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王室と不敬罪 岩佐淳士

2018年12月26日 | 読んだ本

順調な経済成長、微笑みの国、温和な国民、国民から慕われる国王というタイのイメージを一変させる内容。日本やイギリスと同じ「立憲君主制」であり、皇室や王室に対するタブーが存在することも一緒だが、社会の安定性や自由さが日本と随分違うことに驚かされる。その違いの原因は、おそらく「不敬罪」という法律の存在と国王が国軍の長という実権を握っていることの2点だと思われる。プミポン国王亡き後のタイの行く末が案じられると同時に、日本の皇室のあり方を考える上でも示唆に富む一冊だ。(「王室と不敬罪」 岩佐淳士、文春新書)



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日本に不敬罪は事実上もう存在する (芋田治虫)
2019-09-09 13:47:02
https://youtu.be/Xwjg9jGcOuw
https://youtu.be/0-PHAszxmlY
https://youtu.be/ELn_hUc-WTg
https://youtu.be/ZusoeiK51hw
「ムッソリーニ万歳」
こういっただけで逮捕される国があったら、その国末期。
どういう体制で、どういう政策をしようが、その国の終わりは近い。
枢軸国のどの国よりもひどい。
事実上の不敬罪が、既に存在する我が国に無関係の話ではない。
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