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マルチナ・ヒンギス サイン テニス

テニスのマルチナ・ヒンギス選手。4大大会の史上最年少優勝とか、世界ランキング1位の史上最年少記録などを記録し、若くして世界のトップ・プレーヤーに登り詰めたが、テニス以外のごたごたもあって振るわなくなったように記憶している。それらの最年少記録が今も破られていないかどうかは良く判らないが、まれにみる早熟の選手で、スポーツ界で一時話題となった「燃え尽き症候群」の走りのような選手だ。最近、また復活を果たして活躍しているというニュースがでているのは、喜ばしい。
マルチナの名前が、往年の名選手マルチナ・ナブラチロアにあやかって付けられたというのは有名な話だが、サインをみると、「マルチナ」の部分の方が名字に比べてややしっかりと書かれている。
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マイケル・ジョーダン バット

マイケル・ジョーダンのコレクティブルは、以前、彼がシカゴ・ブルス時代に最後のショットを放った場所の床の板「ファイナル・フロア」を紹介したが、今度は、彼がブルズを辞め、野球に挑戦した時のコレクティブルである。少年時代からの夢ということで、野球に転向した彼は、結局大リーグにいくことは出来ず、マイナーリーグでプレーした。このコレクティブルは、その時彼が使ったバットである。NBAのスーパースターも、野球のユニホームを着て野球のヘルメットをかぶると、いかにもマイナーの野球選手という感じに見えるから不思議である。
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XENA

アメリカのギリシャ神話に基づく「XENA]というテレビドラマに出演している俳優2人のダブル・サイン。アフロデーテ役のアレキサンダー・タイディングスとキューピット役のカール・アーバンの2人である。私はこのドラマを見たことがないし、2人の俳優のことも知らないので、このサインがどのくらい人気があるのかも判らない。但し、アメリカではちょうど「24」と同じ「シーズン6」まで続いているということなので、それなりに人気があるのだろう。アメリカでの人気が日本にも飛び火すれば、このサインの人気も上がるかもしれない。
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鹿男あをによし 万城目学

前作の「鴨川ホルモー」と同様、最初の数ページで、たちまち独特の世界に引きずり込まれてしまった。準主役の女子高生が「マイシカ」と言い出したあたりからエンジンがかかり始め、主人公が鹿に初めて話しかけられるあたりで、もう最高速度に達し、そのまま最後まで一気、という感じだろうか。相変わらず荒唐無稽な筋なのだが、ユーモア感覚と、奈良を舞台とした雰囲気がたまらなく良い。(「鹿男あをによし」万城目学、幻冬舎)
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ドン・シェリー

ドン・シェリーと言っても、NHLファンでなければほとんど判らないと思うが、彼は、NHLの名物解説者だ。彼が、どのようなアイスホッケーの選手だったのかどうか、そもそもどのような経歴なのかもよく判らないが、とにかくその世界ではかなりの有名人だ。アメリカのビデオ屋に行くと、彼の「アイスホッケー教室」のようなものが置いてあったりする。アメリカの場合、スポーツ関係の名コーチとか名物アナウンサーとかが彼のその競技での現役時代の記録などに関わらずリスペクトの対象となっていることがよくあるが、そうした人たちのサインもそれなりに人気がある。
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ウォーレン・スパン

大リーグで歴代6位の363勝の名投手ウォーレン・スパーン投手のサイン。あまり日本では知られていないようだが、この363勝は、左腕投手としては大リーグ史上1位。また、投手として生涯最多本塁打記録(被本塁打ではない)を持っているとか。2003年に死去しているので、このサインは最晩年に書かれたもの。力の抜けた枯れた味わいのあるサインである。
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サミー・ソーサ

マグワイアとホームラン競争を演じて名をあげたソーサのサイン。その後、規定違反のバットを使用していたことが発覚し、野球人生にミソを付けてしまった。このサインをよく見ていただくと、サインの左下に薄茶色の部分があるが、これは、ソーサが試合で使用したバットの一部が埋め込まれているものである。もちろん問題になった違法バットではないが、ソーサ選手のファンには申し訳ないし、やや不謹慎ではあるが、ソーサ選手が後々かのバット問題で語られるようになった場合、ちょっとした話のタネになるかもしれないサインである。
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スコーレ NO.4 宮下奈都

本書の素晴らしさをうまく表現する言葉がなかなかみつからない。強いて言えば、あるがままの自分を肯定していく主人公の成長の記録なのだが、本書を読んでいると、そうした内容よりもそれを読んでいること自体が他では得難い経験だと思えてくるほど素晴らしい。この作者は、本当にただ者ではない。真面目に深く物事を考える自分、時には自分自身でも説明出来ない自分、両方の自分を冷静にかつ暖かくみつめる自分、これらが実に自然にしかも生き生きと描かれている。主人公の心の動きを正確に表現する言葉を紡ぎ出す文章力も素晴らしいし、その感情の必ずしも論理的でない部分までも全体として納得できると思わせる構成力、全てがただ者でないことを感じさせる。(「スコーレNO.4」宮下奈都、光文社)
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フィル・ミケルソン

左打ちのゴルファーとしては、最強と言われるフィル・ミケルソン。なかなかメジャー大会で優勝出来ずにいた頃の印象が強い。タイガー・ウッズと同時代であることで最も損をしているプレーヤーという感じだが、それでも2004年、2006年とマスターズを2回制覇するなどで、ようやく主役として光を放ってきているのは同慶の至りである。サインは素直な感じがする筆致で、人柄も素直そうな気がする。このサインは、既に何回か紹介しているが、その選手の最初の年のカードである「ルーキー・カード」と呼ばれるものに初めからサインがしてあるものである。こうしたカードは、ルーキー・カードのコレクター、サインカードのコレクター双方からの需要があるため、人気が出やすい。
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リー・メリウェザー

このサインは、大昔にNHKで放映されていた「タイム・トンネル」の出演した女優、リー・メリウェザーのサインである。といっても、知っている人は少ないだろうし、昔の俳優の顔は区別がつきにくく、この女優の顔も見たことがあるようなないようなという感じである。但し、実はこのリー・メリウェザーという女優は、1966年に制作された映画「バットマン」のなかで、キャット・ウーマンに扮していた女優なのである。そう聞いても「ああそうだ」ということにはならないが、その後「キャットウーマン」を主人公にした映画が製作されたりしたせいで、「キャットウーマン」のキャラクターが注目されることなったので、多分この「初代キャットウーマン」のサインなども少しは人気があがったのではないかと思う。
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バル・キルマー

よく見る顔のような気もするがはっきりとは覚えていないハリウッド俳優、バル・キルマーのサインである。彼の出演作品のリストを見ると、数多くの作品に出演していることが判るが、そのなかで誰でも知っている有名な作品はトム・クルーズ主演の「トップ・ガン」くらいだ。彼の名前も、日本などではさほど認知されているとは言い難い。サインの出来は、名字のイニシャルを書いて横棒を引き、名前のイニシャルを書いて横棒を引く、ということで、とても判りやすい「手抜き」のサインである。コレクターとしては、何か馬鹿にされたようで気分が悪い。横棒を引くくらいなら何も書かないで欲しい。
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シャーロック・ホームズと賢者の石 五十嵐貴久

シャーロックホームズの登場する短編集だが、いずれの話もクセ球だ。事件らしい事件が起こらないまま終わってしまう話もあれば、終盤まで何故これがホームズ物なのか判らない話もある。それでいて、何となく雰囲気があって面白い。ホームズものを読むと、天才肌のホームズと上手に付き合っているワトソンという人はどんな人なのだろうと思うものだが、そのあたりの素朴な疑問を上手に料理しているという印象がする。ミステリーとしても、最後に掲載されている「英国公使館の謎」などは一級品の出来栄えだ。(「シャーロック・ホームズと賢者の石」五十嵐貴久、)
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ジェニー・フィンチ

日本ではあまり馴染みがないが、アメリカの女子ソフトボールのエース投手、ジェニー・フィンチ選手のサインである。アメリカでは相当な人気らしい。先日このブログで紹介した「ベースボールの夢」という本を読むと、アメリカにおいて「野球」とは、「フェア」「団結」「男らしさ」の象徴ということであり、アメリカにおいては、どうやら野球には、女性の入り込む余地がないらしい。すごく似ているが違う種目というと、「硬式テニスと軟式テニス」「野球とソフトボール」などがあげられるが、非常に似ているが男女で棲み分けられているスポーツという意味では、ソフトボールというのは珍しい競技なのではないかと思ってしまう。それ以外のスポーツは、男女別々であっても「ルールは同じ」というのが大半だ。そうした状況のなかでの「ソフトボールのスター選手」という位置づけはかなり複雑な気がする。彼女のファンの性別や年齢などを知りたいものだ。
 サインは、丁寧なサインである一方、丸さの中にも元気さが垣間見えるような、とても良いサインである。またこのサインの面白いところは、名前以外に書かれている「USA」の文字と「#「27」という数字である。サインの後に「USA」と書き添えているところからは、ナショナルチームの一員であることの誇りが垣間見える。
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ウィル・ケンプ ウルフマン

映画「ヴァン・ヘルシング」で狼男の役を演じていたウィル・ケンプのサインである。有名なバレー・ダンサーで、「ヴァン・ヘルシング」が映画のデビュー作ということらしい。映画は2回見たが、その中で特に目立っていたという記憶はない。サインは、ごく平均的なサインだが、良く見ると、文字の下の部分が、定規をあてたようにきれいに一直線になっていることに驚かされる。平凡なようで、実は非常に強い集中力を持って書かれているような気がする。もしかしたら、人の見えないところで努力するタイプかもしれない。個性を強く押し出したインパクトのあるサインも良いが、こうした穏やかでさりげない中に個性がきらりと光るサインというのも実に楽しい。
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ブラック・ペアン1988 海堂尊

昨晩、楽しみにしていたテレビドラマ「医龍・part2」がいよいよ始まった。少し話を詰め込みすぎという感じだし、外資系の投資会社の女性がひき逃げに遭うというのはどう考えても余分な気がしたが、手術シーンのスピード感や緊張感は前作通りで、これからの展開が楽しみだ。ところで、おとといから読み始め、「医龍」のCMの時間にも寸暇を惜しんで読み、ドラマを見み終わってから残りを読んだのが本書。「チームバチスタの栄光」以来、とにかく本屋で新作を見つけたら無条件で買ってしまう作者の1冊。偶然のタイミングなのだが、映像で見た「医龍」と本書の内容がダブって、少し混乱してしまった。本書の奥付の作者紹介欄をみると、「現在も勤務医」とあり、作家業に専念しているわけではないようだが、読者としては嬉しいことに新刊がでるスピードが快調だ。しかも、いずれの本も本当に面白い。作者の作品の根底にあるのは、現代医療の現場で実際の医師にしか判らない問題点に対する訴求力の強さだと思う。単なるエンターテイメントでもなく、告発のためのノンフィクションでもなく、そのバランスが絶妙だと思う。今回のお話は、題名の通り1988年が舞台になっている。嬉しいことに、毎度おなじみの藤原看護師が婦長として、高階病院長が講師として登場する。さらに、田口医師までもが医学生としてほんの脇役として現れ、田口らしさ全開のコメントを残して退場する。こうした工夫は、作者としては大した工夫も要らずにできることだと思うが、読者としては、作者から他の作品も読んでくれていることへのプレゼントのような気がしてちょっと嬉しい。(「ブラック・ペアン1988」海堂尊、講談社)
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