書評、その他
Future Watch 書評、その他
マルチナ・ヒンギス サイン テニス
マルチナの名前が、往年の名選手マルチナ・ナブラチロアにあやかって付けられたというのは有名な話だが、サインをみると、「マルチナ」の部分の方が名字に比べてややしっかりと書かれている。
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マイケル・ジョーダン バット
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XENA
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鹿男あをによし 万城目学
前作の「鴨川ホルモー」と同様、最初の数ページで、たちまち独特の世界に引きずり込まれてしまった。準主役の女子高生が「マイシカ」と言い出したあたりからエンジンがかかり始め、主人公が鹿に初めて話しかけられるあたりで、もう最高速度に達し、そのまま最後まで一気、という感じだろうか。相変わらず荒唐無稽な筋なのだが、ユーモア感覚と、奈良を舞台とした雰囲気がたまらなく良い。(「鹿男あをによし」万城目学、幻冬舎)
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ドン・シェリー
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ウォーレン・スパン
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サミー・ソーサ
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スコーレ NO.4 宮下奈都
本書の素晴らしさをうまく表現する言葉がなかなかみつからない。強いて言えば、あるがままの自分を肯定していく主人公の成長の記録なのだが、本書を読んでいると、そうした内容よりもそれを読んでいること自体が他では得難い経験だと思えてくるほど素晴らしい。この作者は、本当にただ者ではない。真面目に深く物事を考える自分、時には自分自身でも説明出来ない自分、両方の自分を冷静にかつ暖かくみつめる自分、これらが実に自然にしかも生き生きと描かれている。主人公の心の動きを正確に表現する言葉を紡ぎ出す文章力も素晴らしいし、その感情の必ずしも論理的でない部分までも全体として納得できると思わせる構成力、全てがただ者でないことを感じさせる。(「スコーレNO.4」宮下奈都、光文社)
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フィル・ミケルソン
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リー・メリウェザー
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バル・キルマー
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シャーロック・ホームズと賢者の石 五十嵐貴久
シャーロックホームズの登場する短編集だが、いずれの話もクセ球だ。事件らしい事件が起こらないまま終わってしまう話もあれば、終盤まで何故これがホームズ物なのか判らない話もある。それでいて、何となく雰囲気があって面白い。ホームズものを読むと、天才肌のホームズと上手に付き合っているワトソンという人はどんな人なのだろうと思うものだが、そのあたりの素朴な疑問を上手に料理しているという印象がする。ミステリーとしても、最後に掲載されている「英国公使館の謎」などは一級品の出来栄えだ。(「シャーロック・ホームズと賢者の石」五十嵐貴久、)
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ジェニー・フィンチ
サインは、丁寧なサインである一方、丸さの中にも元気さが垣間見えるような、とても良いサインである。またこのサインの面白いところは、名前以外に書かれている「USA」の文字と「#「27」という数字である。サインの後に「USA」と書き添えているところからは、ナショナルチームの一員であることの誇りが垣間見える。
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ウィル・ケンプ ウルフマン
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ブラック・ペアン1988 海堂尊
昨晩、楽しみにしていたテレビドラマ「医龍・part2」がいよいよ始まった。少し話を詰め込みすぎという感じだし、外資系の投資会社の女性がひき逃げに遭うというのはどう考えても余分な気がしたが、手術シーンのスピード感や緊張感は前作通りで、これからの展開が楽しみだ。ところで、おとといから読み始め、「医龍」のCMの時間にも寸暇を惜しんで読み、ドラマを見み終わってから残りを読んだのが本書。「チームバチスタの栄光」以来、とにかく本屋で新作を見つけたら無条件で買ってしまう作者の1冊。偶然のタイミングなのだが、映像で見た「医龍」と本書の内容がダブって、少し混乱してしまった。本書の奥付の作者紹介欄をみると、「現在も勤務医」とあり、作家業に専念しているわけではないようだが、読者としては嬉しいことに新刊がでるスピードが快調だ。しかも、いずれの本も本当に面白い。作者の作品の根底にあるのは、現代医療の現場で実際の医師にしか判らない問題点に対する訴求力の強さだと思う。単なるエンターテイメントでもなく、告発のためのノンフィクションでもなく、そのバランスが絶妙だと思う。今回のお話は、題名の通り1988年が舞台になっている。嬉しいことに、毎度おなじみの藤原看護師が婦長として、高階病院長が講師として登場する。さらに、田口医師までもが医学生としてほんの脇役として現れ、田口らしさ全開のコメントを残して退場する。こうした工夫は、作者としては大した工夫も要らずにできることだと思うが、読者としては、作者から他の作品も読んでくれていることへのプレゼントのような気がしてちょっと嬉しい。(「ブラック・ペアン1988」海堂尊、講談社)
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