goo

おれは非情勤 東野圭吾

小学校を舞台にしたミステリー連作集。著者がブレイクする前の玉石混交だった時代の作品だが、読んでみると、やはり話の展開が上手だなぁという印象が強いし、謎の部分も少年少女向けの作品にも関わらず大変面白い。巻末の解説を読んで驚いたのが。本作が「小学校5年生」「小学校6年生」という月刊誌に連載された作品だったということだ。第1作目では、突然の殺人事件だし、小学校のクラスにはびこる野球賭博の話だったりで、連載当時、保護者から苦情があったということだが十分頷ける話だ。解説には書いていないが、読者である小学生の評判はどうだったのだろうか、そのあたりが知りたい気がする。(「おれは非情勤」 東野圭吾、集英社文庫)

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 生命と記憶の... 特捜部Q~檻... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (神崎和幸)
2013-06-27 18:04:42
こんにちは。

自分も「おれは非情勤」読みましたよ。
展開が上手で面白いですよね。
わかります。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。