子どもの頃に誘拐された経験を持つ少女が中学生になってまた誘拐事件の被害者になる。この何とも不思議な事件の顛末が、様々な人物の視点から描かれていく本書。行き着く真相の意外さはかなり衝撃的だが、本作の真骨頂はその意外性ではなく、そこに至る登場人物がそれぞれの夢を追いかけながらそれに縛られていってしまうという心の内だ。ミステリーを書いてブレークする以前に純文学を書いていたという作者ならではの一冊という気がした。(「いつかの人質」 芦沢央、角川文庫)
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読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。