笠間市笠間2192-15

2013年03月05日 23時23分51秒 | Weblog
寒蘭の鉢 @中西陶房・笠間市笠間2192-15 

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中学・高校時代の同級生T君は大阪に転居したが、50年以上の交友が続いている。
先週末に来水し、笠間に行きたいとのこと。
彼の趣味は「寒蘭」の栽培と鑑賞で、自宅に温室を設け数百鉢を育てている。

水墨画に描かれる草木の代表を四君子と呼ぶが、蘭・竹・菊・梅のことで、蘭は、ほのかな香りと気品を愛でるが、特にスー?した葉の姿がポイントらしい。
「春蘭」は水戸周辺の野山にも自生しているので知っていたが、「寒蘭」は四国や九州など温暖な地に育つとのことで、全く知らなかった。

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栽培するには植木鉢が必要だが、笠間は「蘭鉢」の産地として有名と知らされた。
春蘭の鉢は丈が短く、寒蘭の鉢は丈が長いと云う事も知った。

以前は、笠間の陶房の多くが制作していたらしいが、現在は少なくなったようだ。彼は来る前に「中西陶房」に発注済で、今回は出来上がりを確認し、受け取りに来たのに同行した次第。

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中西陶房のご主人は三代目で73歳とのことだから、笠間では古窯であろう。
屈託ない職人の明るさを持ち合わせている方だった。

笠間焼には「蘭鉢」と言う特産品が有ることを知って、嬉しくなった。

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みち

2013年03月03日 21時49分47秒 | Weblog
みち

みち


ホーリーホックの歩んでいく後ろに確固たる道を作っていく。もう一つに、『道(どう)』があります。柱谷監督の3年目、『サッカー道』を極めて、素晴らしいサッカーを展開します。さらに『未知』。J2でJ1経験の無い最古参のチームになりました。今シーズンこそは、J1という未知の旅を実現させたいと思います。
J1という険しい目標に挑戦するためにも、「サッカー道」ともいうべき、サッカーの本質を追究しながら、未知の世界に挑む「道程・みちのり」を、今年のスローガンとしました。

ホーリホックのHPより転載、
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沢木耕太郎「キャパの十字架」

2013年03月03日 21時15分18秒 | 人間
沢木耕太郎「キャパの十字架」

兵士キャパ・崩れ落ちる



1936年に起きた、スペイン内戦の時に、キャパが撮影したという「崩れ落ちる兵士」の写真。戦争報道において、必ず引き合いにだされる有名な写真だ。
これはフランスの雑誌に1936年9月に掲載されたものだ。ほとんど同じ場所で別の兵士にも撃たれたところを演出して撮影しているのである。2つの写真のうち左のほうが“出来”がよかったので、こちらが有名になった

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音楽評論家・矢澤 孝樹さん

2013年03月02日 00時11分05秒 | Weblog
音楽評論家・矢澤 孝樹さん

矢澤さん 水戸映画祭


第27回水戸映画祭で上映された、「オープニング・ナイト」の上映に先立ち元・水戸芸術館音楽部門主任学芸員であった矢澤孝樹さんがジョン・カサヴェテス監督と「オープニング・ナイト」の見所などを話された。
矢澤さんは家庭の事情で実家のニューロン製菓の経営に携わるため水戸芸を辞されたが、水戸の人達に愛された学芸員であった。
仕事の傍ら音楽評論・映画評論家として活躍されているのは嬉しい。
2月16日のプレトークについて、矢澤さんの記事がFBに投稿されいたので転載させて頂くことにした。


第27回水戸映画祭に出演し、ジョン・カサヴェテス監督『オープニング・ナイト』のプレトークをしてまいりました。NPO法人シネマパンチの皆さん、水戸芸術館の皆さん、そしてご来場くださった皆さん、本当にありがとうございます。上映終了まで誰も席を立つことなく、終わった後に深い衝撃と感動が客席を包んでいるのが、共に客席にいる僕にもしっかり伝わってきた。何回もこの種の企画をやったので、客席の「空気」がわかるのだ。ああ、皆さんカサヴェテスの強烈な引力にとらえられている。息を呑むように画面を見つめ、その世界の住人となっている。それが場内の闇を通しても濃密な手ごたえでしっかり伝わってくる。その媒介役を務めることができた幸せをひしひしと感じる。これまでの僕の『オープニング・ナイト』鑑賞体験の中でも、もっとも感動的な時間だったことは間違いない。

 終映後、多くの方々が、口々に熱気あふれる感想を直接聞かせてくださった。「矢澤さんのプレトークだけ聞いて帰ろうと思ったけれど、結局最後まで観ちゃったよ、いやあすごい映画だね」とおっしゃってくださった方もいた。ああ、やっぱりやってよかった。カサヴェテス監督、あなたの映画の力は世紀を超えた日本でも確実に多くの人々に伝わっていますよ。あなたの映画に打ちのめされて20年、ささやかながらようやくオフィシャルな形であなたの映画を伝える役を果たせたことで、「カサヴェテス組」の遠い遠い末席に加わることができたと、僭越ながら誇りに思ってもよろしいでしょうか?

 それにしても、プレトーク20分はやはり短かったな。機関銃のようにしゃべりまくったけれど、最後の方で尺が足りなくなり(だいたい僕は脱線が多すぎるんだ、サム・ショウがマリリン・モンローのスカートが風でまくり上がる有名なポートレイト撮った話とか省けよな~)、駆け足になってしまったのは相変らずの矢澤です。

 実はFBに、きのう話したことを全文再現してアップしようと思い実際書き始めていたのだけれど、前半は伝記的事実の話も多いので、ここに上げる意味が見出しにくく、なにより良くも悪くもプレトークで爆発させていた熱量を再現することがどうもできないので、最後、時間が足りなくて端折ってしゃべった部分をもう少し詳しく書いておく。

 カサヴェテス映画の「計算」と「即興」と「俳優との極限的に深く激しいセッション」の化学反応によって生まれるドキュメンタリーのようなリアリティが、「演劇」という設定によっていっそう複雑で高いレヴェルに到達したのが『オープニング・ナイト』なのだ、と思う。主人公の大女優マートルが、そして演出家も共演者も潜在的に抱いている「老い」への恐れが、それをテーマにした戯曲を上演することによって顕在化し、登場人物たちを追いつめてゆく。登場人物たちが「演ずる」舞台、彼女たちの映画内における「現実の」生、それを演ずる俳優の生(なま)の身体、この3つの層が、「老い」への恐怖と格闘する姿を通じ軋みをたててぶつかり合い、互いの境界線を壊してゆく(実はマートルの幻想という別の層もあり、それが映画内の現実をいっそう複雑にしている)。その尋常ならざる熱量と巧緻にして大胆な仕掛けが、スクリーンと鑑賞者の間の壁までも溶解させ、観客という第4の層である僕たちを巻き込んでゆく。僕たちはそこから逃れる事ができず、映画の中を終始吹き荒れる感情の暴風雨の中を共に生きることを課せられる。『オープニング・ナイト』とは、そういう映画なのだ。

 そして僕たちは、この映画の4つの層の境界線が完全に破壊される驚異のクライマックスにおいて気づくのだ、僕たちの生もまた、与えられた役割を生きることを課せられた「舞台」なのではないかと。その役割の意味は容易に見つからず、だからこそ人は苦しみ悩むのだが、それでもその役割に正面からぶつかり、格闘することでしか道は拓けないのだと。『オープニング・ナイト』は演劇の製作という過程を描くことで、それをメタファーとして僕たちに伝えてくれているのだろうか。いやメタファーというにはそれはあまりに熱く激しく、冷静に観察することを決して許さない。僕らがこの映画から何かを得るためには、「学ぶ」のではなく、「体験」するしかないのだ。

 とはいえ、回を重ねるごとに、この映画に張り巡らされた緻密な計算と登場人物に割り当てられた役割の意味、それを一点の曖昧さもなく描く正確な叙述力に、驚嘆するばかりだ。今回も観ていて新たな発見がいくつもあった。たとえばマートルの幻想に登場する事故死した17歳の少女が「好きだ」という音楽は、すでに映画の冒頭のマートルへのサイン責めのシーンで(正確には、「まだ生きている」彼女の登場と共に)すでに鳴っている、とか。そして、鑑賞の回数を重ね、映画の細部まで観られるようになってあらためて素晴らしいと感じられるのは、この映画ではすべての登場人物(小道具係からメーキャップ係まで)に「役割」が与えられており、彼らが輝く瞬間が分け隔てなく用意されているということだ。登場人物の誰もがいとおしい。(ようやくここに来て、ついにこの言葉を解禁するのだけれど)それをカサヴェテスの人間への「愛」と呼ばずしてなんと呼ぶ?

 この映画が観る者に課すあらゆる困難を超えて、その「愛」がきのうの場内にすべからく沁み渡ったことを。終映後に起こった控え目な拍手は、映画の衝撃の大きさが直接的に支配する空間の中で、その「愛」がしっかりと受け止められていたことの証明だと信じたい。


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