「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

友明堂主人 田中昭光さん

2012年02月13日 23時23分25秒 | 人間
友明堂主人 田中昭光さん @奈良市春日野町





「おとな日和」10号に掲載された吉田光男さんのエッセイ『そうだ、京都へ…』に触発され、2月6日~8日までの2泊3日の旅が実現した。
新幹線京都駅から近鉄特急に乗り換え、先ずは奈良に。
月曜日で国立奈良博物館は休館日とは承知していたが、昨年開設された『東大寺ミュージアム』も臨時の休館と知った。




奈良といえば、博物館正門前の「友明堂」を訪ね、古美術品を眺め、お菓子と抹茶を戴き、店主、田中昭光さんの話を伺うのは大きな楽しみだ。
古美術の世界に取りつかれていた時分にはお伺いする機会が多かったが、近ごろはご無沙汰している。前回は2010年4月だから約二年ぶりの訪問となる。







店頭のウインドーを始め、店内のあちこちに素敵な花が活けられている。
器・花・田中さんの技術と感覚の三位一体によるものだ。



活けた花と器とお菓子の記録『野の花を活ける茶花十二か月』(文化出版局, 1984年)は何十版を重ねたロングセラーだが今は絶版らしい。



古美術が専門だが、無法庵と号して奈良茶も嗜まれている才人で奇人。
世間体など全く気にせず、我が道を行く方だ。

店で供される抹茶のお菓子も手作り。



今年は『月刊 淡交テキスト』~茶花 季節の花を入れる~淡交社刊として、一年間の連載が始まったとのことだ。
毎号、花と器を6~7点、さらに『無法庵 昔語り』という随筆も掲載されている。

この様なお店とご主人は奈良の地、ならではだ。
何年に一度であろうとも、この様な方お会いできるのは真に嬉しい。

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