( この漫画は、1992年頃に描いたパロディー漫画「暗黒劇画劇場」の一部です。タイトル場面
ですが、出来はともかく、バカが自信を持つとこんな感じになるものです。 詳しい事は本文
にて・・・《 1992年頃、作画 》 )
【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】
その4
作品のテーマに「 愛 」を選ぶ者は幸いである・・・。 何故ならば・・・その
テーマを選んだだけで作品の成功が半分約束されたも同然だからである・・・・
・・・( ウィリアム・シェークスピアの言葉・・・ではない )1992年当時、私は
そんな文句とはまったく無縁でした。
漫画だけに限った事ではないと思いますが・・・小説でも映画でも、その「 作
品 」によって、より多くの人を幸せにした者がより多くの「 幸せ 」( 喜び )を得
るものです( これは、どこかの劇作家が本に書いてた言葉です )
ひるがえって私の漫画には「 愛 」や「 希望 」や「 勝利 」といった明快で豊か
なテーマが乏しく・・・おまけに財布の中身も乏しく・・・精神的にも呆れるほ
どに乏しい有り様でした・・・・。( 何でこんな事を書いてるのやら・・・ )
「 暗黒劇画劇場 」・・・・思いっきり自分の「 排他的 」な世界に入り込んで、
その世界にユラユラと沈澱していたのです・・・・。
前回紹介しました『 雑踏市 』は、生まれて初めての時代劇でしたので、キ
ャラクターの服装、髪型などには苦心しました。多くは、私の師匠であるJ先生
( ※参照 )の時代劇作品を参考にさせてもらいました。
これだけ多くのキャラクターを描き込むのは、毎日背景を描く事を仕事にしてい
るアシスタントにとっては、けっこうストレスになります。
『 これだけ沢山の人物を描くのって、いったい何ページ分の漫画
を描いた事になるんだろう・・・ 』
・・・ってな事を考え( 愚痴り )ながら描いたのを、今でもよく覚えております。
ただ・・・・・
困難な事に立ち向かう事は、きっと良い結果( 報い )を得る・・・のではないかと
いう無意識の幻想があったからこそ、挑む事が出来たのだと思います。
この「 雑踏市 」の次に「 連載第1回用 」の作品として作ったのが・・・・・( か
なり読者をなめきった作品ですが・・・お目こぼしのほどを・・・ )
・・・・『 暗黒劇画劇場第1回 』 なのです。
セリフやタイトルなどは、改めて活字編集してありますが、その内容は、ほとんど
当時のままです。
なぜ、こんなに自信(?)に満ちていたのか・・・それは、これに続く連作を見てい
ただければ分かると思うのですが・・・・・
有名なアニメなどを盗作・・・・・・いや、「 参考 」にして( パロディー化 )ウキ
ウキとした心地よい創作活動に励んでいたわけで・・・その明るい精神状態が各作
品に大きなエネルギーを与えた・・・と、言えば言えなくもないと思います。
さて、「 暗黒劇画劇場 」の第3回目は・・・
例の・・・あの・・・あまりにも有名な・・・ボクシング漫画を・・・愚かにも( 恐
れ知らずにも )・・・・・
実は・・・・・この作品を公開するのは・・・・・・一抹の不安があるのですが・・
・・・
この作品を見ていただければ・・・なぜ「 暗黒劇画劇場 」がボツになったのか・・
・・・・その最大の理由をご理解いただけると思います。
詳しくは・・・次回・・・・・だジョ~!
「 漫画家アシスタント 第7章 その5 」 へつづく・・・
★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント第7章 その3」へ戻る 】
【 ※参照 】
・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には
週刊連載6誌という逸話もある。現在は2誌に連載中。92年当時、49歳。
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などを「解説」と共に無料公開中!
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「第4章 その1」 「第5章 その1」 「第6章 その1」
「第7章 その1」 「第8章 その1」 「第9章 その1」
「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」
ですが、出来はともかく、バカが自信を持つとこんな感じになるものです。 詳しい事は本文
にて・・・《 1992年頃、作画 》 )
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その4
作品のテーマに「 愛 」を選ぶ者は幸いである・・・。 何故ならば・・・その
テーマを選んだだけで作品の成功が半分約束されたも同然だからである・・・・
・・・( ウィリアム・シェークスピアの言葉・・・ではない )1992年当時、私は
そんな文句とはまったく無縁でした。
漫画だけに限った事ではないと思いますが・・・小説でも映画でも、その「 作
品 」によって、より多くの人を幸せにした者がより多くの「 幸せ 」( 喜び )を得
るものです( これは、どこかの劇作家が本に書いてた言葉です )
ひるがえって私の漫画には「 愛 」や「 希望 」や「 勝利 」といった明快で豊か
なテーマが乏しく・・・おまけに財布の中身も乏しく・・・精神的にも呆れるほ
どに乏しい有り様でした・・・・。( 何でこんな事を書いてるのやら・・・ )
「 暗黒劇画劇場 」・・・・思いっきり自分の「 排他的 」な世界に入り込んで、
その世界にユラユラと沈澱していたのです・・・・。
前回紹介しました『 雑踏市 』は、生まれて初めての時代劇でしたので、キ
ャラクターの服装、髪型などには苦心しました。多くは、私の師匠であるJ先生
( ※参照 )の時代劇作品を参考にさせてもらいました。
これだけ多くのキャラクターを描き込むのは、毎日背景を描く事を仕事にしてい
るアシスタントにとっては、けっこうストレスになります。
『 これだけ沢山の人物を描くのって、いったい何ページ分の漫画
を描いた事になるんだろう・・・ 』
・・・ってな事を考え( 愚痴り )ながら描いたのを、今でもよく覚えております。
ただ・・・・・
困難な事に立ち向かう事は、きっと良い結果( 報い )を得る・・・のではないかと
いう無意識の幻想があったからこそ、挑む事が出来たのだと思います。
この「 雑踏市 」の次に「 連載第1回用 」の作品として作ったのが・・・・・( か
なり読者をなめきった作品ですが・・・お目こぼしのほどを・・・ )
・・・・『 暗黒劇画劇場第1回 』 なのです。
セリフやタイトルなどは、改めて活字編集してありますが、その内容は、ほとんど
当時のままです。
なぜ、こんなに自信(?)に満ちていたのか・・・それは、これに続く連作を見てい
ただければ分かると思うのですが・・・・・
有名なアニメなどを盗作・・・・・・いや、「 参考 」にして( パロディー化 )ウキ
ウキとした心地よい創作活動に励んでいたわけで・・・その明るい精神状態が各作
品に大きなエネルギーを与えた・・・と、言えば言えなくもないと思います。
さて、「 暗黒劇画劇場 」の第3回目は・・・
例の・・・あの・・・あまりにも有名な・・・ボクシング漫画を・・・愚かにも( 恐
れ知らずにも )・・・・・
実は・・・・・この作品を公開するのは・・・・・・一抹の不安があるのですが・・
・・・
この作品を見ていただければ・・・なぜ「 暗黒劇画劇場 」がボツになったのか・・
・・・・その最大の理由をご理解いただけると思います。
詳しくは・・・次回・・・・・だジョ~!
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・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には
週刊連載6誌という逸話もある。現在は2誌に連載中。92年当時、49歳。
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