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ジュリア・ウィンター サイン ベルーカ チヨコレート工場

映画「チャーリーとチョコレート工場」でベルーカ・ソルト役を演じたジュリア・ウィンターのサイン。大金持ちのわがまま娘をに演じている。プロフィールをみると趣味は乗馬・ゴルフ・テニスとなっており、本当に実生活でもお嬢様なのかもしれないが、どちらかというと役柄にあわせて趣味を後から考えたようにも思える。俳優学校にも通っているらしく、口を横に引っ張る笑い方などは「ハリウッド」女優独特のの笑い方そのものである。サインは、真面目で丁重、大変サインらしい貫禄のあるサインである。子役ながら俳優としてやっていこうという首尾一貫した姿勢が感じられる。
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フレディ・ハイモア サイン チャーリー チョコレート工場 

映画「チャーリーとチョコレート工場」のチャーリー役を演じたフレディ・ハイモアのサイン。デビュー作でジョニー・ディップと共演し、彼に演技力が評価され、その縁で「チョコレート工場」の主役に抜擢されたという。その後も「黄金の羅針盤」などの映画やTVのバラエティ等に数多く出演している売れっ子俳優である。今年公開予定のハリウッド版「鉄腕アトム」のアトム役も予定されている。極めて順調なキャリアだが、本人はずっと俳優を続けるつもりはないらしい。サインは、少しちまちました感じだが、変に気取っていないところが良い。製作枚数が60枚程度と極めて少ない大変貴重な1枚である。
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廃墟建築士 三崎亜記

作者の作品の多くにはある共通した手法が使われている。日常的な決まり事や社会のシステムの根幹部分の一部を非常識なものに変え、そこから淡々と静かに話を進めるという手法だ。最初の出発点がずれているのでそこから構築される世界は何とも奇妙で非現実的なのだが、話を進める論理に乱れがないので、できあがった世界もどこかにありそうな世界になる。ホラーとも違う得体の知れない不気味さとか不安が漂う世界だ。本書に収められた4編でも、広い意味での「建物」というものにスポットを当てて上記の作業が行われ、我々の常識を揺さぶる。4編のなかでは特に「図書館」が印象的だ。「図書館の野生をコントロールする」ことを職業とする女性の話だが、そのヒロインは以前の作品で「架空の動物を人々の心に見せる」ことを職業する女性として登場していた。こうした形で続編なり連作に出会えて、なんだか妙に嬉しい感じがした。作品のなかに「地方の衰退」という社会問題が取り入れられていてそれも妙に面白い。「七階闘争」という作品は、なぜか建物の7階で不幸な出来事が続き、不安になった住民から「7階を撤去せよ」という運動が立ち上がり…という話だが、「7階を撤去しても8階が新たな7階になるだけではないか」というまっとうな意見が封殺されてしまうところなどもおかしくて好きだ。「作者の作品ではまだ「鼓笛隊の襲来」を読んでいない。次の作品が出ないうちに読んでおかなければと思う。「(「廃墟建築士」三崎亜記、集英社)
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ロードオブザリング スケッチ ⑦ GRANT GOULD

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の登場人物を描いたGRANT GOULDのスケッチカード。描かれたキャラクターは「闇の軍」の誰かで、おそらく「ナズグル」だと思うが、正確には良く判らない。これもカラーではあるが、敵側のキャラクターなので人気は薄い。また同じ図案で色違いのものも良く見かけることから、同じ図案のものがかなり大量に製作されたように思われる。
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ロードオブザリング スケッチ ⑥ HODGES

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の敵役(たぶんオーク)を描いたHODGESのスケッチカード。スケッチカードの人気は、作者の有名さ、製作枚数などの希少性、スケッチの緻密さ、使用色の多さ、描かれたキャラクタ-の人気度など多くの要素が影響して決まるものだが、本作はカラーである点を除くとほとんど全ての点において人気の要素がない。特に、ロード・オブ・ザ・リングのスケッチカードの場合、描かれたキャラクターが「仲間」か「敵」が人気を決める一番大きな要素になっているようである。そしてこの作品で一番いけないのが「構図」の悪さである。左半分だけしか描かれておらず、どうしても完結した1枚の作品と思えないのである。このように客観的にはあまり魅力のない作品だが、コレクションをしているとこうした作品にも一定の愛着が沸いてくる。そうなると、今度は、白の使い方の巧みさとか、筆使いのダイナミックさなどの良い点も見えてきて、無事コレクションに収まるのである。
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墨攻 酒見賢一 

作者の作品を読むのは「後宮小説」「聖母の部隊」に次いで3冊目。先の2冊は全然タイプは違うがいずれも心に残る名作だった。本作も150ページにも満たない文庫本だが小説における「虚実皮膜」の醍醐味を十分に味わえる作品だった。「墨子」という人物あるいはその思想については全く予備知識が無く、どこまでが史実でどこまでが創作なのか正確には判らないが、作者の他の作品から類推して、思った以上に「創作部分」が多いのではないかという感じがした。そもそも題名の「墨攻」も成語の「墨守」をもじった作者の造語である。そうしたどこまでが史実なのかを見つけようとする読者を相手に、その虚と実の境界を感じさせないのが作者の技量なのだと思う。最近歴史小説をいくつか読んでみて、歴史小説というのは「面白い題材を見つけてくる」ことがまず重要な要素だと思うことが多い。本書にもそれはいえるのだが、本書の場合はそれはとっかかりだけのような気がする。虚と実の境界が判らないので、史実であったかどうかを追いかけても楽しめないことがすぐに判るからだ。あとから解説などを読んで、ここまで史実だったんだと変に感心してしまった。
 なおこの作品はマンガや日中韓合作映画になっており、いずれも処方面で高い評価も受けているらしい。両方とも見たことはないが、話としての面白さや「墨子」という謎の多い題材が、さまざまなジャンルの人々の創作意欲を掻き立てるのかもしれない。本書読了で、寡作の作者の主要作品の未読作品としては「陋巷に在り」が残った形だ。全13巻という大物だけに、個人的にはこれをいつ読むかが結構悩ましいところである。(「墨攻」酒見賢一、新潮文庫)
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ロードオブザリング スケッチ ⑤ VECCHIA

映画「ロードオブザリング最終章~王の帰還」に登場した死者の軍隊の親分(名前は不明)を描いたVECCHIAのスケッチカード。筆致数は少なくあまり精緻なスケッチではないが、良く特徴を捉えているのと、白い絵の具でアクセントをつけているのが良く効いている。スケッチに白い絵の具を重ねる手法は、鉛筆だけのものよりも若干豪華にみえることもあり、スケッチカードでは良く見られる手法だ。
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モダンタイムス 伊坂幸太郎

彼の本は「鴨とアヒルのコインロッカー」以来、新刊を追いかけつつ、昔の作品も少しずつ手を出すという具合でずっと読み続けている。特にファンという訳でもなく、本屋さんで新刊を見つけてもすぐに購入したりもしないのだが、しばらくすると「大変面白い」という評判が立つので、つい購入してしまうという感じでずっときている。読めば確かにストーリーとして面白いし読ませる。ただ、個人的には「次の新刊が待ち遠しい」というのではなく、何故かいつの間にか知らない題名の作品が本屋さんに並んでいるのを見つけるという感じだ。1つ読み終わった後にもっと別の作品を読みたいと思うのをファンだとすれば、あまり熱心なファンでないことは確かだ。さて本書は、ある男が拷問を受けようとしているところから始まる。その舞台だが、現在の日本のようでいて、どこか変な感じがする。読み進めていくと、設定は今から100年後くらい未来の話らしいことが判ってくる。ただし、現在と全く変わらないサラリーマンの日常などが描写され、100年後の日本なのに人間の行動パターンや心理など全然変わっていない。100年後も今起きつつある問題は全然解決していませんよ、生活もそんなに進歩なんかしていませんよ、と言っているようで面白い。それから、先週の作家村上春樹のエルサレム賞授賞式でのスピーチの断片をニュースでみたが、そのなかで語られた「社会のシステムに押しつぶされそうな個人」というイメージは、まさに本書の主要テーマである。世の中の精神的な現状を敏感に捉え、それを表現することに長けた2人の作家が、全然別の形ではあるが同じようなメッセージを発している点には深く考えさせられた(「モダンタイムス」伊坂幸太郎、講談社)
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アデュール・ティシュラー サイン モーリー HEROS

TVドラマ「HEROES」にモーリー・ウォーカー役で出演しているアデュール・ティシュラーのサイン。現在12歳だが、「チャームド」「クリミナル・マインド」「グレース・アナトミー」といったTVドラマに数多く出演している。「HEROES」で人気が高まったようだが、それ以前の出演もそこそこあるので、もともと人気のあった子役だったのだろう。但し、配役としては、ある人物の「子供時代」という役柄で1回だけの出演というパターンが多いようだ。
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ロードオブザリング スケッチ ④ WATERHOUSE

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のサルマンを描いたWATERHOUSEのスケッチカード。この画家も、BRIAN ROODと同様、鉛筆の柔らかいタッチで良くモデルの特徴を捉えているように思われる。署名がなければ、雰囲気として同じ作者といっても通用するようにさえ感じる。
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ロードオブザリング スケッチ ③ BRIAN ROOD

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の登場人物ギリムを描いたBRIAN ROODのスケッチカード。彼のスケッチは、緻密で柔らかいタッチが特徴だが、キャラクターの特徴はかなり良く捕まえているように思う。そのあたりに丁寧な仕事が感じられる良い作品である。
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ロードオブザリング スケッチ ② HODGKINS

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムを描いたHODGKINSのスケッチカード。彼の作品は、かなりデフォルメされたラフなタッチのものが多いが、何となく独特の雰囲気があって面白い。これも、かなりデフォルメされたマンガ調の作品だが、ゴラムというキャラクターの特徴を良く捉えているように思われる。彼の作品もかなりの数量が出回っている。
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ロードオブザリング スケッチ ① MANDRAKE

スターウォーズのスケッチ・カードを紹介したので、次は映画「ロードオブザリング」のスケッチ・カードのコレクションからいくつかを紹介していきたい。まずはMANDRAKEによるスケッチ・カード。題材は、オーランド・ブルーム(2007年8月24日にサインを紹介)演じるレゴラスである。スケッチとしての丁寧さは普通レベル、ブルームの特徴をうまく捉えているかという点ではよく似ているという感じがしないので、こちらも普通レベルくらいの出来映えだ。ただ、よどみなくさっと描いた筆運びはいかにもプロの感じがする。もっと細密に描かれていて特徴も良く捉えているのがやはり好ましいが、人気の高い俳優なのでなかなかお目にかかることができない。
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ティッピ・ヘドレン 衣装 ハリウッド

往年の名女優ティッピ・ヘドレンの衣装をあしらったコレクティブル。彼女の代表作は何と言っても1963年アルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」でのメラニー役だ。アカデミー賞の受賞歴はないが、同作品でゴールデングローブ賞を獲得している。その後もヒッチコック監督の作品をはじめ70以上の映画やドラマに出演している。最近でも「CSI」「4400」といったTVドラマにも時々顔をだしているようだ。2003年には、ハリウッドの「Walk of Fame」に選出された。
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K3PO サイン スターウォーズ

スターウォーズに登場するロボット「K3PO」を演じたクリス・パーソンズのサイン。スターウォーズに登場するロボットのうち「R2D2」の方は、2007年12月25日に紹介済みなので、これで有名なロボット2つのサインが揃ったことになり、コレクターとしては大変嬉しい。このサインは、使われている写真も全体の青の色調もなかなか良い。
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