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ナディア・コマネチ サイン 女子体操

オリンピックの体操種目で世界初の10点満点を記録したコマネチのサイン。その後、社会主義国の相次ぐ崩壊という世界史の大きな流れのなかで、政治に翻弄されていったことは有名だが、こうした商業的アイテムにサインをしているということは、今は平穏に暮らしているということだと思われる。サインは非常に芯の強さを感じさせる立派な出来映えで、文句なく素晴らしい。
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プリンセス・トヨトミ 万城目学

作者の待ちに待った新作だ。待ちきれずに「エッセイ」なんかも読んだりしていたので本書の刊行は大変嬉しい。今回の舞台は大阪。京都・奈良ときたので自然の流れだろう。今回の主人公は、会計検査院に勤める3人組と、大阪の中学生2人。これまでの2作のような「古都の歴史」に裏打ちされた叙情感は少し後退しているが、会計検査院の3権からの独立性という立場をうまく使ったストーリーの面白さは前作らをしのぐように思える。大阪人のばかばかしい行動に対する暖かい目は関西人ならではのものだ。なぜ大阪人は荒唐無稽な話を信じることができるのかというあたりで、大阪国民であることの2つ目の条件が明らかになるところは、思わずほろりとしてしまう。読んでいて大阪の女子はどういう立場になるのかと少し心配していたら。そのあたりもちゃんと心配りがされている。(「プリンセス・トヨトミ」万城目学、文藝春秋)
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ジェイク・ピービー サイン MLB

大リーグ、サンディエゴ・パドレスのエース、ジェイク・ピービーのサイン。2002年のデビューで、2003年以降6年連続で10勝以上、通算86勝という好成績をあげている。彼の名前がブレイクしたのは2007年で、その年は、オールスターに選出されたのを皮切りに、最多勝19勝、最多奪三振240、最高防御率2.54で投手のタイトル三冠王、サイ・ヤング賞受賞と大活躍した。制球の良さが売り物で、「グレック・マダック2世」というあだ名が付けられている。2006年の日本が優勝した時のワールド・ベースボール・クラシックでは、米国代表として日本戦に先発したが、イチローに先頭打者ホームランを打たれた。
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ボックス! 百田尚樹 

昨年からやや流行の感がある「スポーツ小説」の1つで、ボクシングを目指す高校生のお話だ。これまで漫然とみてたボクシングの様々な知識・理論が満載で、それだけでも何だか読んだ価値があったと思わせるし、これからボクシングを見る眼がずいぶん変わるように思う。モハメド・アリ、マイク・タイソン、輪島公一など知っているボクサーは多いが、そうした選手がここに書かれたような基準を念頭に戦っていたのかと思うと驚きを禁じ得ない。目次をみると最後の章が「惨劇」となっているので、どうなるのだろうかと最後までハラハラさせられるが、10年後のエピソードで締めくくられる最後の終わり方は実に爽やかで良い。(「ボックス!」百田尚樹、太田出版)
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ゲーリー・ホール サイン 水泳金メダル

アメリカの水泳選手、ゲーリー・ホール選手のサイン。アトランタ・シドニー・アテネと3大会連続でオリンピックに出場し、金5個、銀3個、銅2個、合計10個のメダルを獲得した名選手である。自由形短距離のスペシャリストで、獲得したメダルはすべて自由形50mか100mを泳いでのものである。父親、母方の叔父もオリンピックアメリカ代表、国内チャンピョンという水泳一家の出身らしい。
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ダン・オブライエン サイン 十種競技金メダル

1990年代最高のアスリートと言われるダン・オブライエンのサイン。世界陸上3連覇、アトランタ・オリンピックの金メダリストという輝かしい成績だ。10種競技というのは、日本ではあまり馴染みがないが、ギリシャアテネの古代オリンピックからの伝統ある競技で、欧米では「キング・オブ・アスリート」と言われる人気の高い競技だと聞いたことがある。その10種競技の選手の中でも、このダン・オブライエンは特に有名な選手だ。
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ダルビッシュ 記念カード 野球

WBCでのV2は良かった。ここで紹介するカードは、日本野球界のエース、ダルビッシュ選手のカードである。WBCでは少しハラハラしたが、試合を面白くしてくれたし、しかも最後にピシッと決めてくれた。何点か点を取られたけれど、アウトはほとんど三振だったように思う。
 このカードは、サインカード、ユニフォーム付き、ルーキーカードといったコレクティブルではないが、現時点で彼に関してはこれしか入手していないのでこれを紹介しておくことにする。彼のサインカードが製作されているかどうかも現時点では未確認である。WBCを観ていて、やはり彼には世界の舞台で活躍して欲しいと思った。そうすればこうした彼のグッズの人気も急騰するであろう。将来大リーグにいくことになり、松坂選手のように活躍することができれば、それ以前のグッズについても注目が集まることになる。本品はそうした期待を持ちながら手元に置いておくという感じだ。
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ステファニー・デュボア サイン テニス

カナダ出身のプロテニス・プレーヤー、ステファニー・デュボアのサイン。世界ランキング100位前後の若手で、昨年あたりからようやく4大大会の本戦出場というレベルの選手だが、意外に人気があるらしい。ローカルなトーナメントでの優勝は何度かあるようだが、トップレベルのツアー優勝はまだないようである。
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トミー・ハース ウェア テニス

ドイツ出身のプロテニス・プレーヤー、トミー・ハースのウェアをあしらったコレクティブルである。ドイツのテニス界では、シュティフィ・グラフ、ボリス・ベッカーといった名選手を輩出しているが、1999年に両選手が引退を表明し、その後に続く選手としてきたいを集めたのが、ハース選手だった。シングルのランキングで2位まで登りつめ、優勝も11回と立派な成績をあげているが、ベッカー選手やグラフ選手と比較する物足りない感じがする。そういう意味ではやや可哀想な選手だ。彼もすでに30歳、次の世代の期待される選手も何人かでてきているが、彼にはもう一花咲かせて欲しい気がする。
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MM8 山本弘 

時々日本列島を襲う怪物を退治することを専門とする「気象庁特異生物対策班(気特対)」の活躍を描いたSF。非常に軽いノリで読めるし、「気特対」のメンバーが、予算とかマスコミへの対応等を気にするという公務員としてのお約束事をしっかり守りながら、市民のために奮闘・活動するさまが何ともいじらしくて面白い。但しこうした「気特対」日々の活動を面白おかしく描いただけの本かと思ったら大間違いで、途中から不思議な秘密組織の存在が明らかになり、「何故日本列島が怪獣に襲われるのか」「秘密組織の目的は何か」等の謎が見事なSF的な説明で明らかにされる。とにかく軽く読めてしまうので、何かの賞をとるようなことはないだろうが、本書はSFとして相当の傑作だと思う。これまで考えたこともなかったが「怪獣」と「妖怪」の違いのくだりなども結構笑えた。作者の本は初めて読んだが、次は傑作との評判の高い「アイの物語」を読むことにしよう。(「MM8」山本弘、東京創元社)
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9月が永遠に続けば 沼田まほかる

新潮社主催の「サスペンスホラー大賞」という賞の第5回受賞作とのことで、文庫化された際に書かれた書評でも高い評価だった野で読んでみたが、明らかにホラー小説ではないし、サスペンス小説として傑出している訳でもないように思える。失踪した息子を探す母親である主人公の行動も何か不自然な気がする。ただ文章のスタイルと人物の造形は新人離れしている。内容的には、息子が急に失踪し同じ日に愛人が電車に轢かれて死亡するという謎から始まるのだが、中盤に主人公の元配偶者の後妻が登場するとどうも異様な話になっていく。通俗小説一歩手前の内容だが、後妻や主人公を助ける近所のおじさんなどの人物の造形が面白い。(「9月が永遠に続けば」沼田まほかる、新潮文庫)
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カレン・スタップルス サイン ゴルフ

イングランド出身の女子プロゴルファー、カレン・スタップルズのサイン。これまでのツアー優勝は2回だが、そのうちの1回が2004年の全英OPEN優勝というややラッキーな選手である。しばらく出産・育児のために休養していたが、昨年度また活動を開始し、そこそこの成績をあげている。昨年10月の米国女子ツアー、グランド・チャイナ航空LPGAでは途中まで単独トップだったが、最終的には4位でフィニッシュ。2008年の賞金ランキングは23位となっている。イギリスでは結構人気のある選手のようだ。
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テンペスト 池上永一

昨年中から評判が高かった本書をようやく読むことができた。作者の本を読了したのは初めてだ。「レキオス」「シャングリ・ラ」はともに手元にあるがまだ読んでいない。「レキオス」は数ページ読んだところでなぜかやめてしまった。「シャングリ・ラ」はまだ一度も目を通していない。
 本書では、列強のアジア進出、日本の明治維新といった周辺の情勢に大きな影響を受けながら海洋王国としての誇りを守ろうとした琉球王朝の最後が、虚実織り交ぜて語られる。琉球王国への哀惜の情がしみ出してくるような話だ。主人公たちの青春群像のようにも思える。琉球が好きで、それに誇りを持っている人でなければ書けない本だと思う。明治維新の時に何が日本で起きたのかをいろいろ考えさせられることがあるが、本書を読んでいると、琉球王国が沖縄県に変わったときに今まで私の知らなかった大きな事件がいろいろあったのだろうなぁということで、そのあたりの歴史も知りたくなる。ストーリーの面白さ、しっかりと構築された独特の世界、いずれもずば抜けている。これから「シャングリ・ラ」「レキオス」と作者の本を読んでいけるのが楽しみになった。(「テンペスト」池上永一、角川書店)
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宮里藍 ×RC ゴルフ

今年も宮里藍の米ツアーがスタートし、初優勝に向けて好発進をしたようである。宮里藍のカードはすでに1度紹介しており、その際彼女の正式なルーキーカードはまだ製造されていないと書いた。その状況は今でも変わっておらず、入手できるのは、正式なものでないマイナーな製造業者による記念カードの類ばかりである。ここで紹介する本カードもそうしたものの1枚なのだが、製造枚数が世界で50枚というレアなものなので紹介することにした。デザイン、紙質など落ち着いた雰囲気でなかなか良いもののような気がする。ゴルフ関連のコレクティブルが製造されなくなって4~5年が経過しており、コレクターのフラストレーションもかなり高まっているはずだ。それまで断続的にしか製造されていなかったゴルフ関連のコレクティブルが90年代に入って毎年いろいろ製造されるようになったのは、やはりタイガーウッズの出現で製造業者が今なら売れると判断したからである。宮里選手や期待の石川遼選手が大活躍してくれると、業者のゴルフ関連のコレクティブルの製造意欲も高まるだろう。コレクターとしては、そういう意味からも宮里選手、石川選手の世界での活躍を期待しているのだ。
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アンドレ・ベルト サイン ボクシング

WBC世界ウェルター級チャンピオン、アンドレ・ベルトのサイン。24戦24勝19KOという無敗の王者である。私は彼のファイトを観たことがないが、観た人の談では、圧倒的な強さとスタミナを持った非常に強いチャンピオンであり、現在最も将来を嘱望されているボクサーとのことである。
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